【2003年5月】

5月25日(日)  ロッカーズ
ロッカーズってカッコよかったな。
昔のビデオを見るとそう思う。陣内が特に。
バンドやっていて役者に挑戦した人の中で一番成功した人ではないっすかね。
あの頃だと、石橋凌とかうじきつよしとかいたけどね、今ひとつだった。

とにかく、ステージで一番目立つし、オーラがあるもんね。

5月24日(土)  ムリしてバカになった
プラスティックツリーというバンドだと思うが、FMで新曲が紹介されていた。
歌詞がおかしくて、ぷっぷぅ、って感じだった。
♪中学まではまともだったのに♪
♪無理してばかになった♪

ウチの兄貴だ、
中学の同級生の中島だ、小野田だ、秀島だ、

思い当たる人間は全部、バンドをやっていた。

ムリしてバカになるヤツとかって、かわいい、善良な人だと思う。彼ら、そんなにバカではなくて、損してることはわかっているんだもの。

5月16日(金)  t.A.T.u
t.A.T.uが日本でも売れているとは面白い現象だ。
音的には80年代、ビジュアルはジャパニメ。
「気まぐれオレンジロード」のアニメの好きなアメリカ男性(当時21歳)は日本への留学目的を「アニメをみて日本が好きになった」などといっていたなあ。彼は詰襟の学生服をなんちゃくか古着屋で買っていった。
検討違いの回想ですかね、ケヴィンって言います、そのこ。表向きは「日本の流通について」調べに来たって言っていました。ゼミが一緒だったんだけど、私はそのころ「パッケージデザインの研究」なってことをしていた。なんだったんだ、あのゼミは。
t.A.T.uにもどって、意外に長続きするのではないでしょうか。色物みたいだけど、FMですごくかかりまくっているようなので、こういうのはなかなか消えません。

5月14日(水) / 北朝鮮に制裁を  (^o^) まあまあ
なんとなく横田めぐみさんのドラマを見てしまった。
ホント、会えない子を思うお母さんの姿というのは可哀想で、それをわりとうまく竹下景子がやっていた。本物とそう違わないかも。しかしお父さんの加藤剛は本物と段違いで、なんとも言いようがない。朗々と話す加藤剛の姿に本物の滋さんを重ねると、なんともいえない。
風間杜夫の蓮池兄も似ていたな。
しかしひどい話だ。それに立ち向かう北朝鮮拉致被害者の家族の悲壮な姿とパワーと比べて政治家と官僚のリアリティのない様子のバカらしいこと。
「こんなことされてだまってられねえ」という一言も言えない国家、政府とはなんだろうね。田村高広が「おいは日本を信じる」と言うんだけど、それに報いているのか、この国は?
ドラマの中でも北へのコメ支援に家族たちは反対するシーンがあったが、蓮池兄がどこかのテレビでこの件に関して田中真紀子のあきれた行動を証言していた。
真紀子「10万トンなんておくっちゃだめ」
家族たち「そうだ!そうだ!」
真紀子「100万トンじゃなきゃ」
家族たち「(沈黙)」
アホくさ。
愛国心なんて人に押し付けるまえに、国としての矜持を見せてみてよ、と思う。
制裁はすべきだと思うんだけど、なぜできないのか?

5月9日(金)  トロン
ちょっと前の「プロジェクトX」でtronの開発が紹介されていた。完全なオープンで無償。windowsがでてくる前にすでにGUIを実現していたこの国産OSは、アメリカの圧力により表舞台から姿を消し、携帯やカラオケの機械の中でその実力を発揮ているのだそうだ。

5月8日(木)  新若大将
世の中には知らないことは沢山ある。
なんと「新若大将」というのが作れられていたのだった。
キャプテン加山雄三でお馴染みの映画といえば「若大将」だが、その後は継がれていたのだった。「新若大将」の草刈正雄に。
青大将は田中邦衛から湯原昌幸に。
アイスホッケー部のキャプテンの正雄は、部費を稼ぐために学園祭でコンサートを企画、その時に作った歌がきっかけでレコードデビューをしてしまう。その一方で青大将(なぜか金持ち)の妨害でアイスホッケーの大事な試合に出場できなくなってしまう。坂口良子をめぐっての青大将の嫌がらせだったのだ。傷心の正雄は北海道の雪の中、牧場で働きはじめる。そこに青大将を出し抜いて北海道にただで来ることのできた良子が。それを追って青大将も。男同志の決闘かと思いきや、あっけなく青は降参。心を入れかれた青は正雄にことの真相を告白、東京での試合に正雄を送りだすのであった。そして試合は・・・(結局結末はみなかったのね、やっぱり話が大味だわ)
キャプテンと同様、まったくとんちきな話ではあるが、正雄のお姉さんに高橋恵子、お父さんにフランキー堺、それぞれコメ-ディーな恋愛をしていて、笑えた。
しかし正雄も良子も光り方が違う、今見ても。
正雄はよく物まねされていたし、良子はうちの兄貴の御贔屓で狂っていたよ。

5月7日(水)  SHOW−YA
90年くらいの「夜のヒットスタジオデラックス」を見た。
「踊るポンポコリン」など懐かしい。
最後にSHOW−YAがでてきた。
いいな、やっぱり。歌謡曲なんかやらされていたけど、このころは完全にメタルバンド風で。
難しいこと言わず、産業ロック風のメタルで割り切って、様式美で成立していたが、それだけに立ち姿は立派で、カッコいい。
しかし口がでかい、寺田恵子。