【2002年6月】

6月30日(日)  祭りの後

6月12日(水)  よお、大統領
ワールドカップって面白いね。パラグアイの驚異的な粘りにはちょっと感動。チラベルってパラグアイの人を食いそうなゴールキーパーがキャプテンなので、試合後に代表してインタビューを受けていたが、彼はいつもそうなのか「国民の皆さん、心配をおかけした」みたな大人物であるかのようなことを言っていた。解説によると、この人の人気は国民的なものらしくて、将来の大統領候補にもあげられているそうだ。サッカー選手に将来を託すのか?なんて野暮なことはこの人のプレーをみたからにしろ、ってことらしく、サッカーの組織論は国家にも通じるところを証明している。絶望的な展開でもあきらめずにチームを導いていけるカリスマ性というかオーラがすごい。それだけで説得力を感じる。スペインに感謝していたところもバランスがいいコメントだった。


6月11日(火)  龍門
「こいつら純粋すぎるほど純粋なんですよ、そこをわかってやってください」話にならない奴らの話をきかなくてはこいつらとはやっていけない、でもね、純粋なんだ、龍門節炸裂だ。企画はよくわからなかったが、ガチンコ的ワールドではこういう掴み合いや怒鳴り合いがある展開でも予定調和な結末があるので安心。最後は龍門の涙つき。
「また企画があればやってみたい」って泣いちゃう龍門も本当に純粋だ。芝居だったとして裏切られたと思わない。そういう魅力を彼には感じる。ただのはげは沢山いるけど、ああいう男になぜめぐりあえないのかしら??

6月9日(日)  ニッポン
ニッポン、W杯で初勝利。
純ちゃん、来なくていい。嫌な奴だね、こういう時に来てさ。要はテレビにでたいだけだろう、って。
私は裏でやっていたレノックス・ルイスにマイク・タイソンがK.Oされるのを見ていたのだけど、ちょうど試合が終わったのでザップしたら稲本のゴールシーンだった。だけどそれからは宮本くんが失点ゼロで抑えられるとは思っていなかったからいつ失点するかと思っいながら見ていた。なかなか失点しないので逆にイライラしてきてしまった。終了前20分はそういう意味でかなり興奮してしまいました。
結果的に歴史的な勝ち点3、ワールドカップ5戦目にして初勝利は悪くないでしょう。これで予選突破が確実らしいが、「そんなにワールドカップは甘くない、日本は予選で敗退だ。」と言っていた解説者の人の口から「いや、予想以上のできで、たいへんな成長ぶり、もっとがんばって欲しいという期待で辛口な予想をしたが、それに応えてくれてうれしい」などと言うのかな。「ロシアが弱すぎです」なんて言う奴がいたら誉めてあげるのに。まだまだ続く感動列島、どこまで?
中田英が純ちゃんに「ソーリ、感動しましたか」と言ったら「感動した」って。

6月8日(土)  SAYAKA
聖子ちゃんの娘のSAYAKAちゃんってテレビ出演したことがあるのかな。聖子と一緒になら「うたばん」だろうが「平×3」でもいけるだろうが、1人だとつらいかもね。本人よりも司会のほうが、という意味で。家族関係とか聞けないことが沢山ありそうだし、なにせ顔がでかいから、それを目立たないようにしないといけないしね。
小顔にしてからでてきてもよさそうなものを、デビュー遅らせてもね。
聖子はその辺、気がついているみたいで、「ソニーに契約金返し、女優からにすれば」とか言っているらしい。
さらに北野たけしさんは「子供がデビューすると親がそのエネルギー吸い取っちゃうから、親がでている間は子供はわりくっちゃうね」と自分の体験した感想とも思えることを言っていた。北野井子はいずこへ、そしてそのプロデューサーであったYOSHIKIは?

6月5日(水)  ごくせん
今日もごくせんは渋いつくりだ。なんたるわかりやすさ。
やんくみと3Dたちの連携もよくなって、安心して観れるドラマだ。ああ、楽しや、楽し。
中沢裕子は役者としては限界が近いな。
金子賢はいい感じだ。やっぱり役者は芝居だよな。
生瀬教頭がちょっといい人ぽっくなって、ドラマの展開に新たなパターンが見えたので今日は◎。
原作を読んでいないのだが、やんくみは元ヤンかという疑問が湧いたが、ネイティブだからそんなのは関係ないか。
来週は久々「あたし、その子の担任の先生だよ」変身がみられるので楽しみ。

6月4日(火)  スポーツ居酒屋にて
行きつけの大衆居酒屋に先週でかけたら、テレビが入っていた。今までもあるにはあったが、20インチくらいのやつがカウンターの内側にあって、いつもシーズンには巨人戦を写していていたが、それはカウンターに座ってやっと見えるくらいのものだった。大将用で、それを客も見ているという感じだったが、今回のは客用で、テーブル席からも見えるように店の奥に備え付けれられた。
「ワールドカップ対策」なんだという。「4年前はたいへんだったからね」
その意気込みを裏付けるように32インチワイドテレビで、すかぱーが見れる。こういう店では本当はまずいだろう。大将の思惑どおりになるのか。
今日、からかいついでに日本戦でも見ようかとでかけたら、店の前には「ワールドカップ生中継中」と6月のカレンダーの裏の白地に書き殴ってあったことも幸いしてか、店はいつもより混んでいた。常連の情けで、ビールケースと座布団で臨時席をつくってもらい、無事に観戦開始。18時スタートと家に帰ったころには終わっちまうので、どこかで見よう、というサラリーパーソンズで一杯の店で、一喜一憂。
「柳沢なにやってんだ」という人と「柳沢すごい」という人とが激論状態であったが、とにかく一点入ったのでとりあえず収まるり、稲本のシュートで狂気乱舞、宮本が入ってすぐの失点に「やっぱり宮本はだめだんだよな」と同姓の方がいたら気の毒になるほどのブーイング。ともあれ史上初の勝ち点のお祝いで、皆祝杯をあげ、大いに賑わった。大将の思惑通りになったとさ、めでたし、とりあえず。