DAMNATION IN JAPAN 1987

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09/11/97 Last updated

10年前の4月に2度目の来日を果たした。

いろいろおどろくことはあったけど(2度もきた、ジャッジのオレンジカラーのギター等々)一番おどろいたのは上の写真のようないでたちででてきたヴァニアンでした。

大傑作アルバムANITHINGを引っ提げて後楽園ホールに乗り込んだのであります。ステージから客席の半分は席が外され、ちょうどプロレスとかの会場のつくりになって、ステージ前はスタンディングになっていた。やっぱりハコがもともと2千人くらい収容できるだけに、四月のまだ寒い風がふきぬけるようなゆったりできるくらいの客入だったけど、最初の瞬間ですべて吹っ飛ぶ、頭のなかで真っ白く赤い脳味噌がふっとぶ。

SANCTUM SANCTORUMのイントロのキーボードが響くなか、ラットのドラムが正確なビートを刻み始める。この時点でヴァニアンだけがステージのうえにはまだ姿をみせない、そしてNI NI NIのまさに歌が始まる瞬間にゾロがステージ中央のスタンドマイクを奪う疾風のように、下手から現われた。かっこいいいってのはこのことだと、今でも思っています。

以下の画像はなぜかローディーからもらうことのできた、ドラムに貼ってあったセットリストです。少しきたないですが、ご容赦を。
カラーでみるとすっかり黄色に変色してしまったけど、大事にとってあるのでした。