PERSONS OF THE CLASH
ザ・クラッシュをめぐる人々
ガイ・スティーブンス
「ロンドンコーリング」のプロデューサー。
81年にドラッグの過剰摂取により死亡。
ディラン、チャック・ベリー、ジェリー・リー・ルイスまでロックンロールの世界を自由に闊歩した奇行人。
「この世には二人のフィル・スペクターしかいない。うち一人はこの俺さ。」
「俺はバイ・レーベルのチャックベリーのEPを持っていたんだ。ライナーノーツをガイが書いていた。どんな些細な情報でも得ようと思って何度でも読み返すだろ。だからすごく昔から彼の名前を知っていたよ。」とジョーは語っているように、1960年代からクラブDJを振り出しに、その後スカのレコードを多数制作。またフリーやプロコム・ハルム、スティーブ・ウィンウッドなどとの関わりも深い。
モット・ザ・フープルを命名したのも彼である。ミック・ジョーンズを虜にしたこのバンドをプロデュースした後、ミックが首になるまでギターを弾いていたウィンキーズの唯一のアルバムを1975年クリサリスから送りだした。