第1回 サーベルカノン

さあ、しょっぱなからお客さん置いてけぼりです。
存在はもちろん、どんな武器なのか解る人すら少ないでしょう。

これは砲身が扁平な板で出来た弾丸射出兵器で、
砲身を相手にぶち刺して、内部に弾を発射する
と言う兵器です。
漢らしさだけはいっぱいです、必殺技名雰囲気ぷんぷんです、
パイロットは撃つ時何か叫ばずにはいられないことでしょう。

しかも突っ込み所も満載です
1.装甲に刺さんのかよ
2.暴発しないのかよ
3.切る気は無しかよ
4.そのリソースで各種砲弾撃ったほうが早くないか?
5.あの〜刺さった時点で勝負決まってませんでしょうか?
6.単に頑丈な大砲と何か違うんですか?
等々・・・

出展は約20年前にログインと言う雑誌にプログラムリストが載った、
プログラミング式ロボットを対戦させるゲームプログラムに出てくる武装です。
このときのロボイラストデザインがSF3Dの人なので、そっち方面に同様の兵器があるかもしれません。
ゲーム的には
「相手の装甲値を勘案した上でサイコロ的判定を行い、
貫通が認められれば効果が発揮される高威力近接武器」
と言う物だったのでまあまあ普通に使われていたようなのですが、
読者から投稿された物の一つをイラストに起こしたのを見ると、
円盤型ホバークラフトの前部にこれがにょっきり生えています。

そのまま考えると
「まっすぐ正面から体当たりの如く突っ込んで行き、勢いで相手にぶち刺して攻撃」
するみたいです。

マイナー性、熱さ、御馬鹿度、ビジュアル、利用プロセス、どれをとっても最強クラスです。


第2回 グレートリボルバー

そのまま走ります、後ろなんて見ません。

なんとなくリボルバーなのは解ると思いますが、実際は想像を絶します。
これはロボットの駆動装置が肘と手首に集中して基本的に腕には無い事を利用し、
腕がまるままリボルバーになっていて、手の甲の辺りに砲身が付いている
という豪快な兵装なのです。

装填は腕からリボルバーが出てきますので、後は普通のリボルバー銃と同じです。

更にこれは某コンピュテ○ークに連載されていた「トップを狙え!」関連漫画のコラムに載っていた
グレートガンバスターの後継を狙ったと言う設定の大型ロボの兵装であるため、
「対消滅反応のカートリッジで重元素の単一結晶の弾頭を発射する」
と言う無茶な説明が付いていました。
そのためにどうやらリボルバーその物もとんでもない素材で出来ているようです。
対消滅の何のエネルギーで発射するのかも実は謎です。

なにより、ネタの風呂敷を最初から広げ切って、突っ込む気を無くさせているのがポイント高いです。
ビジュアル的にも面白いかつカッコいいです。

ちなみに第1回と第2回の武器は私の頭で融合しました、
名づけて「リボルバーサーベルカノン」(そのまんま)
もし某漫画ブレ○クエイジのデン○ャープラネットのようなゲームが出来ていたら、
私はこの武装を何とか再現しようとしたと思います。

攻撃プロセスは
1.右腕を引き突進
2.接近したら拳を突き込むようにサーベルカノン砲身をぶち刺す
3.徹甲弾、榴弾、焼夷弾を2セット6発打ち込む。
と言うのが想定です。


第3回 次元潜航艇「ガルマンウルフ」

やっと知っている人が多い兵器です、が、やっぱりキワモノ。

宇宙戦艦ヤマトのテレビシリーズ、ヤマト3に出てくるガルマンガミ○ス帝国の軍艦の一つです。
要は宇宙潜水艦ですが、潜航するのは異次元です。
異次元から行動するため、
観測は異次元航行及び通常空間脱出能力のある船体の一部を潜望鏡と言う形で通常宇宙に伸ばして行い、
攻撃は、武器に異次元からの自己脱出能力が必要なため「亜空間魚雷」と言う特殊ミサイルを使用します。
ここまで宇宙で潜水艦を実現した物は少ないでしょう、特に
宇宙空間で航跡を引きながらにょっきり生えている潜望鏡
は必見です。

でもやはり突っ込みたくなるのが人情です
恐怖の最終兵器真田工作班長が既存の波動爆雷を亜空間突入可能なように調整して攻撃してたのですが、
次元潜航艇が損傷したら異次元が浸水(浸次元?)するのだろうか?

副長「艦長!異次元が漏れています!」
艦長「配異次元菅のバルブを閉めろ!潜望鏡異次元度!」
観測士「気づかれました、感あり!敵艦爆雷投下!」
艦長「急速潜次元!」
副官「左舷電池室に浸異次元!ブロック閉鎖します!」
艦長「更に限界次元度プラス30まで潜次元だ」
副長「これ以上は次元圧に艦が持ちません」
艦長「大丈夫だガルマンガ○ラスの科学力を信じろ!」

…あほだ、これを書いている僕が。


第4回 惑星破壊ミサイル

ありがちな実に解りやすい兵器ですが、今回のはガルマンガ○ラス帝国の物です
これは数発で惑星を崩壊させられる強力なミサイルなのですがそんな事はどうでも良いのです。
最大の恐怖は
「たかがせいぜい2〜300mのミサイルの癖に、恒星に打ち込むと、
一発で数年で超新星爆発まで行ってしまうほど恒星内の反応を増進させる能力」です
全く原理がわかりません、きっとミサイルの中の人がケンシロウか格さんなんでしょう。
当のガルマンガミ○スではこの利用例は全くの考慮外であったようで、科学者もどうしようも出来ませんでした。
これが起きてしまうと謎の古代文明が持っているハイドロコスモジェン砲(意味不明)の七色光線(もっと不明)でしか抑制制御できません。

なにせ攻撃側にはリスクゼロで相手に恒星系全滅と言う壊滅的打撃を与えられる兵器です、策源地が惑星である勢力は逆らえません、
ペガッサ星人のように浮遊宇宙都市に住んでいたり、
ボーグの様にイナゴ状態で行動していたり、
何かあったら飛んでいける惑星デスペラン
辺りで無いと抗し得ないでしょう。
あ、白色彗星帝国なら平気だ、もう滅んだ後だけど。


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