耐震補強工事例
東京都 SU邸
設計:(有) 佐藤靖生建築研究室
施工:(株)
本間工務店
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屋根は軽い方が耐震性能に優れています。壁の補強と併せて行うと非常に効果的です。今回も瓦から金属(ガルバリウム鋼板)に葺き替えました。 | ||||
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瓦は一度敷地内の置かせていただき、後で一気の搬出する段取りです。 | ||
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屋根の断熱材です。金属屋根は断熱性能や雨音等の遮音は瓦に比べ劣るので、その分は補ってやります。 | これが断熱材です。高密度のもので一般に良く見られるようなふかふかした物とは違います。(32kを使用) | この断熱材の上に野地板を敷き、防水シート(緑色のもの)を敷いて金属屋根を葺いて行きます。 | ||
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必要に応じて壁を補強します。筋交の位置のバランスが悪いと建物の重心と地震の時に建物が回転する軸がずれてしまう為、補強位置は重要です。 | ||||
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外壁を剥がしました。室内側は和室なのでこまい壁という竹と土で作った壁の裏側が出て来ます。 | 和室の真壁の場合は45×90mmの筋交は入らないので同等の金属の筋交を入れます。これを使うと和室の壁を壊さずに補強が出来ます。 | 現在は透湿性の防水シートが有る為、それを使用します。(白い部分)その上に既存と同等の壁を施します。 | ||
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壁を剥がした時は各部を点検します。土台のアンカーボルトが弛んでいました。木が乾燥して収縮して弛んだのでしょう。増し締しました。 | |||
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筋交の強さにより配置する場所が変わります。偏心しないことが大切です。 | ||||
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上の写真同様のこまい壁ですがこの室内は洋間にリフォームされている為、この壁は不要となり撤去します。 | 別の場所の写真ですが、筋交は釘で固定されています。以前の仕事としては問題が有りませんが、今の基準では引っぱり力に弱い等、補強が必要です。 | 新しく大きな筋交に補強しました。 (45×90mm) |
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引っ張る力にも耐えられる様に金物で補強します。金物は筋交の種類に適応した物を使う必要が有ります。 | 同じく透湿防水シートを貼り、その上に外壁を施します。 | |||
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