セーリングカヌー・アクアミューズ
FRP製のカヌーだが、マスト、セール、センターボード、ラダーを装着することによってセーリングもできる
スグレモノ。微風でもよく走ります。もちろん登り帆走だってできちゃいます。
「ヨット・・・?ちょっと手が出ないし、難しそう・・・。カヌー?漕いでいるだけでつまらなそう・・・」
なんて人におすすめ。本体価格¥280.000(送料別途)。
このカヌーで過去に出没した湖は、
然別湖、糠平湖、網走湖、サホロ湖、サロマ湖、桂沢湖、屈斜路湖、チミケップ湖、支笏湖、洞爺湖、糖路
湖、などなど。最近は島牧村・江ノ島海岸、支笏湖に現れることが多い。
残念ながら北海道内で、他のアクアミューズにあったことがありません。
見かけた方、是非メールください。
アクアミューズ失敗談 北海道では、冬の間の保管場所に苦慮するものです。それは2年前のできごと。いつもの冬は、職場の車庫を借りてしまっておいたのですが、その年に限って、当時住んでいたアパートの軒先に置いていました。雪がちらつくころ少し不安になりましたが「ダイジョブ、ダイジョブ」と、得意の楽天癖でそのままにしておきました。 悪いことにその冬、札幌は記録的な豪雪にみまわれ、アパートの屋根からの落雪が、1Fの窓の高さを超えました。そしてアクアミューズは、翌年雪解けの5月まで姿を見せませんでした。 雪の下から出てきた愛艇を見て、私は愕然としました。船首は雪の重みで割れ、FRPの繊維が見えています。ガンネルも一部折れています。センタースウォートは根元からはずれ、それはまるで打ち上げられた鯨の死体のようでした。動かしてみると船体が「バリ」「ベリ」と音をたてます。水に浮かべるどころの状態ではなく、「どうやってゴミに出すの?」なんて縁起でもない疑問が一瞬頭をよぎりました。 ICI石井スポーツに相談すると、札幌のカヌー工房、ノーライトデザインの弘中さんを紹介してくれました。藤野にある工房に届け、約2週間後、全快したアクアミューズと対面したときはうれしかったなぁ。弘中さんの「前より強度がでたかもしれませんよ。」との言葉が、まるで神様のお言葉のようでした。 いまは自宅の地下室が艇庫となっています。 |
(aquamuseの画像使用を快諾いただいた藤本写真工業様に、この場を借りて感謝申し上げます)