桜花祭(毎年4月10日)
平野神社は、西暦794年に奈良から京都へ都が遷ったのと時を同じくして、今のこの地に鎮座しました。
平野神社では、四柱の神様をお祀りしています。それぞれの神様を総合して『平野皇大神』とお呼びします。
『皇大神』とは神様の中でも最も位が高いことを表わ す語で日本国内で八万以上ある神様の中でも
伊勢神宮など五つの神社しかない、大変格式の高い神様であります。
寛和元年(西暦985年)4月10日平野臨時祭として、花山天皇により臨時の勅祭が行われたのが始まりです。
「幾世の春を床しく匂えよ」と、仰せられ、舞楽「東遊」や競べ馬などが催されました。
世に「北山御幸」というのは、この平野の臨時の勅祭のことです。
この桜花祭は午前の神事に続き、午後は騎馬や織姫達の神幸列が氏子地域に繰り出し、その行列は時代絵巻の様で 、氏子の住んでる町内を練り歩きます。
また桜の咲いてる期間中はクラッシックを中心とした桜コンサートが催されます。
そして地元衣笠小学校児童画照明や、手のひらの中でも桜を楽しめる桜湯、
桜にちなんだお香、桐箱、等も授与されます。