小泉総理大臣の靖国神社参拝

総理大臣が参拝することには絶対反対です。
これは、ヒットラーを奉る場所を造り、そこをドイツ首相が終戦記念日に参拝することと、戦争被害者にとっては同じような物です。
加害者の人権を守り被害者の立場を考えない典型です。
二次大戦の加害者は、戦争を起こした日本にあります。日本に侵略された国の国民は被害者であります。
日本はあの戦争を引き起こしたことに対して、被害国に対し反省して謝罪したのではないのですか?

そして、ドイツが云っているように、あの戦争の責任者は一握りの独裁者、乃至独裁的な権力を持っていた一部の階層者の責任ではなかったのですか?
勿論、加害者の立場であった一兵隊さんも、権力階層の強制力により、選択権無しに戦場に駆り立てられたのではなかったのですか?それらの一平卒がかわいそうなので、現在の総理大臣が靖国神社に参拝するのであれば、戦争のお陰で、全国各地の非戦闘員、女子供老人が、空襲で直接的に、又間接的に食べるものが無く栄養失調で亡くなった人々が多数おり、これらの人は靖国神社には入っていないことをどう考えているのですか?

これからますますグローバル化する時代を迎えるに当たって、二次大戦で日本に侵略されて、直接的間接的に、殺傷された人々の心情を考えるべきだと思います。
これからの日本国民が世界特に近隣諸国に対し、いつまでも昔の軍国主義者が蹂躙した結果生じた戦争責任を、子々孫々まで負わされないように、総理大臣は配慮せねばならないと思います。

小泉総理大臣、靖国神社参拝は貴方自身の自己満足に他なりません。東京のお江戸に長くおり、靖国神社を見てきたために、感覚が麻痺したのではないでしょうか?
地方に居て、靖国神社を見たことのない我々多数の日本国民にとって、貴方がしようとしていることは、時代錯誤の馬鹿としか見えません。
このために、今後将来に渡って、日本の若い世代も、その罪を背負い、二次大戦の被害を受けた近隣諸国の人々にすまないと云う、負債を背負い続けねばならなくなります。
小泉総理大臣が、構造改革により破滅的な日本を救う救世主であったとしても、過去の戦争の過ちを美化する行為によって、全てを無に帰すことになります。
お願いしますので、止めてください!!!!