温パック(hotopack、ホットパック、温湿布)

熱湯又は温水に浸して絞った布で、疼痛部又は患部(内蔵)の
皮膚を包んで一定時間暖めることを云う。
最近では熱容量の大きい珪酸塩ゲルを木綿の厚い袋に入れたものを暖めて用いる。
筋の痙性、拘縮に対し、緩和作用、鎮痛効果があり、
外科学治療に用いられることが多いが、以前は内科的治療としてよく用いられた。
これは患部の循環をよくする意味で行われる。