超音波画像診断(エコー) 胃癌の中に潜行型の胃スキルス(硬性癌)がある。 これは癌が繊維化(硬く肥厚)し急速に病巣を拡大する悪性腫瘍である。 胃壁の表面から見ただけでは分かりにくく、胃壁層の肥厚化の程度で判定する。 腹部の外部から超音波を当て、その反射波から胃の立体画像が得られ、 胃壁の厚みの変化を読みとり判断する。 この検査は患者に苦痛を与えずにできる利点がある。 「最新がん全書」(世界文化社)より抜粋