福祉用具を作ろう!と雑談です。

このページは簡単な福祉用具の作り方や相談を受けます。気軽に覗いてください。
このページを見て用具を作る場合、商売にするときは特許等の権利に注意してください
ボランテイアではありませんので製作依頼は諸経費のご請求いたします。
相談はメール、掲示板、FAX、手紙なんでもOKです。
内容はこのページに匿名にて掲載しますが、秘密は守りますので安心してください。

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福祉用具を作ってあげるときと商品化を考えるとき 作ってあげるときはその人の意見を聞き
商品化を考えるときはたくさんの人の意見を聞こう。一人の意見はその一人しか役に立たない

背中を洗うのに便利
 (愛知県豊橋市早蕨会・神田施設長に許可をもらおう)  スポンジタオル
を2本両端を輪になるように縫ってください。(たすきみたいな物)肩から背中に回してズルズルと
引っ張ります。たったこれだけ、背中が洗えますよ。

車椅子を利用して後悔している
 (Tさん)  脳梗塞で片麻痺になったTさん。発病当時体の自由
がきかないので病院では車椅子を使い、家でも移動するとき利用した。家族も当たり前のように
車椅子をすすめた。見ていられないのか、動くのが遅いからか。数年たった今もう歩けない。
車いすは足になった。でも、今年正月友達になったMさんを見て愕然とした。脊椎難病のMさんが
洋風のかっこいい歩行車で自由に歩いていた。後悔はこんなところでも先に立たない。

廊下の手すりの高さは何センチですか
 (Kさん)  つかまったら歩ける人、体重を支える人
前者はへそくらいの高さでよく、手すりが壁に近くても良いですが、支えなければいけない人は
へそよりまたの高さのちょっと上くらいで壁から少し離すほうが良いと思います。決め付けないで
本人に聞くのも大事。ちなみに、私は肩くらいの高さでぶら下がるようにしたこともあります

使えないと使い難いは違う。
  体の不自由な人はどんなものでも使いにくいのです。工夫する、
工夫してあげるのが大事。そのコツは慌てて用具を買わないこと。まずは、あるもので・あなたの
体で介護をしてみます。出来ること、出来ないこと、状態、本人の表情観察が大事です。決め付け
るのは問題ですよ。
瞬間接着剤、シリコンゴムのコーキング剤   用具の補修や作るのに便利です。ホームセンター
に売っています。
食事介助用品  箸とスプーンはどちらが便利か。どちらも便利です。スプーンには先割れのもの
があり、汁物でも飲めて便利です。でも、私はあえて箸を使うことをおすすめします。箸を使うことは
リハビリにとてもよいのです。面倒でも使分けを。
持ちやすさと滑り止め  福祉用具は高いので(私達は高い用具を売っています。しょうがないン
ですよこれは)工夫しましょう。
まずは箸です。  箸先が合わないときは洗濯バサミを瞬間接着剤で止めるのも良いですね。
滑り止めにはシリコーンゴムのコーキング剤をくっつけます。(乾くのに20時間ほど)接着剤で着か
ない物はこのコーキング剤で着くときもあります。
スプーンの滑り止めにもこれを使います。スポンジなどの握りは衛生上良くないですよ。水道の
パッキンのゴムリングをはさみで半分くらい切ってコーキング剤で固定すると指に固定できます。
お皿の滑り止め  お皿の底にコーキング剤を塗って乾くと滑りません。濡れたおしぼりを置いて
も良いですよ。

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