1997/03/20(THU)

1997/03/20(THU)



自分の糞便を写真に撮ってそれをクローズアップしたところまで想像した。なぜそんなことをしたのかは分からない。一種の自虐的な気分からかもしれない。いま、とにかく、それは湯気を出しながら、芳しい匂いを辺り一面に放っている。問題はこの実物のほうであるようだ。だが、考えてみれば、そんなに困るほどのことはなにもない。最初にわたしは、『クローズアップしたところまでを想像した』と書いている。それでは想像を止めればいいのだ。想像はいつでも止められる。いつでも始められる。

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夏際敏生日記2 [1997/02/23-1997/03/20] 目次| 前頁(1997/03/19(WED))|