高瀬裏川の
花菖蒲

  玉名市は、菊池川が有明海に注ぐ河口に近く、かって水運が経済の大動脈であった頃の要の町として栄えたところである。町を南北に貫流する菊池川に架かった橋が高瀬大橋。そのあたりに菊池川と平行に、その西側に荷船の通行のために掘られた水路が高瀬裏川であるが、今では舟運の用に供されることはなく公園化され、この時期ここで栽培される花菖蒲を愛でる祭りが開かれるのが恒例となっている。今年も地元紙が祭りの始まりを報じたので、出かけた。

  残念ながら菖蒲は咲き始めで花は疎ら、しかも、折悪しく強風注意報が出される風の強い日となったために見物客の出足も少なく、祭りの賑わいとはほど遠い状態だった。しかし、良く眺めれば色鮮やかな花菖蒲も見つかって、何とか絵になったかな?その日の午後には雨となり、「梅雨入り」が宣言された。 (06月9日)



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hana-syoubu



June 09,2003