家では愛車の展示台、お声がかかればつなげて運転会…。一石二鳥を目指して企画されたこのモジュールは、挫折する前に完成できる310×200mmというのが特徴で、「RM MODELS」1996年2月号に掲載されました。
しばらく単線仕様で運転会でも列車をあまり走られられないと不満の声もありましたが、新たに複線用の仕様を作成。クラブ所有の駅モジュールを含めてデュアルキャブ運転をできるようにし、再び活躍の場が増えてきました。
RMM誌の路面モジュールの規格の元になったことから、Routes
Of T-TRACKとも評されています。
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ミニミニモジュール連結風景。
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みんなあつまって運転会です。 |
少スペースながら作りこまれています。 |
作ってみませんか、ミニモジ。
〜ミニミニモジュールのすすめ〜
★ミニミニモジュールは、誰でも手軽に楽しめるレイアウトです。KATOユニトラックを使いますので、初心者の方でも簡単に取り組むことができます。
★基本のサイズはA図のとおりです。実際には、1〜2mmほど短めに作ると、レールが少しはみ出すので隣のモジュールとの接続がしやすいようです。このサイズを基本にして、2つ分、3つ分…と長いモジュールを作ることは自由です。また、奥行きも各自の判断で広げても差し支えありません。
★ベースボードの高さは35mmが基本ですが、角材やボルトなどで足を作り、60mmにして運転することもあります。
★基本的なレール配置は手前側から60mm(中心)の位置に敷く単線ですが、複線にすることもできます。その場合は、複線間隔33mm(KATO標準)で、奥に敷設します。ただし、A図のコーナーモジュールでは、複線化することができません。
★複線のコーナーモジュールについては、当クラブではBのプランを推奨します。長さが直線モジュール2台分ですので、そのまま組み込むことができます。また、基本プランよりも曲線半径が大きいので、車種の制限や建築限界などの制約が少なくなります。
★また、Cプランのようなコーナーモジュールを用意すれば、内回りコーナーとして利用できます。集合式レイアウトでは、単なる楕円運転に終始しがちですが、これを利用することで、L字型やドッグボーン型などに組むこともでき、バリエーションが広がります。
★注意★
モジュールにフィーダーを組み込む際には、手前側から見てコードの色が白・青の順になるようにしてください。
フィーダー線路の場合なら、コードの逃げ用の切り欠きが、手前から見て右側に来るようにしてください。
複線モジュールの場合、どちらの線もフィーダーの向きはそろえてください。
※作ってみたい方は、お気軽に太田鉄道模型クラブまでお問い合わせください。
http://www.asahi-net.or.jp/~cp5t-tbi/omrc/
ミニミニモジュール名場面集
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北海道北広島付近をイメージ。
でも東武の電車が走っています。
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女性の作品。田植えは本当に
一本ずつ植えています。
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唯一の駅。交換できるけれど、
列車は一本しか走れません。
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「鉄道には鉄橋がよく似合う!」
がテーマの秋モジュール。
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雪景色。木と木の間から列車が
チラッと見えるのがいいでしょ。
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'96年5月3日に太田市民会館で
行われた運転会のスナップ。
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ミニミニモジュール作品紹介
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ピクニック風景(製作:太田さん)
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駐車場風景(製作:三井さん)
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北海道の冬景色(製作:原田さん)
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3台分ヤードと解体所(製作:長島さん)
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秩父鉄道の風景(製作:柿沼さん)
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こいのぼりのある農家の風景
(製作:井上さん)
主婦の作品です。
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海岸通り(製作:高田さん)
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路面電車の街並(製作:井上さん)
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機関庫風景
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田植風景(製作:井上さん)
女性の作品です。
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牧場風景(製作:高田さん)
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立体交差と踏切(製作:柿沼さん)
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