酒に對す(白楽天)

カタツムリの左右の角(つの)の上のちっぽけな国(些細な事)で何を争うと言うのか。
我々は、火打ち石で生じる火の一瞬の光の中に生きているようなものなのだ。
富んでいる人も、貧しい人も、各々それ相応に、このはかない人生を楽しめば良いではないか。
口を開いて、大いに笑おう。そうしない者は愚か者と言うべきであろう。

関西吟詩文化協会のホームページにリンク
中国詩の欄に渡邊豊翠さんの模範吟詠と解説があります。