TRANSMISSION TRANS〜時間紀行〜CONCERT TOUR 1999 LIVE REPORT
PART 4
ミナコちゃん歌う
「いやらしいお兄ちゃんはほっといて。みんなぁ、元気だったぁ?」(客:げんきぃ) 「今日は新曲のPOWER、みんなも踊ってね!」
ミナコちゃんの衣装といえば、テンガロンハットにシルバーの上着、おなじくシルバーのホットパンツ(死語)、足許はシルバーのぽっくりブーツ。全体にウェスタン調に仕上げられている。これってお兄ちゃんのデザインなのかなー? 露出度高いぞー。
「い・つ・も、心にパワーがあ・れ・ば、翼広げて飛び立つ勇気・・・」同じフレーズで同じ振り。お客さんもすぐに覚えて一緒に踊る。わーいうれしいな、もっと踊ろう。バックも全員踊っている(といってもギターは左右のステップだけだし、マリちゃんは手だけだけど)。なんかなつかしくてうれしくて、どんどん踊りたくって。ミナコちゃんって偉大だ。
曲が終わって「みんなありがとう! さぁこれからはメンバー紹介。お相手はもちろんマリーザ!」で中央踊り場にはマリーザ。2人してバレリーナみたいなおじぎをしてミナコちゃん退場。
HEY HEY.. HEY!(ヘヘイ、ヘイ) HEY HEY.. HEY!.. HEY HEY!(ヘヘイ、ヘイ、ヘヘイ) HE HE HE HE HE HE HEY!(ヘヘヘヘヘヘヘイ) HE-Y HEY HEY(ヘェイ、ヘェイ、ヘイ) HE------Y!(へェ〜〜〜ィ)・・・(以上コール&レスポンスでしたぁ、って長ぇよ>筆者)
「よう来た元気、お久しぶり。我々の・・・(・・・は名前)」で8小節ずつソロ回し。マッツォ(G)、コータロー(コケるフリ付き)、マリ(Parc)、スナフキン武田(B)、ハルミちゃん(Cho)、Kenny(Dr)、リューちゃん(Key)と続き最後はコンダくん(G)。
コンダくんソロのあとそのまま中央階段に腰を下ろし(ここでほかの演奏はやんでコンダくん独り演奏状態)、ディストーションのかかった音でFOLLING IN LOVE(でよかったっけ? エルビス・プレスリーの定番曲)を1フレーズ演奏。
寄り添うように座ったマリーザ、コンダくんのギターにあわせて歌う(うわー見つめあってるぜ)・・・そのあいだに下手奥からしょっぴかれて出てくるビューティ。腕に手錠をはめられて、警帽をかぶったコータローに鎖を引っ張られながらよろよろと登場。踊り場で手錠をはずしてもらっている。
ここでマリーザ「石井BEAUTY!」 とたんに元気に階段を降りてくるビューティ、その衣装は銀ぴかのモーニング&黒のビニールパンツ。
こっからはまさにどとーのディスコタイム!! 【DISCO KING】【興奮!BEAUTIFUL】【BOOGIE DEEP IN LOVE】【壮絶夜舞酒家】【SHAKE HIP!】とそろい踏み!!!
3月6日はスペシャルゲスト登場!! その名もユースケ・サンタマリア!!!
ユースケェ、サンタマリア・・・ムード歌謡みたいなメロディをバックに中央階段をおりてくるユースケ・サンタマリア。しかも衣装がすごい! 全身繻子のような光沢のある、どぎついと言っても過言ではない紫色。ぴったりしたシルエットもエッチっぽい。さらに共布のつばのひろい帽子には赤い羽根飾りまでが光っている・・・うーん、派手ハデ。(初期のJ.Oの衣装っていえば雰囲気わかるよね)
登場するや
「(石)それにしてもすごいね」
「(ユ)だってじっとしてるうちに石井さんどんどん描いていって、おれ鏡見たとき誰かとおもいましたもん」
「(石)それもそうだけど衣装がいいね」
「(ユ)これねーほんとすごいですよね」
「(石)その衣装もってかえっていいから。」(やっぱし石井に着せられたのね)
「(ユ)でもどこで着るんですか?」
「(石)電車の中とかどこでも着てくれ」
それから
「今日は特別な日なんですよみなさん」と石井が切り出す。
「(石)2年前の今日、米米CLUBが解散したんです。今日は解散記念日なんですよ」
「(石)ユースケも米米CLUBが好きだったんだよね」
「(ユ)そうなんですよ、I CAN BEなんて何回歌ったかわからない」
「(石)それとユースケは今日が誕生日だって(客席:拍手)」
「(ユ)いや、本当は12日なんですけど」(客:なーんだ)
「(石)なんだ、そうなの?」
「(ユ)でも近いから今日が誕生日ということで・・・」
「(石)ハッピバースディツーユー、ハッピバースディツーユー、ハッピバースディディア、ユースケサンタマリア、ハッピバースディツーユー(歌ってるけど、後半どんどん早くなる)」(ちょっとなげやり?)
「(ユ)それにしてもね石井さん」
「(石)あのさ、ここでそんなに時間とれないんだよね」
「(ユ)えーもっとしゃべらせてくださいよ」だかなんだかウダウダしゃべってるうちに半ばゴーインに【DISCO KING】へ。
曲の終わりドラムが一旦ブレイクする"DANSING KING AND DANCING QUEEN"のところで、前に立って腰を振っているユースケの腰を、石井やおら後ろからつかむ。曲のリズムに合わせて腰を突き出す石井、それに応えるユースケ。それも、最初は2拍で1回だったのが、2回目は1拍1回に増えている(バスドラムに合わせたのね)。おいおい、男同士でそれするかぁ。(でも客大喜び。こあい。あれがアタシならぁ・・・て考えた女性が何人いただろうか?)
自分の曲も歌ったりするかと思いきや(一応BINGO BONGOというバンドのボーカルだったんですよみなさん)、1曲も歌うことなく腰フリ踊りを披露してくれたユースケ・サンタマリアでした(でもなんかリズムとあっていなかったような)。
そそ、SHAKE HIPだけ妙にノリがいいので「やっぱ好きだったんだぁ、米米のこと」ってちょっと安心した筆者でした(とは言ってもフリ覚えてなくてマリーザのこと見てたけどね)。
そそ、本編ラストのSHAKE HIP!にはミナコちゃんも白のもこもこミニワンピ&もこもこ帽子&白ブーツ姿で踊ってくれました。やっぱミナコちゃん、いるといないとではでんでん(サイバラりえぞうTM)ちがうわ。
なぜ間違うSHAKE HIP!
なぜかSHAKE HIP!の2番を毎回のように(といっても東京公演しか見てないけど)間違える石井ビューティ。「愛してるからと言ってなんでもはできないよ」という歌詞を「愛のボランティア」と歌いだしてしまうのなナゼ? 踊りながらも「ちがーう!」と毎回つっこみを入れてしまったワタシ(ごめん)。(だって歌詞ちがうとフリが違ってきちゃうんだもん、コレ条件反射ネ)
3月7日にはちゃんと歌ったケド・・・定番曲なだけに反響も大きいのよねぇ?
SHAKE HIP!が終わるととっととハケるメンバー。このあとキタイしてるからねー。
3/6は解散記念日・・・ということでTLSのときと同じ「威風堂々」がエンディングにかかる。1列になってカーテンコール。ちょっとあのときのこと思い出しちゃってじんとしちゃう。ついでに「押米」の垂れ幕もキタイしたりして(爆)。ただ違ったのは曲がそのまんま最後まで流れたこと。あのあとテンポアップするんだよね。メンバーがハケて遮幕が下りた状態で聴く威風堂々にお客さんがそのまま手拍子、なんか寂しかったり嬉しかったり・・・フ・ク・ザ・ツ・だねぇ。
ANGEL SHOW TIMEの曲は?
もはや定番になった感のあるANGEL SHOW TIME。例によって天使の輪っかと羽をつけたビューティが登場。今回の衣装はシルバーの地に黒をエアブラシで吹き付けたような模様(どういう表現なんじゃ!)のロングコート丈の上衣といったいでたち。下手前から登場すると中央踊り場まで上がる。歌うのは【水の星】(アルバムACRI収録のバラード)。
中央の時計が胎児に変わっている。バックが紫色で、前からは緑のライティング。海の底にふさわしい色。
この曲は映画ACRIのメイキングで主人公が夜明け前の海に飛び込むシーンのバックに使われた曲。その灰色のシーンと歌っている石井がオーバーラップ、「救えないのか、もう遅いのか」という問いに胸が締めつけられる思いがする。
(ちなみに公開ゲネプロでは新曲:コメホカスタッフは勝手に【HOLD YOU】と命名、でした)
とうとうPREMIUM SHOW TIME!
懐中電灯を手にみんなが去ると即座に始まるアンコール。でも「プレミアム・ショウ」ってのは言いにくいのかだれも言わないね。
そうこうしているうちにナレーション「みなさん、おどってますか? 汗かいてますか?・・・そう、そんなに」(えーとね、みんな座ってるよ)「それではプレミアムショウタイムの始まりです。まずはメンバー紹介。マッチョな身体にやさしい心、パワービートクリエイターのケニーさんです。・・・バイブレーターといってもおとなのおもちゃじゃありません。ジョディー喜多川ことコーラスハルミちゃん。スペースギタリスト、マッツォさんです。」とこんな調子でコンダくん、マニュピレーターのアンバイさんが紹介される。。。。そっかぁ、あの謎の男はマニュピレータ・・・ってどんなことする人かわからないけど・・・アンバイさんっていうんだぁ。でもって出演者だったんだぁ(おひおひ)。続いてスナフキン・タケダさん、リューちゃん、マリーザ&コータローが紹介される。
全員位置に着くと下手からビューティ登場! おぉ、ゴールドの豹柄の衣装がヒカっている!! 今回すべてヒカリモノ系の衣装でまとめたのね、ビニパンはムレそうだけどもうちょっとだからがんばってねぇ(どういう声援なんだ)。
そして、お待たせしましたビューティ自らによる「SUE CREAM SUE !」のイントロダクション。わお! 中央奥に上から下までピンクずくめのウエスタン調の衣装を着たシュークが登場だぁ!! う、うれしいぞぉ。
リズムにのせてフォーメーションに入る。シューク(前)石井(真ん中)マリーザ&コータロー(後ろ)でキメのポーズ! わき起こる大拍手。とそのまま米米メドレーへとなだれ込み。
【OH MY ANGEL】〜【SO COOL】〜【愛は不思議さ】〜【ひとすじになれない】〜【SPECIAL LOVE】〜【抱きしめたい】〜【愛KNOWマジック】〜【上を向いて唄おう】の8曲を一番踊りたいところを抜き出したメドレー。ここで踊らにゃ米ファンぢゃないですな。
3/6は出だしのイントロを数え間違えたミナコちゃんのミスをすかさず兄が突っつく。そのせいかメロメロになって間違えまくるミナコちゃんが見られました。でも悪いことはできないものでそのあと兄がフリの向きを大間違い。やっぱ兄妹だわぁ。
さてココで終わり?と思いきや、「インフォメーションこぉなぁ!」へ。今年一年の石井の活動予定ということで・・・
●東京モード学園のCMの制作をした。3月から放送予定。
◆鈴鹿のバイクレースのプロデュースをした。モデルはマリーザ。
▲夏に「石井竜也EXPO」というイベントをする。作品を展示、奥ではライブも開催。テーマは「スペースハワイアン」
▼以前やったART NUDEをもっと大きなキャパの会場で開催。ライブはバラード中心なので、TRANSツアーがキツイという方はこちらへ。
●レコーディングもしてるCDは来年ぐらいに発売。
ってなことを言ってましたね、たしか。
このまんま終わるのもなんだから・・・で【SHOW ME】へ。曲へいくまえにフリの説明。イントロのところの手を叩くフリをやってみせながら「こういうフリがあります。途中違うところもありますが、ずぅーっとこれをやってるといつかまた合うという。その代わり浮きますけどね。いつかまた戻って来ますんでですね、これを覚えてやってほしいと」
ということで曲へ。6日の兄の間違いはここ。2小節ずつで左右向きを変えるのだが石井だけ変えなかった。両脇のマリーザ&コータローが逆を向いているんで目立つことめだつこと。
(2/21と3/7はさらにもう1曲オマケで【壮絶夜舞酒家】をもう1度やってくれました。トクした気分)
めちゃくちゃ踊ってアセかいてもうビショビショ。足許フラフラ・・・でも楽しかったぁ。
(そして【QUE SERA SERA】に送られて会場をあとにしたのでありました。)
というわけで、長い長いライブレポートもとうとう終わりになりました。ありがとうございましたありがとうございました。どちらさまもお忘れものなきよう。またのお越しをお待ちいたしております。またのお越しを・・・
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