SADOI3200 & μ-LEN's PARTY
in CLUB CORE October 2nd 1999
PART 3
【SHY & ONE DUB】
大興奮状態が去ってみるとヘトヘトに疲れている。もう午前2時をとっくに回ってしまっている。椅子に座ってボーっとしていると
なんだか懐かしめの曲がかかる。今までのダンスミュージックとは毛色の違う曲に「?」と思ってDJブースを見るとディスクを
回しているのはなんとシモちゃん! わぉ、シモちゃん大活躍ぅ。"NUNCA CONTIGO"、しょっぱなのトランペットで目が覚めた。
思わず手でリズムとったりなんかして。おかげで眠気と疲れがふっとんだよ。シモちゃんありがとう。
次にステージに上がったのは『SHY & ONE DUB』というバンド。ボーカル&ギターのSHYさんとベースのおかもとさん、そして
SADOIさんというメンバー構成。それに金子&下神がサポートでつくという全5人の編成でした。そうかぁ、SADOIさんのパーティ
だから、SADOIさんが関わっているバンドが総出演なのね、なっとく。
ボーカルのSHYさんはハスキーボイス、「SADOI3200というよりは2800ぐらいの感じで・・・」なんて渋い顔からは予想できないような
こともおっしゃりつつライブは進んでゆきます。
全体に渋い楽曲が多く曲名はわからないながらも「かっこいいなぁ、これ」っておもったのもいくつか。サポートの2人は楽譜に
くぎづけ、途中金ちゃんがシモちゃんに何か聞いてたりしていかにも『リハなし』って感じの展開でした。
【Barricaders】
「平和な家庭に持ち込んではいけないもの。それは愛人と核(おひおひ)。バリケーダーズです」で始まったのは
河合わかばさん率いる『Barricaders』のお兄さんたち。ドラム(中村)、ベース(橋本)、ギター(岡田)、それにテナーサックス
(勇)、トロンボーン(河合)の5人編成。
1曲目の《はっぱドライブ》はバリバリのたてノリ。つづいて《トコロテン》
《おとなのうたPART2》はぶわ〜でもおなじみ。んでもって《バリケーダーズのテーマ》という曲順でした。大笑いしたのは
《おとなのうた》。これってヘンな踊りがあるんだよね。フロアでは速攻わかったお客がすでにノリノリで踊っていて
妙な盛り上がりをしていたんだけど。SADOIさんてば、曲の途中でわかばさんに「それでは呼んでみましょう、新郎テリーどうぞ!」
ってステージに呼び上げられて無理矢理一緒に踊らされたの。わけわからずにマネしてたけど恥ずかしそうだったぁ。
なんせ途中で逃げ出したもん(笑)。
【ジャンクフード】
『もぉだめへろへろ。ワシ、もーシヌけん』時間はすでに午前4時近くで疲れはピーク。そんな目にとびこんできたのはシモちゃん
率いる(?)いもむしジェンカ隊。
フロアの中央でシモちゃんを先頭に数人が前の人の肩に手をかけて踊っていたの。まるでジェンカ(古すぎ?)みたいに。それが
見る間に長くなっていってあっという間に2、30人の列になっちゃった。そして全員がシモちゃんのフリをマネするんだ。
シモちゃんが右手をあげれば全員がそれに続きスキップすれば全員がスキップ。
それが次第にエスカレートして左回りが右回りになったり8の字に走ったり、円の内側に潜り込んでシモちゃん中心にダンゴに
なったり(シモちゃん役得。だってつながってるのほとんど女の子だったもん)、最後には輪になってのマスゲーム状態。
あまりのおもしろさに疲れも眠気も忘れて見入ってしまったわ。
ラストのバンドは『ジャンクフード』、おおむね20代と思われるメンバーはボーカル(わたなべ)、ギター(さかきばら)、
ベース(おかもと)、テナーサックス(まつふじ)、ドラム(かなざき)&SADOI3200の6人。
2曲終わって「それではここでチューの儀式を執り行いたいと思います」
眠気でぼーっとしていた頭には初め『なんのことやら?』状態。SADOI3200 & μ-LEN(ミユキさん)の登場でやっと理解。
「せーの、チュー!」で二人はキス。さらに意地悪く「こっちからは見えなかったので反対向きでもう一度やって
もらいましょう」ってことで再度チュー。ちょびっと照れながらも堂々とやってくれました。
それにしてもμ-LENさんかわいかったぁ。
SADOIさん、μ-LENさん、おめでとうございます。これからも末永くお幸せに。それからこんな素敵なパーティに参加させて
くれてありがとう。
気がつけばここに入ってすでに9時間が経過している。すっごく長かったようで、でも短かったパーティも終了。エレベータで
外に出ると曇り空で蒸し暑い朝だった。
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