SADOI3200 & μ-LEN's PARTY
in CLUB CORE October 2nd 1999
PART 1
会場となったCLUB COREは地下2階。入口近くにバーカウンターとテーブルが数個、奥がフロアで正面にステージ。
フロアをぐるりと取り囲むようにテラスというか中二階があってフロアを見下ろせるようになってるの。
この中二階、中央の通路が仕切られていて右側がファンクラブ会員、左側がなんと出演者席! 見ているとアノ人やコノ人が
続々階段を上がってきて思わずドキドキ。だって手が触れるぐらいの距離を通っていくんだもん。
『わー小野田さんだ』『あっフッシー』『シモちゃんだぁ』・・・そして主役のSADOI3200さん・・・ってことは
隣にいるのが奥さんなんだぁ。ロングヘアーにお花を飾っててなんかかわいい感じの人だなぁ。
そのあとも『マリちゃんだぁ、きれぃ』『ミナコさんすてき』『今通ったのもしかして萩原健太さん?』ってな具合にすぐ近くを
通ってゆかれる皆さんを見ながら『コレってなんてオイシイ企画なんだろ。来てよかったぁ』と感激しきり(おいおい)。
場内はずーっとダンスナンバーがかかっていて、上から見下ろすとフロアの脇のほうのDJブースで黙々とレコードをかけている人が
いる。『あれってSADOIさんの友達のDJの人なのかな』なんて思いながら待つこと1時間。ステージでセッティングしている後ろ姿は、はたして?
【DADDY & SURFBEATS】
露払いをつとめたのは音楽評論家の萩原健太さん率いる『DADDY & SURFBEATS』のみなさん。平均年齢は軽く40を超えようと
いうオジサン(?)バンドですがなかなかいい音を聴かせてくれます。ベースはボブ田中、ドラムはフライデー戸塚
(本当に雑誌FRIDAYの編集をしている人だとか)、リードギターがダディ高橋、サイドギターが萩原健太さんという4人の構成。
アマチュアバンドなんでしょうが高田馬場のお店でほとんどハコバン状態で演奏してるとかで趣味の領域は超えているふう。
フロアを見下ろすとオーディエンスが踊っているのはモンキーダンス。その中心部にいるのは下神さん! 隣にはミナコさんと
マリさんも!! さては・・・と思ったらやっぱり発信源はこのお三方。踊りが波のように広がって数秒のうちに全員が同じ
フリをするのは上から見ていて壮観。
4曲目でスローな曲が始まるとシモちゃんが隣の女性と手をつないでのダンス。女性の手を引き寄せておいて・・・ターンするのは
なぜかシモちゃんのほう。アリ? 回るのはフツー女性ぢゃないの?
ラスト曲は《テキーラ》。健太さんがわざわざ「みんな『テキーラ』って言ってくれ」ってお願いしてたけど、そんなこと言わなくて
もノープロブレムと思われるくらいすばらしいノリでした。
【FUZZ JAZZ QUARTET featuring BIG HORNS BEE】
第2ステージはFJQ。人数が多くてステージからこぼれ落ちそう・・・と思ったらSADOIさんが本当にコボレてました。DJ卓だけ
ステージ前のフロアにセッティングされているのでお顔が見えない、今夜の主役なのに(笑)。
まずは《THE THEME OF ELECTRIC SOUL MAN》FJQだけが登場し演奏を開始します。後半でBHB登場、一気にフロアはヒートアップ。
そのままの勢いで《SNAP》〜《SHAKE & DANCE!!》金子さんのマイクが接触不良でシンでたのが残念無念。MCもなんだか
お風呂の中みたいにワーンとして聞き取れない(泣)。「朝までやるぞぉ」とかなんとか言ってたみたいだったケド。
後半は金子ソロから始まって《HEAD ROOM》へ。SADOIさんのスクラッチをはさんでわかばさんのSAXソロ、これの冒頭が♪タンターカ
ターンの結婚行進曲! ウケをとりつつ小林、オリタ(B.SAX)、下神とソロが続いてエンディング。
続いては《DA BA DA DA》〜《IN FLIGHT》アタマのパラッパパラッパのところが小林さんじゃなく金子さんのソプラノサックスだった
のが目新しい。エンディングも『これで終わり?』と思わせておいての繰り返し、今回はなんと3連発! これで拍手の
タイミングを逸してしまった人8割(推定)、だぁって拍手しようとするとまたやんだもん(笑)。
そして今夜の主役登場!《DJ'S TIME》 笑い声を使ったスクラッチにゾクゾクしてると後ろから「サドォイよぉ」のかけ声が。
なんだなんだ? DJ仲間のひとみたい。ちょっとびっくりしたけど仲間内って感じね。そのまま《BLOWZ JOB》へ。すっげぇ
テンポが速くて別の曲みたいでした。金子さんのソロのときに真ん中でわかばさんがたばこを吸っていたのが印象的でした
(リラックスしまくり)。
曲が終わってピアノの音が高まってくる・・・こ、これは。予想通りの展開《YOU BELONG TO ME》です! 歌い出しが
♪ミユキなしでは〜いられぬテリー。観客もヒューヒューコールで盛り上がりまくり。イイですねぇ。途中「チークタイム。
踊って踊って」とのアオリもありました(誰もおどんなかった)し「アリーナのみなさん、みんなで『テリーおめでとう』って
言いましょう!」って展開もあって『入籍』パーティは更に盛り上がっていきます。
そしてこのステージのラスト曲は《CHI-BOO HI-BOO》、ケチャのところ、みんなの手が上がっています。
♪CHI-BOO HI-BOO ALL RIGHT It's all right ゼンブゼンブall right イツデモall right♪ やってるほうだけじゃなく見てるほう
の手も口も一緒になって動いていて心底楽しい。こうやって参加できるのもFJQの楽しみなんだよね〜。
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