織田さんのミニコンサートに行ってきました。
ヤマハの新しいSAXの発表会をかねてのコンサートだそうです。
ステージは、1F入り口脇のオープンスペース。
ショーウインドウのピアノをバックにしたステージ、 パーカッションの後ろには、大きなクリスマスツリー。
すっかりクリスマスになっている店内には、 ソロアルバムの曲が、バックに流れていて、
もうすでにたくさんの人が集まっています。
表からも見えるし、入り口脇なので、 買い物に来たお客さんもかなりいるよう。
ステージ左手には、ソロアルバム「PIECES OF THE MOON」が並べられています。
織田さんが登場して、いよいよ始まります。今日の髪は全体がちょっとピンク。
今日は、ギターとパーカッションの3人の編成。
まず1曲めは「LIEBE」。
英語でいう"Dear"、親愛なるという意味のドイツ語。
男性が女性に言うのと、女性が男性に言うのでは、単語が違うそうです。
もちろん、これは、男性から女性へむけての"親愛なる"。
やさしい感じのバラード。サックスの音色があたたかい。
昨日工場から届いたばかりのできたてのほやほやのアルバムについて、MC。
「今回アルバムを作る時、いろんな曲を入れようと思っていたが、 自分で曲を作っている時に、気がついてみたら、
自分の中にあるのは、バラードだったり、アコースティックだったり。 ということで今回11曲、全曲バラードです。」
電気ものはなく、アコースティックギターと、アコースティックピアノと、 サックスとかを何本も重ねて。
「全体的にあたたかい感じのアルバムになっているかなーと思います。
仕事から帰った後、夜の部屋とか車の中で聞いていただくのは非常にいいのですが、
朝とか、仕事中に聞くと、勤労意欲がなくなります(笑い)。
くれぐれも使用上の注意をまちがえないように、聞いてください。」
ハイ、そうします。
2曲目は「Lead to Love」。
この曲は、最初はアルバムに入れる予定ではなかったそうですが、 友人が重い病気にかかってしまって、
なにか励ますことはないだろうか、 これを聞いて元気になってもらおうと、その友人のために書いたそうです。
副題の〜見えないものと闘うあなたへ〜は、 曲を聴いているそれぞれの人へむけて、
元気になればいいなとの思いをこめてだそうです。
フルートの曲。頑張れって励ますんじゃなくて、やさしく。
次は、ギターの安部さんの曲、「HOT CHOCO」。
サックスの音色が染み入る。
ここからしばらくは、サックスの話。
サックスは、ベルギーのサックスさんが作ったから 「サキソフォーン」という名前になったそうです。(知りませんでした・・・)
サックスは、クラリネットやオーボエなどの木管楽器の音の出し方で、管体は金属。
クラシックのアンサンブルなどで木管と金管をつなげる楽器として発明されたが、 有名になったのは、ジャズで。
今回、ヤマハがジャズやポップスを目標にして新しい楽器を作ったということで、
織田さんは、ヤマハのイメージプレイヤーとして、今回、新しい楽器を演奏しています。
ということで、吹比べ。
せっかくなので、ということで、マイクを通さず、生音で。
まずはノーラッカーのもの。メッキ仕上げをしていないので、見た目ちょっとキタナイですが、音はちょっとあたたかい感じ。
次はラッカー仕上げのもの。ノーラッカーに比べ、明るく、はっきりした感じ。
楽器に詳しくない自分にも、はっきりと違うのがわかりました。
ジャズやボサノバにはやわらかい感じのもの、 ロックやファンクなどは明るい感じのものが合うということでした。
ということで、織田さんのサックス講座でした。勉強になりました。
最後の曲は、「TEARS OF THE MOON」。
「アルバムタイトルは、月のかけらということで、 月にかけるいろんな思いを11曲にしてみました。
その中で、月の曲「TEARS OF THE MOON」聞いてください」
なんか聞いたことがある・・・、
1999年のクリスマスのディナーパーティ "FUZZ JAZZ STYLE"のお土産のCDの中にあった織田さんの曲。
しっとりとしたバラード、月を見ながら聴きたい。
4曲で終了。ヤマハの人から、花束の贈呈。
そして、司会の方から「もう1曲お願いしたいのですが」とリクエスト。
今回のアルバムにも入っているスタンダード曲「My One And Only Love」を、
ノーラッカーのサックスで、そして生音でやってくれました。
生音はやっぱりすごく、いい。
この後は、サイン会。
さっそく、昨日工場から届いたばかりの出来立てのほやほやのCDを買ってサイン会に。
サインをしてもらって、ツーショット写真も撮ってもらいました。
30分ほどのコンサートでしたが、サックスの音色をたっぷり堪能しました。
おまけに織田さんの1stソロアルバムの先行発売&サイン会付き!、
というオイシイイベントなのでした。
CDは、夜、家で聴くのがおすすめです。
織田さんの言葉どおり、くれぐれも仕事中には聞かないように!
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