−− 今回、解散という事を決めた経緯を伺いたいのですが…。
石井 やっばり、米米CLUBの全体意見としてあったように、システムの維持のために米米CLUBが生き残っていくの
は、ちよっと辛いと…延命行為はいやだな、と。だったら、堂々と天国への道を選んだと…米米CLUBは、そういう道を選んだと
いう事ですね。米米CLUBは、コンセプトのバンドなんで、自分たちの中で、新鮮であり続ける事が大事であるから、バンドのメ
ンバーとかに捕われている以上、その新鮮度が失われてきているだろうと思います。そういうところがある以上、やはり一度解散し
てみんな自分たちの道を…また、やるかもしれないけど、とりあえず、ここで一度すぺてのものを切り捨てて、一回滝の中に身を投
じようと…
−− 厳しい道ですけど。
石井 そうですね。…でも、そっちを選んだという事です。
−− CCCの皆さんも、心情的なところでは理解していただけると思いますけれども、自分の主観的な部分
では、どうしても寂しく思うところもあると思うんですが…
石井 どんなものでも、別れというのは、そういうものだと思うんですけど……。苦しいし、痛みを伴うところだと思うんだ
けど…。でも、新たなものを発見する事もある訳だから、前向きに捉えたいな、と思いますね。
−− CCCの皆さんにも、そういう気持ちを持っていただければ…という事ですね。
石井 思って欲しいですね。ひょっとして、同じメンバーでも、米米CLUBという名前ではなくなるかもしれないし、
確約は出米ないけど、十分に考えられる事ではあるけどね。どうしても、体制とかって、14年間もやってくると、古びてきて、干
からびてくるんですよ。そういうものを、どうしても除去しなければ、今後やっていく事もできないと…可能性を模索しないと、や
れる事も出来なくなってしまう、と…それが、僕らの全体意見ですね。
−− 短いですけど、最後に皆さんへのメッセ−ジをお願いします。
石井 米米CLUBとしての活動は終わる訳だけども、新たに違う活動が始まる訳だから、期待していただきたいと思うし、
本当にこれまで米米CLUBを応援してくれて、ありがとうと言いたいです。でも、これから、これまで以上に応援して欲しいし、
皆さんの応援が必要となってくるので、カをこれまで以上に貸して欲しいので、その辺の事情を分かって欲しいと思います。これか
らもよろしくお願いします。
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