JUNGAPOP INTERVIEW PART 3


PART 4に続く

曲作り


米TAROストックがもう5、60曲とおっしゃっていたんですけど、誰が曲をかいて、誰が詩を書いてとか、そういう感じじゃ無くって、集まって皆でアイディア出しあって、練り上げてくっていうような感じなんでしょうか?
良治いや、だいたい一平が書きます。まぁ律郎も僕も書きますけど、で、アレンジを皆でやったりとか。皆それぞれ、自宅でデモテープとか作れるので、大体自分で勝手にデモテープとか作ってくるんですよ。
それがよかった場合はそれ生かして、アレンジしたい場合は「得’sスタジオ」っていうのがあるんで、「得’sスタジオ」でただでやらしてもらって、アレンジして。
詞は一平が歌うんで、歌う人に書きなさいっていう風に。で、それに文句は言います、文句ばっかりいってます(笑)。
得能文句は言います、ひたすら(笑)。
良治(一平は)それに反論して、「いやこれは」って、説明してもらってます。
米TARO今回のマキシシングルってこう、話が米米寄りになっちゃうんですけど、ビッグホーンズビーとか、色々な方が、参加されてますよね。
得能初めは、すごいこだわりはあったんですよ、僕も。米米とは違うんだぞみたいな。でも端から見ると米米の2人だったりとかもするんですよ。
すごい反発してた時期もあったし、でもまぁ過去の話になるんですけど。そんなに肩ひじ張って、肩怒らせて歩いても、世間はそんなに甘くないぞみたいなね。だから、悪い意味じゃなくてね、キャリアだったりとかすると思うんですよ。で、今回手伝ってもらったのも、手弁当で。「やって、やってよ」「いいよ」って、いうところでやってもらって。
一平映画の友情出演みたいなもんだよね。
得能ほとんどそうなんだよな。やっぱり、なんていうのかな?ホーンいれたらいいなと思って、声をかけたら来てくれるんだよ。
米TARO米米ってやたらいろんな楽器が入っちやってるじゃないですか。例えば、ホーンがなければちょっと物足りなかったり寂しかったりして、なんか慣らされちゃってたりするんですけど、必ずしも「JUNGAPOP」は、いろんな楽器をいれてというわけでは無いんですね。
得能全然ないです。本来的にはシンプルなのが一番いいと思うんですよ。デコレーションしちゃうと飽きちゃったりすることが、あると思うんですよ。
たまにはねぇ、納豆だけでご飯食べたかったりとか、色もいろんな色が入ってるよりも、モノトーンがよかったりもするし。
だから、今はなるべくシンプルな形がいいと思うんですよ。

マキシシングル「JUNGAPOP」の聴きどころ


米TARO今回のマキシシングル、この曲を聴いてくれとか、曲解説というか、「これは詞を苦労しました」みたいなお話を教えて下さい。
一平今日歩きながら、ずっと(ライブで)何を話そうかなって考えてたんですけど、それはちょっと話さなかったんですけど、ベストアルバムって言うのが、あるじゃないですか。
「ベストアルバムって何かな?」って、ちょっと考えた事あるんですよ。グレイテストヒッツとか、いうのなら分かるんだけど、ベストアルバムという言葉があるとするならば、これが僕らの今のベストアルバムだなぁという感覚です。
もうずっと蓄積してきて蓄積してきて、そんなかの今のベストの4曲。
だからもうすごい。僕は、すごい自分のファンなんですよ。ジャンガポッポの一番のファンはぼくだと思ってますから、
だからこの4曲を聴いたときは、完璧だと思いますよね。
1曲目はすごい男らしいロックで、
2曲目はちょっと今っぽい、ループもの使ったサウンドで、
3曲目はポップで、4曲目にバラードっていう、すごいバランスのとれ色々な。トータル的にはジャンガポッポのサウンドになってるんだけど、1曲1曲が、それぞれ違う顔を持っている。
で、まさにこれが今の僕らのベストアルバムだなぁっていう感じがします。
得能 (一平)うまいね

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