RYO-J(坂口 良治)さん "JUNGAPOP"インタビュー


今回の「JUNGAPOP」特集のトリを飾るのは、やはり、この方に、お話しを聞くしかない!!
といことで、ご登場いただきましょう、坂口 良治さんです! 「アニキ!RYO-Jのアニキー!」

実は、「JUNGAPOP」結成時に、Vocalの尾上一平さん達を交え、一度お話しを伺っているのですが、RYO-Jさんとじっくりとお話しするのは、お初。ちょっぴり緊張しながらお話しを伺いに行ったのですが、とっても気さくに応えていただき、やはりRYO-Jさんは、みんなのアニキなのでした。


[新生”JUNGAPOP”]


コメホカ:
「JUNGAPOP」、98年の原宿のクロコダイルの単独ライブが最後で、それから活動を休止されていたと思います。今回、初台ドアーズのライブを久しぶりに拝見いたしました。

RYO-J:どうだった?

コメホカ:前はHARD ROCK色が強かったと思いますが、CD『Land of the Rising Sun』も聴かせていただいて、時代の空気ということもあるのでしょうが、癒し的な要素も入ってきている気がしましたね。

RYO-J:そうだね。ちょっと、やんちゃ坊主が大人になったというか、感じだよネ(笑)

コメホカ:なので、CD『Land of the Rising Sun』の”組曲”とか、気に入りました。

RYO-J:SAXの金子くんが好きなんだよね、この曲(組曲)は面白いって、言ってくれて。ビートルズっぽいの、結構、好きだからね。金子もたまに(ライブに)来てくれるんですよ。2回ほど、来てくれたのかな。

コメホカ:金子さんはやはり基本は、SAXではいられるんですか?

RYO-J:6人めのメンバだから、金子君は。勝手に決めてるけど(笑)!

メホカ:今回のCDは訳すと「日出ずる国」となるのでしょうか? どういったコンセプトですか?

RYO-J:新しい日が上る。新生「JUNGAPOP」が、新しく再出発するにあたって、そこは新しい国で、 新しい星なんですよ。新しい星が生まれたって、ことなんだよね。

コメホカ:だから、CDジャケットも、宇宙的なんですね!

RYO-J:そう!CDジャケットのデザインは、Jrがデザインしたんですよ。
Jrはね、お祖父さんが画家なんで、その血を引いててか、絵の才能もあるんだよ。彼はアイデア豊富で、人と見ている視点が違うというのかな。
ある日、トイレにバリから買ってきた鏡があって、そこに空を映したんですよ。それが面白かったので、デジカメで撮って、星とか宇宙的な部分とか、CG処理を施したんだよね。それが面白いじゃん、ということになって、最終的に、プロのイッペイがレイアウトして出来たのが、あれなんですよ。

コメホカ:「JUNGAPOP」のメンバって、皆さん、ミュージシャンとして一流の方達ばかりなのに、さらに技・引き出しを持ってるんですね。ところで、昨晩のライブで、RYO-Jさんが、バンマスだったのを初めて知ったんですけど。

RYO-J:俺も!(全員爆笑)いや、バンマスなんだけど、世話焼き係ってことですよ。

コメホカ:面倒見がイイ性格、色んな事が、ほっとけないということですね(笑)
しかし、今回、初台ドアーズライブで新ためて思ったのが、RYO-Jさんのドラムは、変わらず最高です!なんっていうのか、聞くヒトを元気にしてくれるドラムですよネ。一叩きごとに、オーラが発射されてくるというか、気(気功)が出ているというか、魂を揺さぶって、元気にしてくれますよ。
久々で、良くって…泣きそうになりました。


[再起動のきっかけ]

コメホカ:
ところで、もう一度「JUNGAPOP」を再起動しよう、スタートをきろうというのは、何かきっかけとかあったんですか?

RYO-J:うん、福島でボーカルの尾上一平の監督作の映画「早乙女家の一週間」の上映会があったんですよ。
福島のファンの子たちが、映画の上映会を立ち上げてくれてね。その映画館で、アコースティックLIVEもやったんです。ギターの是永くんと、ベースのJrと、僕はパーカッションでね。もちろん、ボーカルのイッペイはいるわけだから。蓑輪クンはこれなかったんだけど、所謂、アコースティック編成でね。
それがきっかけですね。実は、その前に、竹下宏太郎のイベントが新宿のクラブであったんですよ。
そこで、宏太郎が「JUNGAPOP」で2曲位なんか、やってくんないかと。そん時に初めて、ギターの是永くんに頼んだら、引き受けてくれて、楽しくできて、バンドとして、形が出来たということですね。

コメホカ:是永さんとは、どなたかメンバの方で、面識があったんですか?

RYO-J:是永くんとは、長いんですよ、レベッカ時代から知ってて、米米的には、同じSONY仲間だし。
JrはJrで繋がりがあって、なにか輪になったって、かんじですよね。で、その宏太郎のイベントで
盛り上がったあとに、暮れに「JUNGAPOP」の忘年会をやったんですね。そん時に、皆、忙しいと思うんだけど、なんか5人全員が集まっただよね。で、折角だし、レコーディングでもしようかという事になって、2003年の4月にやったんです。

コメホカ:以前の「JUNGAPOP」の2枚のアルバム「JUNGAPOP」「ARIA」は、イッペイさんが詞も曲も書いてらっしゃいましたよね。今回のCDは、どなたが? また、是永さんが入られたりして、なにか音楽性とか変わった部分ってありますか?

RYO-J:詩・曲・唄、それは、今も変わってないですね。イッペイがあいつが書いて歌うから、やってるんだよね。
変わった事は、今回のCD『Land of the Rising Sun』は、Jrがプロデュースしたんですよ。それは、もう大きな事でしたね。あと、是永くんが入って、みんな感化されたよね。自由なプレイを皆に教えてくれたから。Jrと是永くんが自由なプレイ「インプロビゼーション」を、彼らふたりが教えてくれた。僕も、目覚めましたね。
決められたことを、キチっとやっていれば満足できたのが、もう、それだけでは、満足できなくなった。
やっぱり。「インプロ」に走りますよね。といっても、JAZZは出来ないけどね(笑)それは、大きく変わった点ですね。基本的なサイズはね、どの曲にもあるんだけど、LIVE になると、皆、知らん顔して、違うとこにいっちゃうんだよねー
(全員爆笑)

コメホカ:昨晩のLIVEも、そういう感じはありありで、セッションという雰囲気も出てました。

RYO-J:ま、そればかりだと、好きな人、そうでない人があるから、LIVEでは、ほどよくね、やってるつもりなんだけど、脱線してた(笑)



[スタジオ"
MANOMANA"]

コメホカ:
話題は変わりますが、スタジオ「MANOMANA」と、「JUNGAPOP」の関係は、何かあるんですか?

RYO-J:基本的にスタジオ「MANOMANA」っていうのは、クリエーター集団で、尾上一平がデザイナーとして、立ち上げてる集団なんですけど、
そこで「JUNGAPOP」のCD製作の企画を出してくれて、形になったという事ですね。
僕らは「MANOMANA」に入っているわけでもないんだけど、僕らのボーカル”尾上一平”が「MANOMANA」にいたと。そこで、人脈を含めて、活用させていただけるものを頂いているんですね。
で、今のCD『Land of the Rising Sun』は、レコード会社が「MANOMANA」なんだよね。

コメホカ:イッペイさんが真ん中にいて、「JUNGAPOP」という円と、「MANOMANA」という円が二つあって、一部重なり合っているイメージで、よろしいんでしょうか?

RYO-J:うん、そうだね。まったく関係ないわけではなくて、「MANOMANA」が企画したライブに、「JUNGAPOP」が出たりとか、CDを製作しているという中で、協力しあっているという事だよね。「MANOMANA」が企画した「MANOMANA NIGHT」というイベントがあったとして、「JUNGAPOP」に出演依頼が来るわけですよ。
非常にクリエイティブな関係ですよね。

コメホカ:だから「MANOMANA」のサイトと、「JUNGAPOP」サイトは別にあるんですね。

RYO-J:あくまでも「JUNGAPOP」のサイトがバンドとしては、主で、スタッフの子たちが頑張って作ってるんですよ
(ここで、同席していたスタッフの女の子に)ちゃんと、写真とるんだよー、手ぶれしないように、シャッターを押す。
この(取材の)模様を、「JUNGAPOP」サイトに載せますからネ。

コメホカ:エー!! 緊張しますう、逆取材になってしまいますーーー。
「JUNGAPOP」のサイトを拝見したんですが、非常に充実していて、情報も早いし、スタッフの方たちのパワーは凄いですネ!

RYO-J:もう、僕ら(メンバ)はLIVEに集中してますから、盛り上げ役は、スタッフの情熱にまかせてます。
LIVE やってないときのBBSとかでの盛り上げとか、頑張ってくれてますよ。もちろん、僕らも書き込んでますよ。
もう今は、サイトが命ですよ。ファンクラブもちゃんと作りたいと思っていて、それにむけての基盤にもなってますんで、どうぞ、みなさん、遊びにきてください。全国制覇というコーナーもあります
(笑)

コメホカ:先頃、長崎でも「JUNGAPOP」のライブをやられましたよね。

RYO-J:あれは、Jrのお友達が長崎にいて、呼んでくれたんですよ。面白かったですよ。楽しかった。

コメホカ:話し戻りますが、今の「JUNGAPOP」サイトのように、ファンの方達も気軽に参加できる、参加していける、応援していけるという形のサイトは、イイですよね。ファンの子たちからみても、凄くウレシイと思います。

RYO-J:ちゃんと撮れてるーー? みんな、なんかヘタなんだよな(笑)

スタッフ:このデジカメが悪いんですよー。昨日は、このデジカメを置いて、一回家にRYO-Jさん、戻られて、そのときに、デジカメ置いていって「なんか、面白いもの撮っておいてー」ですよ。メンバもいないのに、何を 撮れっていうのみたいな(全員爆笑)

コメホカ:(スタッフに向かって)本業と二足のわらじなんですか?

スタッフ:そうです、パソコン関係で。

コメホカ:うちらも、コンピューターメーカーとか、システムエンジニアですよ。

RYO-J:なんだ、みんなオタクなんだねー(全員爆笑)

コメホカ:米米オタクのコンピューターオタクって、ことに、なってしまうじゃないですか(笑)全然自慢できないー。


["PitINN"は憧れのLIVE HOUSE]

コメホカ:
RYO-Jさんは、「JUNGAPOP」の他の活動はのご予定は、なにかありますか?

RYO-J:2月に、以前もやったBoAちゃんの関係をやる予定ですね。それと、Jrと「PitINN」で、ライブをやれればいいなあと思ってます。ギターがふたり、是永くんじゃないんですけど、ツインギターで、ボーカルが入るかは、まだ未定ですね。
前回は、Jrと是永くんと俺の3人でやったんです。ゲストで「m・c・a・t」と、うちのイッペイとでてくれたんだよね、面白かったー。実は、その時が、僕は「PitINN」デビューだったんです。Jrとか是永くんはよく出てるんだけど、俺の意識に中では、「PitINN」って一生出れないと思っていた、そういう格式高いところなので。ちゃんと音楽をやってる人じゃないと出れないイメージが
(全員爆笑)

コメホカ:RYO-Jさんが、ちゃんとやってなかったら、だれが出れるんですか(笑)一体、その線引きはどこに?

RYO-J:イヤイヤ、ミュージシャンのなかには、そういうイメージが「PitINN」にはあるんですよ。
なんか、そう、プロじゃないと出れないみたいな
(笑)

コメホカ:(爆笑)RYO-Jさんがプロじゃなかったら、誰が出れるんですかあ!!

RYO-J:もちろん、譜面みながら、やるんだけど、ドッキドキだし、譜面と違うことやってるし,Jrと是永くんは。
譜面はあってないようなもので、でも、ちょうど、インプロに目覚め始めたころだったから、楽しかったねー。

コメホカ:JAZZ ミュージシャンなんか、ほとんど、そんな感じですよね、リ−ダーがその場で譜面配って。
聞く側としても、結果、いい時、そうでないときもあっても、それが楽しいところはありますね。

RYO-J:それがいいか、悪いかは別としてね。好きな人、そうでない人もいるし、結局、音楽は好きか、嫌いかでいいと思う。全然、自由だしね。とりあえず、俺たち(「JUNGAPOP」)は、一度、見に来てほしい、それだけは、言っておきましょう(笑)それで、判断して欲しいね。

コメホカ:プライベートはいかがですか? 巨人ファンでしたよね!

RYO-J:巨人ファンは…やめました!(全員大爆笑)
堀内監督になって、あの原前監督のゴタゴタがねー。もう、日本のプロ野球は今年から興味が無いんです(キッパリ)。でも、星野さんは好きだなー。箕輪がドラゴンズファンなんです。イッペイが、阪神ファンで、是ちゃんとJrは、まったく興味なし(笑)

コメホカ:イッペイさんは、今年は18年振りの、至福の一年だったんですね。

RYO-J:TV見て、泣いたらしいですよ!(全員大爆笑)

スタッフ:サイトの掲示板が一時、野球一色になっちゃって・・・・

RYO-J:Jrと是ちゃんが怒ったの、おまえらはミュージシャンかって(全員爆笑)
もっと、音楽のことで盛り上がろうって、言って(笑)

コメホカ:じゃー、イッペイさん、優勝のその日は、ギターで「六甲おろし」を引きまくりだったんじゃないですか(笑)

RYO-J:僕は今年から、朝早起きしてるんだよね、大リーグの松井とイチローを見るためにね。来年も松井ファンからですからね、ボク。


["セルフライナーノーツ『Land of the Rising Sun』]

コメホカ:
すいません、話しが脱線してしまいましたが、面白かったです(笑)
話しを戻させていただいて、CD『Land of the Rising Sun』の一曲ごとの聴きどころ、セルフライナーノーツ風にお願いできますか?

1 US

RYO-J:一番、最後に撮ったんですよ。曲順も一番最後のつもりで

コメホカ:イントロからして、これから何かが始まるぞ、っていう感じなので、意外ですね。

RYO-J:「US」は、クラブっぽい、レゲエちっくな曲ですよね、これは、詞ですごく議論したの。
”お互い”って詞の部分があるんだけど、そこが、”TONIGHT"だったの。この曲自体は、以前からあって、ただ、レコーディングはしてなかった曲なんだよね。ハネもの(リズムがはねてる曲)だったのを、アレンジ変えて、レゲエにしたんですけどね。”TONIGHT"っていう歌いだしで始まるのが、なんか80年代だよねって。で、”お互い”になったんだよね。
後、ケツにインプロやってるんで、聴いてほしいですね。
で、みんな演奏をやめないんですよ。最初は、フェードアウトしようかとも思ったんだけど、結局、みんな入れました。
コード感が「JUNGAPOP」には、珍しいですよ。

2 奇跡

RYO-J:「奇跡」も昔からやっていた曲で、リアレンジしました。

コメホカ:「奇跡」は、初期の「JUNGAPOP」のイメージが強く残っていて、正統派「JUNGAPOP」という感じがしました。

RYO-J:歌謡チックというか、俺たちがPOPなソウルをやったら、こんな感じという曲だよね。Jrのハーモニカソロだったり、是ちゃんのRAPも聞いてほしいですね。特に、RAPの詞、じっくり聴いてみてください。

3 99%ナイ

RYO-J:これは、最後まで、詞が出来ませんでしたね。でも、最後にイッペイが「これ、どう?」って出してきてくれたのが、良かったので、決まりました。ノリが凄いよいので、一般受けは一番、イイ曲になっています。

組曲 Land of the Rising Sun

コメホカ:「組曲」を今日、こちらに伺うときに聴いていて、人がザワザワ、ざわめいている音が入っていて、電車の中で、突然、左の方から、話しかけられたと思って、びっくりしたんですよ。

RYO-J:うん、そういうの一杯入ってます。「組曲」はSE音をたくさん入れているんですよ。その辺は、プロデューサのJrがアイデア豊富なんだよね。また、面白いところに、それを入れるんだよねー。

4 組曲 Land of the Rising Sun〜第一楽章「都」

RYO-J:これは、もうイッペイの声でいってください、っていう感じだよね。
蓑輪が引いてるオルガンの音が、凄くイイ音をだしてますから、そこは是非、押さえてください。

5 組曲 Land of the Rising Sun〜第二楽章「個」

RYO-J:第二楽章は、ハードなんですけど、みんなでドラム缶や灰皿、叩いたりしていて、とても、面白かったですね。

6 組曲 Land of the Rising Sun〜最終楽章「放」

RYO-J:みんなで、歌いまくりましたね。もう、いろんな国の人がいるというシュツエーション・設定で、全世界の人になりきって、歌いました(笑)



[詞を書くということ]

コメホカ:
ここまで、楽器隊を中心にお話しを聞いてきたんですが、バンドの顔、ボーカル尾上一平さんについて、お聞きしたいと思います。ずばり、RYO-Jさんから見て、イッペイさんの魅力は何ですか?

RYO-J:これはもう、まづ第一に圧倒的にバラードでしょうね。「BABY BABY BABY」とか「ARIA」とか、凄くいいでしょう。
あと、絵とかグラフィックとかやってるから、それは、詞・曲ともに、いい影響が出ていると思いますよ。特に、その監督作の映画「早乙女家の一週間」とか撮ってるわけで、映画の監督という点で、絵というよりは、動画でいろいろイメージしていけるというのは、彼なりのものじゃないかなと、思いますね。だから、聴くほうも、詞を聴いていると、いろいろなシュチエーションが映像となって、頭に浮かんでくるんじゃないかな。
しかし、詞は永遠の課題ですね、いつも、議論はつきないよね。でも、議論が巻き起こらなきゃ、嘘なんですよ。イッペイが詞を書いてくるけど、これは「JUNGAPOP」の曲として考えると、イッペイが代弁してくれてるバンドの詞なんだから、そこは、みんなこだわりますよ。で、色んな意見を聞いて、イッペイが書き直してきますからね。

コメホカ:私らは詞を書く才能が無いので、想像でものを言ってしまうんですが、詞は一発目は、その人がインナーワールドにもっているものを、引っ張り出さないと書けないんじゃないかと、思ってしまいます。そこで、書いてきた詞に、いろいろな意見をいわれたらどうするんだろうと、思ってしまいます。

RYO-J:ただの意見を言うのは簡単なんだよね。でも、そこに、キチッと裏づけを持って、こうだから、詞もこうなんだとキチンということが大切なんですよ。(コメホカさんも)詞を書いてみたら、どう?

コメホカ:エー!

RYO-J:詞はね、自分が思ったら、「わー、キレイ」って書いていいんですって。そこで、変に比喩的にかっこいい言葉で書こうとするから、伝わらなくなっちゃうわけで、その人なりの言葉で書いたほうが、絶対通じると思いますよ。言葉選ぶと伝わりにくくなりますよ、その言葉を自分の中に、持ってるか、すぐ出るかの違いなんですよね。
「柔らかい」というのを、「やらかい」というのかみたいなね。

コメホカ:米米の時には、RYO-Jさんの詞ってありましたっけ? 曲・編曲はありますよね。

RYO-J:詞はやってないね。というか、詞は歌う人が書いた方が、絶対いいですよ。てっぺい(石井竜也)が歌うものはてっぺい、小野田クンが歌うものは小野田クンが書いた方がいいよね。
「微熱少年」なんて、歌詞カード見ると「微熱少年」って延々書いてあるんですよ、4文字。説得力あるよね。ああいう才能は、小野田クン、凄いんだよなあ。

コメホカ:小野田さんの書く詞って、どれも凄いよね。「Primitive Love」とかね。

RYO-J:「Primitive Love」! ウワー、懐かしい!!


[RYO-Jさんからのメッセージ]

コメホカ:
話しがそれてしまいましたが、CD『Land of the Rising Sun』これは視聴とか、購入はどうしたらいいでしょうか?

スタッフ:一番、簡単なのは、「JUNGAPOP」のサイトで、視聴も購入も出来ます。下北沢にある、ハイラインレコーズでも置いています。後、「MANAMANA」のサイトのほうからも行けます。

コメホカ:視聴は一部だけですか?

RYO-J:全部聴けます!! ただ、少し音質は落としてありますけど。まずは聴いてみて、もらいたい。
それと、『Land of the Rising Sun』は買っていただければ聴けるけど、初期のCD「JUNGAPOP」「ARIA」は絶版なので、 聴けるようにという思いもあって、全部聴けます。

コメホカ:エー!!! 全部ですか?

RYO-J:『Land of the Rising Sun』については、今年一杯の期間限定かもなので、お早めに。
また、来年、レコーディングもしたいですね。いろいろ、考えてますんで。

コメホカ:全曲聴ける、それは、いいですね。そんなのなかなか、ないですよ。地方の子たちも、間口が広くていいですね。では、RYO-Jさんから、是非、メッセージお願いします。

RYO-J:一度、来い!(サイトも、ライブも)」シンプルでしょ♪ で、全国制覇コーナーに登録よろしく!