「MINAKO ”HEART VOICE ライブ VOL.1”」 ライブレポート


かなり風の強い2004年3月22日の日曜日。
青山MANDARA前は久々の美奈子ちゃんのライブを心待ちにする人たちが散々後々集まってきていました。
始まりを待つ間のしばしの間、ふと見つめる「本日のライブ」の看板。
ん?キャストが書いてあるのですが、その中にいつものメンバー、金ちゃん、近ちゃんの名前に混じって「Bon」と書いてある。
ゴシゴシ!よーく目をこすって見直したけどやっぱり書いてある。Bon b」ええっー!Bonさんが出るんだぁ!
米米解散以来、司会とか、Djとかのお姿は拝見してますけど、演奏する姿はずっと見てなかったよ!
すごいすごい!Bonさん変わったかな?前のままかな?ドキドキ。
サーファーって言う噂もあるけどね。
やっぱり、しっかり青年実業家かな?てことは新生銀行の株買ったかな?いくらぐらい買ったかな?
あー!なんてことを考えてるんだ私は!
とか何とか言ってたら、ご本人登場!今から楽屋入りです。大御所登場に辺りはざわめきます。
やっぱり色黒いです。黒光りしてます。
ゴルフ焼け?サーファー焼け?でも、今までどおりの飄々としたBonさんでした。

そうこうしてるうちに入場開始です。胸の高鳴りを抑えつつ入場。
テーブル席をしっかり陣取り、じっくりと聞ける体勢確保。でも、踊りたくなったら、どうしよう(笑)
ドリンクを片手に待っているといよいよ始まりです。

メンバー登場!
今日は白で衣装統一でしょうか、すっきりとまとまっています。
Bonさんもいます。相変わらず背が高いです。色黒いです。顔長いです。(笑)
マリちゃんは白のニットドレスで相変わらずきれいです。
金ちゃんはいつもどおりスリムで、クールでかっこいいです。
近ちゃんは今日のヘアースタイルは大人しめ。いつもながらいい男です。バンマスというよりは若頭といった感じ。(どんな感じや!)いなせだね。
イントロが始まりました。
MINAKO登場!
小花の散ったプリントのカットソー(?)(すいません後ろのほうで目が悪いからよくわかりませんでした)
春らしい、かわいいスタイルです。
金ちゃんのフルートがなごむメロディーを奏でます。

「逢いたい〜♪」MINAKOちゃん歌いだしちょっと緊張気味です。

曲調が変わって、ポップに。
聞き覚えのない曲。新曲みたいです。

【あなたの側で
ギター!近ちゃん!」ギターソロ。短め。
金ちゃんのキーボード。おしゃれな都会的なメロディー。好きだなぁ。
2メロ終わって再び「ギター!近ちゃん!」あっ!さっきは間違えたのね。(笑)
しっとりと歌い上げて1曲目終わる。

続けて2曲目へなだれ込む。
【HEARTY HAPPY
少しほぐれたのかMINAKOちゃんの声の伸びやかな歌声が響き始める。
アップテンポの曲に乗って「OH!YES!」掛け声。Bonさんの声がよく届きますねぇ。なんか嬉しいね。
Bonさん、しかも間奏部でシェーカーを躍起になって「シャカ!シャカ!」Bonさん!抑えて抑えて。
血管切れますよ!(笑)

怒涛の3曲目へ一気に突入。
【Anthology
今日はクィンテット構成ですが、リズム隊が3人と充実、しかもベースがBonさんのこともあってか、心なしかいつもよりテンポいいよぉ!
ノリがいいですよぉ。

 
3曲終わったところでMC。
皆さんこんばんわー!MINAKOでーす。久しぶりですねぇ。HEART VOICE ライブ VOL.1お楽しみください。
元気ですかー?

はーい!(座ってるからか、いまいち声が出ないよー)
ぜんぜん元気じゃない!一人で盛り上がってる感じがします。今3曲聴いていただきました。
今日は本当に・・・ あっ!もう終わりみたいですね。

どうもありがとうございました〜
をいをい!それじゃ、終わっちゃってるよぉ〜
終わっちゃいますね」自分で言ってどうする!
最近どうですか?皆さん楽しいこと、なんかありますか?」 
なんかありますかって言われてもねー。 とてもアセアセしてるMINAKOちゃん。落ち着けー!
後ろからBonさん「落ち着いて喋れよ!」あははー!言われちゃったぁ。

えーあのー(相変わらずてんぱってます)、 そうそう!『NO MUSIC, NO LIFE』というインターネットのドラマに出てるんですよ。
客席から「みたー!」
そう!ありがとうございます。一人?
いやいや、んなこたぁない!みんな見てますってば!
今日は監督も見に来てくれてます。
そうなんだー!
ボロい姿を見せてしまって・・・(笑)。今日はこのメンバーでお送りします。

華やかでしょ? メンバー紹介をしましょう。
ドラムス!大井君!
彼はね、いつもはバンドのスタッフなんですけどね、マルチプレーヤーなんですよ。
ドラムも出来るし、ギターも出来るし、ベースもやるし、スタッフも出来るし、
(をいをい!スタッフは違うだろ!)
太鼓腹も叩けるし。
(うんうん、いい音でそう)
サマーパーティーの時には司会もやってくれてます

あっ!そうでしたねー。覚えてますよ。
パチンコ屋のアナウンサーみたいに『はいどうも〜』なんてやってくれてますけどねー。大井君です!
金ちゃん!Sax、Key、Fl。 最近何かありますか?
ちょっと考えて、金ちゃんが喋ろうとしたら…
金ちゃんでーす!
あー、またやられちゃったぁ。MINAKOちゃんのイジワル!
パーカッション!マリ!
どーも。(二人顔を見合わせて)私たちも長いですねぇ(笑)」
いつ見てもお美しい。憧れです。かっこいいですよ。
今日のバンマス!近ちゃん!
かっこいい!ヒューヒュー。
いい男ですね。何言ってんでしょうね、私。
そして!今日のゲスト!元米米CLUBのリーダー!
」一拍間を置いて…
BOBY BON!
きゃー!ひゅーひゅー!みんなこーふん。
ジャンジャカジャ〜ン! ここだけジングル入ります。特別扱いです。
固唾を呑んでBonさんの7年ぶりのお言葉を聴こうとしてたら・・・
えー*+)'&○%$□#@=>☆?+&5:;…!!!
いゃ〜ん!マイクが調子悪くて何を言ってるのか分かんないよー!
あの〜、*+)'&○%$□#@=>☆?+&5:;…
ぼ、ぼん*+)'&○%$□#@=>☆?+&5:;…!!!
どーやら、MINAKOちゃんに「汗をふけ!」といってるらしい。(笑)
いっつも汗かいてるんですよぉ。兄妹揃ってねぇ…(~_~;)このメンバーで盛り上がって行きましょう!
こんなに騒いだあとに…バラードを1曲

ぶふっ!」自ら吹いてますよぉ。
うわぁ〜!大丈夫かぁ〜
まだBonさん何か言ってます。
:@&%☆彡#*○#<=◇!!!
誰が言ってんのー! 歌えなくなっちゃうよー!
Bonさんマイクをはずして「地声で喋る!」といってます。MINAKOちゃんそれを無視!ひっどーい!(*^_^*)
&%☆彡#*○#<=◇
もういいー!もういいー!

気分を入れ替えて、しっとりとバラード曲です。
【今でもあなたが好き
あの時あなたに出会っていなければ、今の私はなかったと思うの・・・
うーん、心にしみるフレーズですね。 そんな気持ち誰でも持っていますよね。女の子の気持ちを代表して歌って貰ってる感じです。
すごく共感できるなぁ。
次の曲は、今回のHEART VOICE ライブ のテーマ曲なんですけども。
いま、自分に声だけじゃなく、たとえば小さな子供の声を聴くと言うか、耳を傾けてみるという事も大事なんじゃないかと・・・
聞いてください。


【HEART VOICE
軽快なテンポで、うきうき楽しい曲です。でも、詞は命の大切さ、ひとりひとり命の声を、瞳を閉じて聴き澄まそうという胸にグッとくる新曲

 
 

次は、アコースティックコーナーですね
椅子とBonさん用の新しいマイクを持ってスタッフ登場!って大井君じゃないですか!
あるときはドラムス、またあるときはスタッフ。八面六臂の大活躍です。
あっ!ありがとうございます。(笑)」
大井さん、ご苦労様ですぅ。座って落ち着いたところで、話始めるMINAKOちゃん。
最近よくこのー…語っていいですか?
みんなに聞いてます。どーぞ、どーぞ、語ってくださいな。
エー…
話し始めたところで、絶妙のタイミングで、
チェック!チェック!」Bonさんの声 (爆)
うわぁ〜!Bonさんナイス突っ込み!
Minakoちゃんの話の腰をポッキリと折ってくれました。さっきのし返しかぁ! (笑)
ゴメン!ゴメン!マイクが今代わったから
マイクトラブッてたからね、換えてもらったの。で、チェックしてたのね」あははー!おかしぃ〜(^o^)

あいたー!やられたー!
最初に『ベースやって欲しい』ってBonに電話して、で、曲のリストを渡したら青くなって、
5曲ぐらいで、ずっとMCじゃないのーー?ってそうしなよー、さだまさしみたいにって(笑)」
奈々ちゃんもそういってたよー!って
誰なんですかね、奈々ちゃんって」知らんがな!
だってそういう風にしようって…打ち合わせの時に
そーなんですよ。4曲ぐらいしかライブでやってないと思ってたみたいで、Bon。すごいですよ、ずうっと練習してたんだよね?
そんなにしてない!してない!」あははは、否定してますBonさん。
まぁ、見栄はるところがまたね…いいですね」MINAKOちゃんもちくちくやります。
と何か言ってます、Bonさん。
ん?何ですか?
汗拭いて!」(爆)またもやナイス切り返し!
このコンビの息はぴったりですねぇ。あーおかしい。

気持ち入れ替えて、MINAKOちゃん語ります。

最近なんかこうー…愛について考えてたんですね、
今まで、自分としては愛について壮大っていう程ではないですけど、深いっていうか、そういう風なのが『愛』って思っていたんです。
でも、最近は違うような気がするんですね。私が思う愛っていうのは…すごい謙虚なものなんです。
そっと寄り添っている。いろんなちっちゃいところに実は愛はいっぱいころがっていて。
その愛を、いっぱい感じられれば感じられるほど心にポッと暖かいものが…
野に咲く花がそっと飾ってあるだけでも愛を感じられると、自分の愛も深まっていくと、
そういったことをいっぱい感じることで、人にも与えられるような大きな愛に膨らんでいくんじゃないかなぁと。思っているんですよ。
実は愛はすごく面倒くさいことなんかじゃなくって…大きなものじゃなくって
(だんだん声が小さくなっていく)
MINAKOちゃん自分で笑い出す。
もういい!!もういいじゃん!!」後ろを振り向いて、逆切れ?!
そう自分で感じているといいんじゃないかなって…そう考えただけの話なんですけどね。
すっごい汗かいてるんですよぉ!

だろうねぇ。
こっちもこの話どーなるんだろうって手に汗かいてましたもん!(笑)
まとまりませんでしたね。すいません… 聞いてください。


【愛を感じて

ここへ落としたかったのね。うんうん。MINAKOちゃん気持ちだけは伝わったよ。
いっぱい汗かいて奮闘していたのがうその様に一転しっとり歌い上げるMINAKOちゃん。さすが女優ですね。
金ちゃんのフルートがいいなぁ。春の朧月夜の宵に寄り添う恋人たちの情景が眼に浮かんできますね。
さて次は・・・
学生さんたちもいらっしゃいますよね。この時期卒業シーズンということで、懐かしい曲を一曲用意しました。
1970年代の曲ですね。知ってる人はそれなりに。近ちゃんは?」

(生まれて)いないかも
あっ…じゃ行きましょう
そうそう、近寄らずに、さっと流しましょうねぇ。

なごり雪

リアルタイムで見た派としては懐かしいですねぇ〜。
ああっ!年がばれるぅ!ってバレバレですかね。
「かぐや姫」でも、「イルカちゃん」でも、「風」でも聞いたぞ!って自慢にならないか。
MINAKOちゃんの澄んだ声が曲によく合いますねぇ。
 
 
リハーサルしてたときに、『なごり雪』をやるっていったら、Bonがひとこと言うんですよ。
去年よりずっと綺麗になった?って。」
何?っていったら、40過ぎて去年より綺麗になるかなぁって!そういうんですよぉ!」(笑)
確かにね、この年になったら去年よりも綺麗にならないかもしれないですけど…
去年よりキタナクなったって」えー!Bonさん!
いってない!いってない!」Bonさん、強く否定。みな、大爆笑。
えー!いったじゃん!
でも、これを歌う前に言ったら、歌えなくなっちゃうじゃん。みんな心の中で『去年よりキタナクなったー』って
で、この曲に入るときになるたけ考えないようにしようと思って。

いえいえ、MINAKOちゃんはずぅっと綺麗なままですよぉ。
でも、いい曲ですよねー
ぜんぜんフォローになってなぁい!せっかくしっとりして聞いてたのにぃー!自分で壊してますよぉ。

次の曲も懐かしい曲なんですけど。
ずっと、同じ道を歩いていたのが、どうしても好きなんだけど、自分の夢を諦めきれずに別々の道を行くという…そういう曲です。聞いてください。
ふふ…しっとりと… キタナクなったというのは忘れてください。

言わなきゃ思い出さないのにー!

あの日の選択
さよならが口に出せなくて♪無理に笑った顔が切ない…♪」ああっ!ふいたぁ!
すいません、ごめんなさいm(__)m
あー止まっちゃったよぉ。
ん?Bonさんまだ演奏を止めない。ずっとベースのパートをひき続けています!(笑)
集中しないと歌えないもので。ホントすみません。こう後ろが押すんですよね。Bon! Bon! Bon! Bon!って!
わははー!Bonさんのせいにされちゃったー。(笑)
もうひずんでないよねぇー!…ひとのせいにしないで下さぁーい!」Bonさん、逆襲!!
あーあー、言われちゃいました。
そういえば、米米時代には石井兄がよくBonさんに言われてましたね、このセリフ。懐かしいなぁ。
すいません。女優なもんで」えっ!言い訳?なんのこっちゃー!
気を取り直してもう一度。
今度は無事に歌い終わりました。ほっ。ほんといい曲なんですよね。じんと来ます。

 
 アコースティックコーナーはここで終わり。

最近 私は役者の勉強をしてまして。ワークショップに通っているんですよ。
私はこの歳になるまでそう言う勉強をしてこなかったので。
米米をやっててそのあと振り付けをやってましたけどね。びっくりしましたね。
今回、女優のお仕事を頂いて、ちょっとやってみようかなぁーと。
いろんなワークショップの形があるんですけれども、いろんな先生がいらっしゃって、いろんな教え方があるんですが、
私が行ったところというのは…
リピテーション、キャラクター、シーン。この三つに別れているんです。
私はまったく何も知らないので、見せていただいたんですけれども、もう…ショックでしたね。
リピテーションというのはお互いに、お互いの感情をリピートしあうんですよ。
当たり前なんだけど、感情って日常抑えているじゃないですか。
急に、通りすがりに素敵な人にあっても、『素敵ですね!』なんていわないじゃないですか。
それが、その人とあった瞬間に気持ちをぶつけ合うんですよ。
何十人もいて、二人ずつ組まされて、バーっとやるんですけれども、ある意味ちょっと宗教的で、ドキドキしたんですね。
ホー!これが私に出来るのか?ってね。
で、やっていってですね。ミュージシャンの人達に話すと『やー、出来ないねぇー』って言われるんですけどね。
やっぱり役者さんには役者さんの勉強があるんだなって思いましたけど。
感情って、どんどん大人になっていくと感情を抑えるようになっていくじゃないですか、子供って好きなように
平気で言うじゃないですか、
でも、大人になっていくって、そういうこと(感情を抑える)じゃないんですかねぇ。
リピテーション感情を出したりする勉強なんです。
で、今はキャラクターっていうのをやっているんですが、これは、一番身近な人になりきるという。同性なんですけどね。
同性で、一番身近で、一番よく知ってる人の役に、その人になるというものなんです。
だいたい女性だと、親友か、お母さんになっているんですよ。
お母さんというと、紙にだーっと書いたんですよ。お母さんがどういう人かって。
性格とか、生まれ育った環境とか、(項目を)ずらーっと。それでお母さんに聞くんですよ。
で、それを自分でインプットして、お母さんになりきって、演じるんですよ。
その、いっぱい書いてある中に、「SEX」って書いてあって…
(笑)」
あ〜、みんなひいてます(^^ゞ
で、先生にすいませんこれ(SEX)お母さんに聞くんですか?って…
ひいてますよね、皆さん。すいません。

あっ、気がつきました?(^^ゞ
とにかく、その人を演じるという事は、その人の細かいところまで知るということなんです。
という事で、今ワークショップで、私がお母さんをやっています。『石井光子でございます』って
(笑)
なんか、私がやるとコントみたいになっちゃうんですよ」(笑)
うんうん、見なくてもなんだか判る気がする。
ちょっとそれが困るなぁって思いながら…勉強しているんですけれども。
こういう世界に足を踏み入れてですね、どーしよーって思いながら学ぼうとしているんですが…
で、役者の先輩をゲストにお招きしているんですが…

へぇ〜!誰でしょね。
呼んでみましょう!ジェームス小野田さんです!
え〜!ひゅーひゅー!すご〜い。
大拍手の中、小野田さん登場。
人生1もありゃ2もあるさぁ♪(水戸黄門のテーマ曲のフレーズで)3もありゃ4もありゃ5もあるさぁ♪
ひとつ!ひとのうわさを信じちゃいけないよー。
ふたぁーつ!二人は世界のために
みっつー!みつばちマーヤは一人ぼっちで(急に優しく可愛らしい声で)さみしいなー!
わっはっはっはー!そうです、私が役者の先輩ジェームス小野田であーる!
ナイストゥミーチュー!ナイストゥミーチュー!ナイストゥミーチュー!
盛りあがってるか〜!
いえー!
いえー!
いえー!

小野田さん、いきなり懐から取り出して、紙吹雪を撒く〜!
きゃー!小野田さんが登場するやいなや、いきなり大盛り上がり〜。
さすがGODの小野田さん。カリスマ性ありますねぇ。
小野ちゃん!
ちょっと私なりに演じてみました。 あっ、散らかしてしまいましたね
紙吹雪を律儀に自分で拾ってます。(笑)いきなり小さくなってます。
いいよ、小野ちゃん、やらなくて」MINAKOちゃんも笑ってます。
いやいやいや〜、どーも、お久しぶりですねー
どーですか、小野ちゃん
最近は、稽古稽古でね
あっ、そうか、小野ちゃん舞台がね
今度こういう舞台を…」懐からチラシを取り出す小野田さん。
営業ですか?」(笑)
あっ!『スター誕生』!」すごーいの声が客席から。
毎日稽古でね。稽古の合間をぬって今日はね
綺麗な人がいっぱい出るんですよね
そう、仲間由紀恵さんとか、今井恵理子さんとか、島谷ひとみさんとか。106人くらい居るんですよ。
台詞とか、振りとかを覚えるよりもね、人の名前とかを覚えるほうが大変なんですよ。会ってもわかんない。名前が出てこない

面白そうですねぇ
そうですね。3月17日から一ヶ月間やりますので、よろしかったら皆さんも見に来てください
ちなみに、私もミュージカル、出ます!」え〜!初耳〜!
森は生きている』っていうのに出ます」すごーいMINAKOちゃん。
はい、で、どういう内容なんですか?
えーっとですねぇ…これからです」あはははー!MINAKOちゃんらしいやー。
小野ちゃんそのあとは?
これが4月に終わると5月6月に違う芝居が入るんですよ。
初めての経験なんですけれども、本番をやりながら次の芝居のリハーサルをやるんです

すごいですねぇ
もうこれからどうなるんだか、わからないです
それ5月6月ですか?
「そう」
あっ!私も5月6月ドラマをやるんですよ」あっ!"新しい風"と言うドラマでしょ。知ってるもん!
そうなんですよ!自慢しちゃったぁ!ごめんねぇ、小野ちゃん
あー!一本とられたなぁ」(笑)
へぇ〜。お二人とも今年は大活躍ですねぇ。頑張って欲しいですね。見に行きますよ。
ねぇ、小野ちゃん、いつも夏のサマーパーティーやって、ね
そう、毎年、というか、2回続けて出さして貰ってね
もう小野ちゃん準レギュラーですからね
レギュラーなんですね。へぇ〜」まるで他人事のような小野田さん。みょーな間が空きます。と。
小野田さん突然後ろを振り向いて、わざとらしく驚いて。
あっ!!Bonだ!Bonがこんな所に!お久しぶり〜。元気?
あっ、金ちゃん。ご無沙汰してます」わーざとらしー。(笑)
あっ、MARIちゃんどーも
あっ!大井君お世話になってますぅ」わざとらしいご挨拶が終了。
今年はもう、舞台三昧!!
いいですねぇ、舞台いいじゃないですか
夏以降もね、京劇をやろうかと
京劇?
そう。去年の12月と今年1月にやったんですけどね。今度長い期間で。孫悟空を。
孫悟空の中の豚の役なんですけど。体型的にちょうどいいと
」(笑)
猪八戒?
そうそう、猪八戒。豚鼻をこうつけてね
頑張ってください
はい。MINAKOちゃんにはね、役としてね、少女の役をしてほしい
ぶっ!!」MINAKOちゃん吹く。
そう、お母さんの役とかならわかるけど…無理ですよ
少女の気持ちを持った、そんなね。親子の役とかやりたいなぁ。と
親子ですか?小野ちゃんがお父さん?怖くない?リアル?
「怖いかなぁ?」
社長〜♪って社長くらいならねぇ」それって、「アイズレーコイズレー」じゃないですか。
お父さんはちょっとねぇ
舞台、音楽劇、ミュージカルとかやってて、台詞とかどうやって覚えるんですか?
台詞はね、トイレで覚えます。トイレに本(台本)もってって。けっこう集中するんですよ
ふーん、なるほどねぇ…まったりしてますねぇ」話が盛り上がりません。
まったりしてますねぇ
どーしたらいいんだろう?」おーい!どしたらって…(笑)
何か聞きたいこととかある?」助け舟を出す小野田さん。やさしーい。
聞きたい事ねぇ…そう!歌はどうですか?ライブとか?
そうねぇ、ライブしたいですねぇ
やって貰いたいですよね、小野ちゃんにね。かっちょいい!とか聞きたいですよねぇ
聞きたぁーい!の声がいっせいに上がる。みんな一気に期待モード。
で、やらないんですけどね。今日はね」がくっ!出た!石井兄妹お得意のイジワル!んもー!
ふってるみたいですけどね
やりたいねー。昔よくやりましたね
やりたいですよ
じゃ、次の企画で…そういうことで、じゃ!
えー!えー!えー!歌わないで帰るのぉ、小野田さん。
小野ちゃんでしたー!小野ちゃんに拍手ー!
えー!マジぃ?場内騒然とするなか小野田さん退場。しくしく。せめて1曲聞きたかったよぉ。
小野ちゃんでした。
小野ちゃんもずっと役者の仕事をしてたので、相談に乗って貰ったりしたときもあったんですけどね。私も頑張ります

次の曲は、去年の夏に姿月あさとさんが歌ってくれた、『さくら』という曲をやります。聞いてください

【さくら
ウドゥーの重厚なリズムにコンガの乾いた音が重なりしっとりとイントロが始まる。
MINAKOちゃん独特の「こ惑的」ともいえる柔らかな指使いの踊りに魅せられる。
去年から今年にかけて、不思議と「さくら」をテーマにした曲がヒットしましたが、このMINAKOちゃんの「さくら」もいい曲ですよね。
散り初めてゆく桜の華やかさと、そこはかとない「あはれ」を感じる曲ですね。

歌い終わって、MINAKOちゃんいったん退場。
 

ムーディーなサックスの音色が響き始める。ゴッドファーザーのテーマ曲からキャバレーチックな(?)セクシーなメロディーへ。
マラボーをかけて思いっきりシナを作ってセクシーにMINAKOちゃんが再登場。
ちゃらっち、ちゃらりらっちゃら♪「あ〜ん、あ〜ん
おおこれは!パツキンお色気キャラで鳴らした青江美奈おねぇさまの「伊勢佐木町ぶるーす」ぢゃあないですか!
いいね、いいね。ここから一気に「昭和お色気歌謡メドレー」です。(勝手にタイトルつけてます (^^ゞ )

伊勢佐木町ブルース(青江美奈)〜経験(辺見マリ)〜絹の靴下(夏木マリ)
テンポアップして「経験」
「あ〜ん、やめてぇ〜ん♪」MINAKOちゃんの面目躍如!お色気たっぷり、大人の魅力を振りまきます。
って、客のほとんどが女性なのが、なんだかなー…ですけどね。
指で「カモン、カモン」の例の振りもそのままに…
ヘーイ!ヘーイ!」やけに元気なというか、素っ頓狂な掛け声。(~_~;)
せっかくの艶っぽい歌なのにぃ。ミスマッチー。
笑い声を引きずったまま「絹の靴下」へなだれ込み。
う〜ん、いいですねぇ。
「大西ユカリと新世界」ってな感じぃ。場末のキャバレーっぽいのがいいですねぇ。(どこがいいんだぁ!)
ヘーイ!ヘーイ!」(笑)調子っぱずれの掛け声は続く・・・
みんなも一緒に! ヘーイ!ヘーイ!」しゃーねーなーという感じで、みんなも「ヘーイ!ヘーイ!」(笑)
MINAKOちゃん暴走モードに突入!
と、そこへ割って入ったのは…
ちょっと!あんた!な〜に調子に乗ってんのよ!」マリちゃん乱入です。
私だって、まだまだ負けてないわよぉ!
おおっ!このフレーズは…

【女にして
懐かしぃ〜。
情熱の誘惑ランバダ〜♪」ああっ!いいっ!
コーラスの「一晩中〜」「うっはー!うっはー!」がいいですねぇ。Bonさんの声がまたよく聞こえるんだこれが。堪らんですね。
間奏のマリちゃんのティンバレスがまた相変わらずカッコいいんだ!
ほらほら、こんなに、こんなにクネクネよぉ〜。さそり座の女をナメちゃいけないわよぉぉぉ!あなたが思っているより、こんなに腰は動くのよぉ。ほらほらこんなに早く動くのよぉぉぉぉ!
くわぁ!マリちゃん艶っぽいですぅ。せくしー!

ああっ!もう会場はなんだか熱気ムンムンになってきちゃいましたぁ。

【プラムジュース
ウオー、ウレスィー!
ダメよ、ダメよと思いつつ、自然に体が反応するぅ。最後に踊ってから随分たつというのに、体が振りを覚えています。
気がつけばみんな踊っています。「うぉう♪うぉう♪」の男子組のコーラス、やけに力が入ってない?
間奏で。
「見てるほうも恥ずかしいよね」
エコーがしっかりかかってて、またこれが…ねぇ。(笑)
テレながら歌うシュークの二人。
歌い終わったら、例の、お約束の。
マリちゃん
みなちゃん
せーの
合体!

二度と歌うまいと思っていたんですけどね、Bonが入ったので歌ってみました。
えー、みんなが一緒に踊っていたのが不気味でしたけどね。(笑)小さく踊るのはやめてください。
プラムジュース。シュークリームシュのときの歌で、名曲ですね。
(笑)」うんうん。
 

さて、ここから盛り上がっていくんですけど。みんな踊ってください」よっしゃー!後半戦盛り上がっていくよぉ!踊っちゃうよぉ。
新曲なんですけどね」がくっ!新曲?踊れないっしょ!
ふと、子供のころを思い出したりして、子供のころ海のあるところで育ったんですけどね。そのころの事を思いながら作りました

【5月の風
明るく楽しい、MINAKOちゃんらしいポップ調の曲です。金ちゃんのキーボードが春らしい、軽やかなうきうきする気分を出しています。
「走れ〜走れ〜ペガサス〜♪」サビの部分がさわやかでいいですね。

【smile song
おなじみの曲です。ラップは近ちゃんが担当。いい感じです。近ちゃんは何をやらせても上手ですねえ。
よく見てると、ラーラーラーのコーラスのところ、Bonさんベースでいっぱいいっぱい?歌ってなーい。譜面ばっかり見てるよー。(笑)

【375
うーん、お尻がもぞもぞします。座ったままで踊るのは辛いです。みんなー立とうよー。
でも、今日はテーブルぎっしりで立ちにくいのよねぇ。欲求不満が募りまぁす。

【明日へ

さらに踊りたい欲求と戦いつつ、手だけを振って、「OH!YEY!」です。
ここで本編終了です。
 
 いったん全員退場。
再び現れたメンバーはみんな白のTシャツ姿。
女子は胸に赤いハート。
男子は袖のところに同じ赤いハート。
なんかねー、ちょっと見"○NTORY"の「DA○RA」みたいー。
 


みなさんいかがでしたか?これに懲りずにまた機会がありましたら来てくださいね。
後の方狭いですけど、立って踊りたいという方はどうぞ、一緒に踊りましょう

【愛してバタフライ
これまた懐かしいナンバーです。
Bonさんのベースが入っているせいか、すっごくグルーヴ感があります。
近ちゃんのギターソロ!ギターが啼いてるぜぃ。いいですねぇ。
いつも思うことですが、チープな歌詞(失礼)にゴージャスな演奏。
このギャップというか、ミスマッチ感がまたいいんですよね。醍醐味です。お得感満載。

【Power」
サンバのリズムで。
マリちゃんのコンガのリズムが心地よい。
一気にヒートアップして、とうとう、たまりかねて立ち上がりました。全員総立ちです。
金ちゃんのフルートソロ。空を跳ぶ鳥のように軽やかで美しい音色です。
サンバ!パワー!イエー!」MINAKOちゃんもノリノリでぇす。
と・こ・ろ・が…
2フレに入ったところで、歌詞忘れ。「ララララー」でごまかします。 ひゅーひゅー。観客に冷やかされています。
サビの部分でようやく復帰。
サンバ!!」とーとつな掛け声。逆切れ?やけくそ?みんなげらげら笑ってます。
ソロ回し。
コンガ→ドラム→コンガ
パーカッションのコラボがGOOD!
最後はみんなで「ララララ〜♪」の大合唱。楽しい〜。
今日はみんな、どーもありがとー
サンバ!パワー!」「サンバ!パワー!
最後までMINAKOちゃんのパワーは全開でした。

最後に石井兄の真似をして"生"「ありがとー」「一度、やって見たかったのー(笑)

そして、そして。
もう一度登場。メンバー紹介。
じゃあ懐かしい曲で "みたいな"」えー!やっちゃうの「VIVA!みたいなもの
聞きたかったよー。イントロが流れてきます。

だめだめぇ〜。これ一回耳に付くと離れなくなるのよね。頭の中でぐるぐるメロディーが回るからやめてぇ。
ダメだってー。やらないって」やーん。やってほしいよー。
みんなで「みたいなー♪みたいなー♪」の大合唱。(笑)
最後の曲は新曲になるんですが、今日来てくださった皆さんに想いを込めて、
また、仲間たちとも、元米米のメンバーとあったりしたんですけども、そのときの想いを込めて。
会ったときはわーってなるんですけど、それが終わって、またシーンとなって、ちょっと胸がきゅんとなるんですよね。
そういった気持ち、ありがとうの気持ちを込めて、作りました

【See You Again
心の中が暖かいものでいっぱいなんだけど、でも、ちょっと切なくなる。そんな詩ですね。

今日の締めくくりにはぴったりかも。
これで今日のライブはおしまい。
笑いあり、ハプニングあり、懐かしい顔も見られて最高でした。
もちろん、MINAKOちゃんの歌も最高!
 
 
会場を出て、名残惜しげに外でたたずんでいたら、なんと!Bonさんが出てきたではありませんか!
きゃー!なんかお話したいよぉー! なんて言おう?何か質問する?
とりあえずドキドキしながらやっと言えたのは「お疲れ様でしたぁ」の一言だけ。m(__)m
ああっ!もっといっぱいお話したかったのに…
そう!そうだった、聞きたかったんだ!
「Bonさぁ〜ん!新生銀行の株、買ったんですかぁぁぁぁ?」
問いかける言葉は、むなしく、春の嵐に吹き消されて、青山の夜の街角に吹き散らされていったのでしたぁ。

 


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