石井竜也プロデュース「鈴鹿8時間耐久レース」前夜祭
スペシャルライブレポート(1999/7/24〜25)



名古屋のフタムラ特派員より、「鈴鹿8時間耐久レース」前夜祭のレポートです。


24日(土)お昼頃に到着した私と連れの二人は,いずれも「鈴鹿」初心者! ファンクラブイベントのト−クショ−で,すっかり石井プロデュ−サ−に乗せられ、 鈴鹿初見参となりました。

まずは、広大な土地なのでどこに何があるか把握しなければ・・・ということで 『ご自由にどうぞ!』の“イベントガイド”を手に(基本中の基本ネ)。 いきなりクーラーの利いたレストラン(というより食堂)へ直行して、 食事をしながら作戦会議。

また,日焼け止め・帽子・サングラス、そしてペットボトルを凍らせてタオルで 包んで,バッグにしのばせるという、暑さ対策を万全に整えて挑みましたが、 意外にも心地よい風が吹いて、レース観戦に積極的にならなければ、 木陰で座ることも出来て、前夜祭目的者にはなかなか快適でした。

ふらふら歩いていると、コンセプトバイク“マーリア”と遭遇! 早速写真を・・・と思ったのですが、キャンギャルさん達の撮影会が バイクの前で行われていたので、後にしようと思って歩き始めると、 前方からピカピカ光る小さな物体が近づいて来ました。どうみても “マーリア”の子供といった感じ。『何?かわい〜い!』と思っているうちに 人込みに消えちゃいました。

翌日の石井さんのトークショーでわかったのですが、 携帯を造った会社がスクーターを造りたいと言って出来たものらしく、 基本的には“K-TI”のブース(こんなところでも商売してます)に ちょこんと展示されているのですが、時々遊びに行っちゃうようで、 お留守の時が多くて写真撮影するまでに何往復もさせてもらいました。

さて前夜祭目当ての私達の,一番の問題は『前夜祭をどこで見るか?』 これは悩みました。場内の様子がイマイチ把握できてないので、 鈴鹿のスタッフの人達から情報を集めました。皆、親切!!

通常のコンサ−トでいえば,アリーナ席にあたるレーシングコース上は、 19時45分に開放されるとのこと。7時頃から始まる,前夜祭オープニングは 見ず、更に日陰のないところで3時ごろから並び始める作戦に出てる人たちも います。でも,体力的にきつそう。

一方,グランドスタンド席(レ−シングコ−スの外周部)は、スペシャルステージ (予選)終了後(4時半ごろ)に開放されるとのことだったのですが、 指定券を持っている人達が帰るのかどうかわからないし、 ステージとの距離があまりにも離れていたらどうしよう?という不安も。

結局,根性の無い私達は,4時少し前にグランドスタンド席入り口に並びました。 だって、イスに座って待てるもん。ほとんど先頭です。 やっぱり皆帰らないのかな?と不安になりましたが、スペシャルステージが 終わると結構な人数が帰って行くではないですか。 なんて勿体無い人達・・・でも、私達にはラッキーということで、 なんと中央の席を確保することが出来た私達は,夕飯を仕入れに出かけました。

焼きそばとフランクフルトという、いかにもイベント会場らしい食べ物を買って 席で食べてました。するとこれからステージのセッティングということで、 トラックというかトレーラーというのでしょうか、でっかい車の上にスピーカーやら、 ライトを載せて次々とピットの前の道に集合して、ステージが造られていきました。

音響やライトのチェックなどが行われ、それうちに“HEAD ROOM”のCDが 流れ始めました。一体この会場の何人の人がこのCDを知っているのかしら?なんて 思いながら聞いていると、サーキットビジョンに今までの8耐のTVCMがすべて映 し出されました。小峰さんバージョンはもう懐かしいって感じです。

いよいよオープニング!
全国から集まったバイカー達が鈴鹿の市内をパレードしてコースに入ってくる様子が、サーキットビジョンに映し出されます。遠くからバイクの音が聞こえ始めたかと思うと、暗くなりかけたコースにライトを付けたバイクの姿が見えてきました。 バイカー達は手を振ったり、旗を振ったりして観客にアピールして続々と通り過ぎて行きます。(ものすごい数でした)そんなバイカー達を場内の皆は温かく拍手して見守り ました。 なんかそれだけですでに感動してしまいました。(石井プロデューサーの思う壷です)

次は高原兄(アラジン、ご存知ですよね?)のライブで、当時のメンバーを全員揃えての演奏で、 『完全無欠のロックンローローラー』♪と以前の8耐のテーマソング『風よ鈴鹿へ』♪の2曲でした。

そして、いよいよ我らが、石井さんのライブへ。そうそう、石井さん登場前の花火がきれいで良かったんですが、ちょっと間が あいてしまう時があって、その時にアリーナにいる男性陣が『いっしーいっ!いっしーいっ!』と声を掛けてくれたのが 嬉しかったです。いつもの、石井さんの客層とは異なる反応。そうこうするうちに、マーリアに載ったマリーザが走ってくるところが、 ステージ脇のモニターに写り、期待ももりあがる!!

  1. I can't Help Fall in Love with You(by マリーザ)
  2. I'm Beauty,You're Beauty
  3. White moon in the Blue sky
  4. BOOGIE DEEP IN LOVE
  5. 浪漫飛行〜8耐バージョン
  6. BLOWZ JOB(by Big Horns Bee)

  7. HI TENSSION LOVE
  8. 壮絶夜舞酒家
  9. 朝日につづく道

みどころは、久々に石井さんとライブのステージにたった、BHBとコーラスのマチコさん。「浪漫飛行」も、金子さんがリアレンジした 8耐バージョンで、ホーンが野外ライブでピッタリ。最高に凄い演出は「BLOWZ JOB(by Big Horns Bee)」のヘリのアクロバット付。 このヘリのスタントに被るホーンが、まるでルパン3世のよう。遠くでポツンと赤い点が二つ浮かび上がったかと思うと、客席の方へ 『どぉーだぁー!』と見せつけるような感じで、グァーンと迫ってくるような飛び方をしてくれたり。
ヘリからパラシュートつき発光スティックも投下されました。BHBの演奏が終わると、ヘリがもう1機 登場して『石井竜也勝訴』の垂れ幕が下がっていると思いますが、サーキットビジョ ンにはキャンギャルに囲まれて勝利を喜んでいる様子の石井さんが映ってました。 最後の「朝日につづく道」の大合唱や、石井さんの感動MCもあり、大満足のライブでした。

翌日のトークショーは雨の中、一時間弱待ちをして写真撮影に取り組みました。 シャッターを押すことに夢中で石井さんが何を話していたのか、全然覚えていないお バカさんです。やたら『イェーイ!』を繰り返していたような気はしますが・・・ 時間も予定より短くて、石井さんもお疲れだったのかな?


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