「”G”一発ホーンsec.アカペラ」
アルトサックスのイントロから入っていく、モノトーンでかなり泣き節。いいねぇ。ドラム、シンバルが重なる。続いてテナーサックスが重なる。だんだん色づく感じ。ピアノが入ってきた。どんどんテンションが上がってくる。
トランペットが入って、トロンボーンがとどめをさす。次々に音が重なっていくに従い色彩が鮮やかに浮かび上がっていく。
う〜ん!やられたぁ!参りました!この人達に音で遊ばせたらこんなになるのね。ちょーカッコいい!
クールに決めた後は、そのまま
"Go Go Funk!"に突入だぁ!
文字通りのファンキーナンバー!
アルトサックスソロ。
曲を演りつつのMC。ほうほう、面白い趣向ですね。
バックのピアノとドラムが心地よいリズムを刻むなか・・・
金:えー、一番手ですね。一番、一番・・・
この前渋谷のライブハウスに新人のバンドを聞きに行ったんですよ。 サイクロンというちっこいところにね。ああういうところに行くとですねぇ、メンバー募集!とかって、いわゆるアマチュアバンドの人達の張り紙がしてある訳ですね。「当方ギターとキーボード、ドラム募集!」とかね。面白いのがありますね、その中にね。「当方パーカッション&ドラム。ギター、キーボード、ボーカル募集!」(笑)
お前ら募集してないで、入れよ!ってね。だいたいね、「当方完全プロ指向!」とか書いてあるんですけどね。目標が。そういうドラム&パーカッションとかって言うやつらに限って「バンドの目標、世界征服!」どーかしてますよね。(笑)
世界征服もいいんですけどね。一番になりたい、一番になりたい、って子供の頃から「あんたはやれば出来る!」 っていわれて、一番になりたい、一番にならなくっていいじゃないですかねぇ。争いの元は必ず一番じゃないですか。二番手あたりを上手に泳ぐ。ねっ!ここらへんがいいじゃないですかね。そういうのが僕は好きですね。
二番手ぐらいに居て、ひたひたと一番手の首を狙うという・・・あっ!結局一番を狙う事になりますねぇ。
ワンタイム!
ここでサビ!
チャララ、チャララ、チャッチャー、パン! (音を表現するのって難しい〜(^^ゞ)
織:ここはそういうコーナーだったんだぁ!初めて知りました。今のリーダーのMCで・・・なんか仕込んできましたかぁ?(他のメンバーに)
さぁー!どーしましょう!そう言えば、私事ではございますが・・・来月本を出します!
いぇーい!「いつもそばには猫とサックス〜ブラバンキング、ORITA NOBOTTAがゆく!〜」でぇーす。
すいませぇ〜ん!ほんとに。 (いえいえ謝ること無いですよぉ)
みんな!盛り上がってますかぁ!(観客との掛け合い)
いぇーい!いぇーい!いぇーい!いぇーい!
セカンドタイム!
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパン!
トロンボーンソロ。
わ:やりにくーい! (笑)
みんなー!元気ですかぁ?
いぇーい!
オジサンは厄も明けたので元気でぇーす。元気だけど、もう3発も出来ないなぁ・・・ははは。
そんな元気はどこにも無いなぁ。僕の下半身の代わりにバンドのみんなに3発やってもらいましょう!
3発聞きたいかぁ?
いぇーい!
3発受け入れられるかぁ?
いぇーい!(声がちっょと引いてる (^^ゞ)
ばかものー!
いぇーい!
ワン!ツー!ワン!ツー!フォー!(あり?)
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパン!
フ:すいませ〜ん!僕もうMC無いと思って散々喋ってしまいました。
(心の準備が出来てないのかちょっと動揺気味です)
また出てきてすいません。
しかし、3発まできたって事は、この次は4発いくと思うでしょ?みなさん!このバンドをナメちゃいけません!何発でもいけるんです!しかも!トリッキーな事でも何でも出来ちゃうんです!
皆さんにお見せしましょう!アーユーレディー?・・・いきますよぉ・・・
フッシーがアイコンタクトだけで演ろうとするけど誰もついて来れない・・・(笑)
ワカンナイ ワカンナイ ワカンナイ ワカンナイ ワカンナイ 口々にいってる
フ:心で見て下さいよ。
金ちゃんなんて目が泳いじゃってます。(笑)
フ:じゃしょうがない。分かりやすいところで・・・セブンタイム!
ワン!ツー!ワン!ツー!スリー!フォー!
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパンパンパンパンパン!
フッシー誇らしげに、いゃぁー!おゥイぇー!
今度はリクエストいきます。何発いきますか?
(客席から)13発!
じゃ、13発いきます。
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
フ:凄い!!馬鹿じゃ出来ないですからね!もうちょっとトリッキーにしましょう。最初14発全員。その後6発稲葉さんだけ。その後2発健ちゃんだけ。3発全員。
稲:もう一回最初から説明して!
最初・・・(忘れてます。(笑)客席から14発!の声が)14発。その後稲葉さんだけ6発、その後健ちゃんだけ3発・・・
光:書いておく・・(ペンを探してる)
フ:ダメ!ダメ!(芸大の真面目な性格が垣間見えて可笑しい!)
14−6−2−3!最後に3言った後で「ひゅー!」ね!
いきますよぉ!
ワン!ツー!ワン!ツー!スリー!フォー!
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!(全員)
パンパンパンパンパンパン!(ギター)パンパン!(ピアノ)パンパンパン!(全員)ひゅー!
凄い!凄〜い!パチパチパチ!たのし〜い!
フ:ねぇ!凄いでしょう?このバンド。アホでしょう?(笑) あははは。
というわけで、最後のしめに皆様のご健康とますますの幸福を願いまして、6・6・13拍子でいってみたいと思います。
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパンパンパンパン!プ(?)パンパンパンパンパンパン!パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
ちょっと「プ」とか・・・金ちゃんが
金:やってしまいましたぁ (*^^*)
フ:この後も盛り上がっていきましよう!3・3・7拍子で皆さんご一緒に!
チャララ、チャララ、チャッチャー、パンパンパン!パンパンパン!パンパンパンパンパンパンパン!
いぇーい!
ながーい、ながーい&楽しいGo Go Funk!
最後はカッコよく決めてフィニッシュ!
今流行のスムースジャズのように、またーりして癒されるのも良いけど、時にお行儀良すぎて、 なんか物足りないものがある。やっぱり、ちょっとばかしお行儀の悪かったり、下品だったりしても、
音と音の駆け引きや、ガチンコの勝負が無いとつまらない。
だって、ジャズは大人の悪戯心をくすぐる音楽。やってる当人達が一番悪戯心で演奏してるし。
見ててそれが分かると、こっちももっと楽しくなる。ジャズはそういう音楽。
ALL THAT’S JAZZ!
ホント!今夜は最高!BHBは最高!
メンバーが戻ってきて。
"BLOWS JOB"
"Rain Coat Dance"
"LAST SONG〜 Party Around The Clock"
おなじみのナンバーが3曲立て続け!なだれ込んでくる奔放かつ自由自在な音のマジックに 終盤になって一気にテンションが上がる!
客席もますますヒートアップです。
Rain Coat Danceの稲葉さんのギターが凄くいい!
また、LAST SONG〜 Party Around The Clockの健ちゃんのスキャットから客席との掛け合いが、最高に楽しい!けっこう難しい(恥ずかしい?)掛け合いだったけど、そこはそれ、米米時代から鍛えられてますからね。
最後は健ちゃんのほうが吹いちゃいましたぁ。うちらの勝ちだぁ!(笑)
曲終盤のインプロビゼーションの回しあいが楽しい。
稲葉さん⇔金ちゃん⇔健ちゃん⇔織田さん⇔沢田さん⇔フッシー⇔村石さん みたいに行ったり来たりしつつ音が回っていく。音のバトルロワイアルですね。
もう最高楽しい。
最高潮に達したところで本編は終了。