12/9(水)東京渋谷PARCO劇場の公演レポートは如何でしたか? レポートの締めくくりは、 12/11(金),13(日)のART NUDEのトピックス編です。東京公演自体、ツアー終盤で、
基本的な流れに変化はほとんど無かったのですが、締めくくりにお届けしたいと思います。
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作品『WHITE MOON』
ボディペインティングの作品タイトルは『WHITE MOON』(モデル:カミーラ嬢) 足の指先からブルーに塗りはじめた作品。全身をスカイブルーに染め上げると、白とグレーで
幾つもの固まりを書いていきます。終盤、胸に白で三日月を書き上げると、白茶けた青空に、 白い三日月が浮かぶ、まさに「WHITE MOON IN THE BLUE
SKY」。カミーラ嬢の体に、青空が 浮かんだのでした。
11日「オータム」を歌い終わるや否や、客席から「サングラス取ってぇ〜」の声。 関を切ったように、あっちこちから「取ってぇ」「取って!」石井「えー(困ったな)」
ちょうどそこへ前の方の席で遅れてきた人が。「(その人に声をかけながら) どーぞ、お待ちしてましたおりましたっ!!」(場内爆笑)。しかし一部収まらない
「サングラス取って!」「取って!!」石井「(困りはてて)えー、後で取りますんで・・・」 「今、取って!!」(←『そこまで、言うのかよ!』−米TARO心の声)
流れを乱してまで、我を通そうとするのは如何なものでしょう? 石井さんはとても ファンサービスのいい人だと思う。だから、とても(自分に)近い人だと感じれる時もある。
だけどそれに甘えて、場も無視して、自分を通そうとするのは・・・・? ちょっと、 そんな事を考えさせられました。(ここの部分、文責:米TARO)
小指が立ったような、オカマさんの開演アナウンスから最終日は始まりました。 「・・・・席の上で踊っちゃうなど、固く禁止させていただきまァース(語尾上あがり)
・・・・・・携帯電話をお持ちのお客さまは電源をお切りくださいましたら、アッ! (一瞬沈黙、もとい)お切りくださいますよう、よろしくお願いいたしまァース(語尾上あがり)」
エフェクタでオカマ声に変えた、石井の場内アナウンスに場内はもう、大爆笑!!
最終日は、第一部最後に「想い」、第二部最後に「愛してる」と2曲多く、そのため 全体にMCが短めでした。特に「フェチ」の話はまるまる無くなっていたのでした。
ボディペインティングの作品タイトルは『クリスマス・サンセット』(モデル:マリア嬢)。 ウエストに引かれた一本の黄色の線から始まった作品。ウエストから下は茶色に、
上は黄色からオレンジへ、オレンジから更に上へブルー、黒とのグラデーションが掛かり、 大地から夕焼け、そして漆黒の宇宙が表現されました。そして最後に、白絵の具を盛った
筆先を「フーッ」と息で吹きつけ、エアブラシを掛けると、満天の星が広がる夜空と夕焼けに 染まった大地が、マリア嬢の体の上に広がったのでした。
第二部「帰ろう」を歌いおわって開口一番「来年(のツアー)から『米米CLUB』の歌を 歌っていこうと思うんですよ」今まで1年半(米米を)歌うことに遠慮してた事、悩んだ事、
だけど自分が歌わなかったら、米米の文化が無くなってしまうんじゃないかと思って、 カールスモーキー石井ではなく、石井竜也として米米の歌を歌う事を語ってくれました。
そして、次の曲は「手紙」。
映画「河童」公開時は、いま一つ映画の内容とそぐわない気がしていた曲でした (でも実は、米米の楽曲の中では、5本の指に入る位好きなのです→ 米TARO)。
歌いだし「君と離れて一人思う・・・・」君=米米として、改めて歌詞をじっくり見て みると、今の石井さんの思いとピッタリくると思った方も大勢いたのでは?
ちょっとシンミリした後は、本当に最後の曲「愛してる」が披露され、アートヌードも 大団円。今回と趣向を変えた、メローなコンサートも来年是非やりたいとの発言も飛び出し、
世紀末の石井竜也は相変わらず、前進あるのみ!!
もう、トランツツアーへの期待がイヤがおうにも高まっちまいますよ。 とりあえず、トランスツアー「ノスタルジック・ディスコ」にそなえて、扇子を買ったり
ボデェコンの虫干しをしよう!!
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