みなさんは「代官山サブレ」というのをご存じでしょうか? 鳩サブレに似たなつかしい味のするサブレで、ブリキの缶に入ったちょっとレトロな感じのお菓子でした。味を決定するまでに佐藤店長が数百枚を試食したというこのお菓子は、開店当初おみやげとして大評判だったのですが、残念ながら現在はありません。

 諸般の事情で作れなくなった代官山サブレに代わって、今度はKappa due chiの厨房で焼く「クッキー」が登場するようです。現在テイスティングの真っ最中ということで、「納得できるようなものができれば、近い内に皆さんに提供できれば(by 丸山さん)」ということなので、期待しましょう。
 それではその辺の話を再現VTRで、もといインタビューでお楽しみください。

店長:鳩サブレーですね。

ぷる:(鳩サブレー)みたいな。あれ、おいしかったですね。

店長:これはですね、本当にそうなんです。お客さんにも、ファンの方もですね、ファ
  ン以外のお客さんにも、すごい好まれていた一品なんですよ。
で、このサブレー
  には、本当に作るのには大変でした。

ぷる:そうなんですか。

店長:これはですね、1枚作るのに、もう本当に何十時間という形でテイストをしまし
  て、
やっぱりいろんな会社に、何社かに作ってもらいまして、基本的にはですね
  、あの、昔食べたことのあるような味、今って、それにないじゃないですか。な
  んか香りをつけたりとか、バターの味がきついとか。昔って、やっぱり、皆さん
  もそうだと思うんですけれども、小さい頃の食べ物って以外と覚えているじゃな
  いですか。なんか五感で、人間の。それをですね、ちょっと、ないかなと。はっ
  きり言って、何百枚位食べたんですかね。いろんな種類。

ぷる:(笑)そんなに召し上がったんですか。

店長:食べました。もう、本当に、ええ。僕はだから、いろんな業者に、クッキー屋さ
  んとかいったりですね、いろんな、だから新しいクッキーあるんですけど、食べ
  てください、チョコレート、クッキーとか、でも、チョコレート、クッキーでは
  ないですけど、普通のサブレーの、あの鳩サブレー、というかたちの。でも、鳩
  サブレーみたいな味は、まねなんでちょっと違う雰囲気の。
  ですから、甘ければ若い子たちは、当然買ってゆくと思うんですよ。でも、サブ
  レーだけは、基本的には、うちサイドで思っていたのは、年齢の幅を広くしたか
  ったんですよ。

  それで、サブレーができたんですが、これは本当に非常にですね、あの、もう工
  場、やっていたところがちょっと、どうしてもできなくなってしまいまして、実
  際レシピはうちにあるんですが、ただ今の状況だと、うちはできないんですね。
  で、なんかのきっかけでまた再現したいなあ、とは思ってます。ただ、これは、
  いついつっていうのは、ちょっとむずかしいんですよ。

ぷる:そうですね。
  でも、これ、本当におみやげとかに持ってゆくと評判いいんですよね。(笑)

店長:そうですね。ライブUFOの時は、さすがに売れましたね、はい。(笑)
  あの、缶もですね、だからあのブリキの。あれも大変だったんです。何のパッケ
  ージにしようかという。ですから、あの、やっぱり昔のイメージ、という感じで
  ブリキを捜したんです。で、ブリキの缶ていうのは、ブリキ屋さんがないんです
  よ、今。

ぷる:ああ、もうそうでしょうね。

店長:やっぱり、あの下町にしかなくて、下町でもですね、以前何十軒あったのが、今
  は、一軒位しかないと。で、手作業っていうんですよ。

ぷる:ああ、じゃ、作れないんだ、そんなに。

店長:そうなんです、もう、機械づくりはやってないっていうんですよ。っていうか、
  もうブリキの時代じゃないんで。で、非常に困りまして、何とか説得して、生産
  してもらったんですよ。
  ですから、もうそのイメージで。だからステッカーも、代官山っていうステッカ
  ーもですね、昔風にしたんですよ。
ぷる:そうそう、なんかちょっとね。

店長:まあでも本当に、あれとですね、同様にボナボナっていうのがですね、本当にラ
  イブUFOで初めて売りにだして、Kappa due chi として。まあ、すごく好評で
  したね、本当に。

ぷる:ボナボナもおいしかった。何回も食べた、私。(笑)

マル:近いうち、その、サブレー、代官山サブレーとは違うんですけれど、まああの、
  業務的な内容のところで、今あの、独自のところで、あの外に発注かけるってい
  う、今マネージャーから話があった、サブレーであるとかというものとは違って
  、もう、いわゆるうちのキッチンで、あの、いわゆるクッキーを焼こうと。
  で、そのクッキーをですね、本当にだから、限定、限定してしまって、変な話、
  別に許容量であるとかっていうところもあるんで、今もマネージャーのお話の中
  にあったように、どうしてもその、おみやげが欲しい。で、そういう要望が大変
  多いものですから、今あの、一応クッキーを、とりあえずもう毎日のように試作
  している段階なんですよ。
ですから今、マネージャーからお話があったように、
  いつというお約束はできないですが、それがまあ、ある程度テイステイングを重
  ねて、納得できるようなものができれば、近いうちに、皆さんに一応提供できれ
  ばと。

ぷる:楽しみです。

マル:楽しみにして下さい。

店長:突然来て、売り出してしるかもしれませんよ。(笑)
  突然来て、もうなくなっているっていうのもあるかもしれないですね。
 
最初のページに戻る

前のページに戻る