東 京 駅 舎 

千代田区丸の内 







 東京駅舎


  東京の表玄関として、あまりにも

 有名な赤煉瓦造りの駅舎です。戦災

 により屋根の形などが変わっていま

 したが、重文指定を期に当初の重厚

 な姿に復元されました。内部は本来

 の駅舎の他にステーションホテル等

 としても使用されています。






 駅舎の屋根部分


  修復されたのは、主に三階部分と

 ドームを始めとする屋根の部分なの

 で、よく見えるように向かいの東京

 郵便局旧局長室の窓から屋根部分を

 見たものです。尖塔や大小のドーム

 が建ち並んで中世ヨーロッパの街並

 に立つ建物のようです。





 ドーム内の吹き抜け


  ドームは南北二つあって、これは

 南側ドームの内部です。駅へと続く

 地上通路から吹き抜けになっていて

 見上げると何処かヨーロッパの古い

 聖堂のような荘厳さがあります。し

 かし視線を戻すと東京の雑踏の中に

 いる事を思い知らされ、そのギャッ

 プに立ち尽くしてしまいます。





 修復前の駅舎


  計画されたのは明治時代で、正面

 に皇居を控え、帝都の表玄関として

 相応しい重厚な建物として計画され

 ました。ところが先の大戦で上部が

 破壊されたので一度修復されました

 が、完全ではなく屋根や三階部分は

 元通りになりせんでした。






 一つ上  ”東京の古い洋館

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