立教女学院の楠 

杉並区久我山4−29  




 立教女学院


  楠の巨木は校舎南側の中庭にある

 ようですが、女子高の構内に部外者

 がカメラを持って入るのは困難なの

 で、とりあえず正門前の様子です。

 そのような事が、これだけの巨木が

 公開義務を伴う文化財には指定され

 ず、従来の巨木リストにも載ってな

 かった理由でしょう。(注)






 楠のイラスト


  楠の写真は立教女学院の公式ホーム

 ページに載っていたので、その写真を

 元にイラストを描いてみました。周囲

 に立っていた生徒たちの身長から推測

 すると、地上1.5m〜3m程の所で

 枝分かれして四方に大枝を伸ばしてい

 るようです。




 注・・・この立教女学院の楠は、今までほとんど知られていませんでしたが、東京の巨

  木の中では最大級の幹囲を誇っていて、そう遠くない将来には東京で一番の巨木にな

  ると思われます。それは、現状で一番とされる港区の善福寺の銀杏も上部の主幹が失

  われていて、主幹は根元付近しかありませんし、府中の矢島稲荷のケヤキも、青梅の

  御岳のケヤキも傷みが大きく、これ以上の成長は全く望めず現状維持が精一杯の状態

  だからです。

   それに対して、この楠は現状でも幹囲9.2mとされていて、さらに周囲の環境も

  良く樹勢も旺盛のようなので、今後も順調な成長が見込めるからです。






 一つ上   ”東京都の巨木

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