奥 多 摩 駅 舎

西多摩郡奥多摩町氷川 







 奥多摩駅舎


  JR青梅線の終着駅となる(注)

 奥多摩駅舎は一見すると山小屋風で

 すが、よく見ると丸窓などもあって

 古い温泉宿も連想させる外観です。

 一方、二階にはカフェがあって休憩

 も出来るなど周囲の山々ともお似合

 いの駅舎となっています。






 二階のカフェ入り口


  この丸窓も内側から見ると洒落て

 いて、カフェのエントランスとして

 も似合っています。古い洋館でお茶

 したいという洋館ファンにとっては

 少々遠方ですが、奥多摩登山の中心

 となる駅なので、歩き疲れた登山者

 やハイカーが電車を待つ間に過ごす

 には便利なカフェです。




注・・・現在の駅名になったのは昭和46年からで、それ以前は氷川駅でした。というのも、

    以前のこの地域の町名は氷川町で、駅の南に大杉もある古くからの神社の奥氷川神社

    にちなんだようです。しかし昭和28年に隣接する小河内村と古里村と町村合併して

    奥多摩町になり、その後に駅名も奥多摩駅になりました。

     また開業当初は確かに終着駅でしたが、昭和27年に小河内ダム建設のための資材

    運搬専用の小河内線がダムの下まで延伸され、ダムが完成する昭和32年まで運用さ

    れていました。この路線は現在も廃線ではなく休止の扱いとの事なので、正確には終

    着駅ではないようです。






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