鬼子母神の大銀杏 

豊島区雑司ヶ谷3 




鬼子母神の大銀杏


 この大銀杏は上部まで傷みもなく、高さも約

30mと十分にあり今も樹勢旺盛です。昔から

婦人がこの木に触れると子供が授かると言い伝

えられていて、一名「子授け銀杏」と呼ばれて

います。その為か、鬼子母神は法明寺という寺

院なのですが、しめ縄が架けられて御神木とし

て大切にされているようです。東京の銀杏の中

では善福寺に次ぐ巨木で、応永年間(1394

〜1428)に植えられたと伝わり、その樹齢

は600年と推定されています。






 大銀杏の根元


  上記の通り太さでは善福寺の銀杏

 の方があるのですが、根張りがどっ

 しりとしていて、近くに寄るとこち

 らの方が迫力があります。近くに舗

 装や石畳などがなく、根の周りに柵

 をして根元が踏みつけられないよう

 にしてあるのも、樹勢を維持する助

 けになっているようです。







 一つ上   ”東京都の巨木

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