妙 寿 寺

世田谷区北烏山5-15  



 江戸時代初期に谷中清水町に創建され、その後本所猿江町を経て大震災後に当地に移転して

きました。境内は寺町通り界隈では一番広く、また本堂までの参道は木立に囲まれていて静か

な散策が楽しめます。その参道の脇に震災で焼かれ損傷した梵鐘が置かれていて、震災当時の

火炎の激しさを伝えています。




    妙寿寺山門


 木立の多い境内で、秋は

山門脇の紅葉黄葉、春は玄

関脇に紅梅等が咲き、四季

を通じて散策の目を楽しま

せてくれます。







    春の参道


 妙寿寺の境内は鬱蒼とし

た木立に囲まれていて都内

にいる事を忘れてしまいそ

うです。








    庫裏・玄関


 この木造の立派な建物は

元肥前蓮池藩(現柳川市)

だった鍋島子爵家の住宅を

移築したもので、明治期の

建物として世田谷区文化財

に指定されています。





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