勝 田 代 官 屋 敷
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長 屋 門 一部が雁木坂となっている急 坂の上にあって、見上げる姿は あたかも城門のようです。 下を通る中原街道は古くから の道なので、屋敷はそれを見張 る役目もあったのではないかと 思います。 |
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長屋門詳細 二階建ての長屋門は大名屋敷 に多く見られますが、代官屋敷 では珍しいと思ったら、明治に なって養蚕の為に増築されたそ うです。その事は二階部分の方 が大きく造られている事からも 覗えますが、変遷の歴史を感じ させてくれます。 |
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主 屋 一般に武家屋敷に使われてい る柱材は、農家に比べて細いの も特徴ですが、この関家主屋も 梁などが細いそうで、土豪屋敷 だった頃の影響が覗えます。主 屋も古い建物ですが、今でも関 家の方が生活されている為か文 化財指定から外れています。 |
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書 院 この書院が建てられたのは、 18世紀前半とされているので すが、旗本久志本氏が橘樹郡を 領するようになったのが170 6年との事なので、領主の休息 所として建てられたのかも知れ ません。この屋敷ならば下手な 陣屋より堅固な構えですから。 |