下之庄代官屋敷

栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽、気の郷 




 市貝町の赤羽の辺りは、県内那須町の芦野に陣屋を構えていた旗本芦野氏の飛領で、この地の

庄屋であった藤平家を郷代官として支配させていました。その代官屋敷が表門や書院などもその

ままに、気の郷という合気道研修施設の中に残されています。・・・(注)


     代官屋敷門

 気の郷の中の整備された通路

の突き当たりにあります。この

門の手前には堀も構えられてい

て格式の高さを感じさせますが

昔は、このような堀が前面だけ

でなく周囲に廻らされていたの

かも知れません。





     書院と玄関

 この屋敷は、心身統一合気道

気の郷という合気道研修施設の

中にあり、代官家の藤平氏が、

この合気道流派?の宗主だそう

です。




(注) この代官屋敷は残念な事に2020年には取り壊されて、跡地はすっかり均されて更地

になってしまいました。現在の様子については、下記のページにレポートされています。

https://4travel.jp/travelogue/11760426

 当初は代官屋敷の建物が保存状態よく残されていたので、何処かに移築されてないかと調べて

見た結果、「籐平家の裏門」とされる門がJRの西那須野駅南側の「那須拓陽高校の大山門」と

して移築保存されている事が分りました。   那須拓陽高校のページ 大山門の由来

 一方、肝心の母屋と表門については判らなかったので、私としては何処かに解体保蔵されてい

る事を祈るのみです。



     大 山 門

 正式には「旧大山巌邸屋敷門」

とされていて、那須拓陽高校の敷

地が大山邸のあった場所という縁

で移築されたようです。

 駅にも近い表通りに面していま

すが、落ち着いた佇まいを見せて

います。




     門柱と門扉

 門の形式は寺院などに多く見ら

れる四脚門ですが、釘隠しなどの

金具に格式が感じられます。

 ただ近代の修復が完璧すぎて柱

材に古さが感じられないのです。

柱材の様子から幕末頃に一回建て

替えらているかも知れません。