関東管領上杉氏平井城々門
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光明寺の山門 光明寺は上州三十三観音札所 になっているそうですが、本堂 は鉄筋コンクリート製ですし、 境内の緑も少なく殺風景な雰囲 気です。そんな境内で、歴史の ありそうなこの山門だけが存在 感を見せています。 |
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山門の柱材 門の形式としては薬医門形式 で、戦国時代の城の門にしては 整っていると思ったのですが、 上部小屋組みの柱材は比較的新 しく、後世の改築のようです。 しかし主柱等は木肌の様子を 見ると古そうで、これら主要な 柱材は城門転用のようです。 |
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平井城本丸跡 平井城址は平井集落の南端に ありますが、近年、土塁の一部 が復元されて県道を南下すると 道沿いにこの土塁が現れます。 さらに奥に案内板などもあって 城跡らしい雰囲気は見せていま すが、本丸跡の隣に養豚農家が あって臭くて参りました。 |
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復元された堀と橋 平井城は立地からも判るよう に平時の居館で、有事の際の詰 の城は南方の山の上に築かれた 金山城でした。しかし北条氏の 圧迫を受ける中で平山城の戦闘 力も強化されて、後期には本丸 を中心に強固な土塁や堀が築か れていたようです。 |