晴耕庵の談話室

NO.57



SHARE THE FEELINGS

2000/8/23

標題:アメリカで同じように感じました


ロンドン憶良様


はじめまして、ロンドン憶良 さま。 英国のことをちょっと調べていて、
「ロンドン憶良見聞録」に流れ着き、目的はそっちのけで、読みふけ
ってしまいました…まだ、とても全部は読めないのですが、また来ま
す。

じつは10年程前にアメリカ東部で暮らしたことがあります。国は違い
ますが、生活習慣などは同じところも多いようで、とても懐かしく(?)
読ませていただきました。海外に出て、戸惑って、がんばっている日
本人の様子が、ああ、おんなじだな、と思えたものですから。

でも、同じように感じたことを、こんな楽しい文章と挿絵にしてしまえ
るなんて、すばらしいですね。自分では、あの頃感じたことをまだうま
く整理できずに(というか、もうできそうもないですが…)いるので、よ
けいそう思いました。

他の部分やリンクにあるページも、英国の歴史の、学校で教わった
中では良く分からなかった、でもじつはとても重要らしい(と最近感じ
る)出来事について、教えていただけそうで、楽しみです。
がんばって読ませていただこうと思います。

まとまりませんが、ここを見つけてとてもうれしかったので、それだけ…


                                     E.I.



YOUR WELCOME>

2000/8/24


E.I.様

メールありがとうございました。 私のホームページを
楽しんでいただきありがとうございます。
拙い絵ですが、自分でイラストを描くことで文章の補完をしています。
だんだんと口コミでご来訪の方が増えており、質疑応答意見交換も
小学生から大学生、主婦やビジネス幹部など多岐にわたり、うれしく
思います。

私は生活した英国を軸にしていますが、海外に出る恵まれた機会を
持った老若男女が、それぞれの相手国の文化や歴史や慣習や国民
性を理解し長所を尊敬し、短所は真似しないように参考にすれば、た
とえ語学は下手でも国際性豊かな日本として世界から孤立しないと
考えています。

これからも出来るだけユーモラスに、でもピリット辛みもあるエッセイや、
面白い英国史を書きたいと思います。 今後ともよろしくご愛顧ください。

また米国のご経験もレポート下さい。


                             ロンドン憶良



MY HOME PAGE

2000/8/26


ロンドン憶良さま

一介のファンレターに、丁寧なお返事をありがとうございます。
私も、外国の人や文化や歴史、習慣に興味を持って、理解すること
が、これからどんどん国際的になってゆく世界と、上手に付き合って
ゆく第一歩だと思います。

元々興味があったので、アメリカのことはかなり知っているつもりでし
た。でも、やっぱり、暮らしてみないと分からないことってありますね。
本当に、生活したことでいろいろ分かったと思います。でも、一方で、
文化や習慣の違いというのは、とても根が深いことも知りました。

背景の違う人々と仲良くすることはできても、理解しあうことは本当に
難しいと思いました。 ホントは、そういうアメリカで見たこと思ったこと
を、なんとかまとめてみたかったんですが(きっと海外で暮らした人の
かなりの部分が、そう思うのでしょうが)…人に読んでもらえるような文
にまとめるのは、とっても難しくて、私の手に負えないことがよく分かり
ました。

でも、何かまとめないと、自分として先に進めない気がして、思い出し
たことを断片的に書いて、HPを作りだしました。作りかけて、気が抜け
てほってあったのですが、また少し書き足そうと思っています。

我ながらつくづく文才がないと思いますが、内容は、英語圏にいた方
なら興味を持っていただけるかもしれません。
『inoさんの雑記帳』 です。気が向かれたら、お寄りください。
米国の経験も、なんて言って頂いたのにつられて、勝手なことばかり
書いてしまいましたが、こちらが本題です…「晴耕庵の談話室」覗か
せていただきましたが、ずいぶんレベルの高いやり取りが続いている
ので、びっくりしました。
仲間に入れていただければ光栄です。

                                     E.I.



SMART

E.I.様

ホームページを拝見しまして、国際理解の問題はやはり体験しないと
分からないものだなと共感しました。
女性の立場での生活実感がよく分かります。流石に翻訳者。分かりや
すいスマートな文章と思います。

現地での入院体験、女性ならではと感じました。
家内が手術で入院した経験があります。
帰国して日本の医者に素晴らしい手術だといわれましたが、当時仕事
と子供の世話で見舞いにも行けず、ただただ祈った日々を思い出しま
した。

『inoさんの雑記帳』のご発展をいのります。


                              ロンドン憶良



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