晴耕庵の談話室

NO.18


REPORT

98/11/22
標題: 有り難うございました( ホームステイ先との交流)

談話室のお仲間に入れて頂き、どうもありがとうございました。
中、高生の期末試験で、ずっといそがしかったためご挨拶がたいへん
遅れてしまい、すみませんでした。
十八日、二十日と続けてロンドンからお便りが届きました。最初は、
私の新しいベッドを買ってくださったとの事、前のベッドでも十分な
のですが,.........
そして次はご本人の結婚式のときのお気に入りの大きな写真を、送っ
てくださったのです。
今すぐにでもロンドンへ飛んでいきたい気持ちです。

でも、私はいつもお手伝いをするつもりが、実際には、家族の人を煩
わせてしまうのです。9月10月に行った時もそうでした。家に着い
てすぐ、エプロンを着け、夕食のサラダを作りました。
奥様(仮の名をエリザベス)は少し体調が悪かったので、食後のかた
ずけは私がしました。ご主人(仮の名をダドリー)がどんどん拭いて
くださったのですぐに終わってしまいました。残っているのは、重た
い大理石のまな板だけです。
そして、それを持ち上げたとたん、脚が片方取れてしまったのです。
ダドリーは結構意地悪なのです。
台所から今に向かって、’私が壊した’と大声でさけぶのです。
それから毎日言うのです。
仕方がないので”このつぎ来るときは、まな板は絶対に壊さないから”
といってかえってきました。

今日はお二人の結婚式の写真をサイドボードの上に飾りました。
毎日お二人に会っているようで、いまとてもうれしいです。

                          K.O.

RESPONSE

K.O.さん

メールありがとうございました。
ホームステイ先があなたのためにベッドを買い換えられるとは素晴らしい!
先方のご家族と、家族同様の信頼のある大変親密なことが伺われます。
お二人の結婚式の写真をサイドボードに飾れていいですね。
先方もお喜びでしょう。

私の隣人も大変良い方で、私も娘も訪英時にはお宅(つまり昔の自宅の隣)
に泊まっています。残念なことに奥様は先年なくなりましたが、ご主人は
85歳ぐらいなのにまだ現役のピアニストとして、マーブルアーチ近くの
日系のホテルのバーで金土の夜演奏しています。私が61歳で引退したら
WHY?としかられました。

現役時代出張するとこのホテルに泊まり演奏を聴き食事をともに楽しみま
した。
ホテルは高いので家へ来なさいとよくいわれました。

(もし機会があれば聴いてみてください。ビートルズを売り出した音楽出
版のディック・ジェームズは、若い頃彼の所属していたバンドのボーカル
だったとか。かなり有名なバンドだったようで、英人従業員が彼を尊敬し
いたわっているのを好ましくみました。
しかし、彼はマツダを運転し、私の荷物を持って駅の構内を歩く!このジ
ョン・ブルのタフさにも驚きました。)


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