バイユーのタペストリー 16
丘の上にハロルド軍の一部が整然と陣取り、なおも攻撃を続行した。
ウィリアム公戦死かと逃げるノルマン騎士たちを、鎚矛を持つ王弟オド司教が激励。
「ウィリアム公戦死」との噂を打ち消すため、兜を抜いて健在を示す。
乱れたノルマン軍団を再結集し、弓隊の支援のもとに、突撃を再開した。
戦いの流れがノルマン軍団に有利に変わった。
ハロルド王の側近の護衛兵たちが次々と戦死し、ハロルド軍は分断された。
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