資料の棚 C1

私の好きだった作品

 

☆「 かげの砦 」 小寺隆韶    石の海・小寺隆韶戯曲集  
            昭和63年刊  門土社総合出版
  \1500
コメント 高校演劇が産んだ最高傑作。「東北のとある農村地帯の
中学校」という設定。どこがやっても、見終えると涙が
にじみでてくるのは、本がいいからだ。
☆「十ニ人の怒れる男」 レジナルド・ローズ  訳・額田やえ子 
             
  1979年刊   劇書房     \1500
コメント 一つ一つの場面にドラマがあって、しかも、現代そのもの
のはらむ様々な問題が浮き彫りになっていて、底に人間
への信頼というか、期待感が漂っている。男だけ13人の役
者をそろえるのは難しいが、世紀の名作である。
☆「 半 神 」 萩尾望都・野田秀樹    劇団夢の遊眠社
 
              昭和62年刊    小学館    \1200
コメント 劇団夢の遊眠社の最高傑作だと私は思っている。
仙台で観たとき、これは名作だと、うなってしまった。
☆「ドリームエクスプレスAT・・・岡安伸治戯曲集2」世仁下乃一座
 
                1989年刊    晩成書房 \1200
コメント これもおもしろかった。動きの激しさ、演出のユニークさ、
テーマの社会性。ラストの哀しい美しさ。
☆「 ゴジラ 」 大橋泰彦    
 
              1988年刊    白水社     \1050
コメント これは、郡山市まで観に行った。当時、高校生の間で一世を
風靡した芝居。おもしろいし、なぜか哀しい。
☆「ブンナよ、木からおいてこい」 水上勉 原作・小松幹生 脚色
 
                   1980年刊    新水社  \680
コメント いろんなとこの観たが、仙台の「劇団 在」の大石和彦演出の
芝居が一番良かった。大人も子どもも楽しめる音楽劇。
☆「ブラック・コメディ」 ピーター・シェーファー作 ・ 倉橋 健訳 
 
                    1980年刊  劇書房  \1200
メント 発想の転換がものすごい。とにかく昼と夜、闇と明が逆転する
んだから。初めて観たとき、アゼンとしてしまった。

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