みやぎの高校演劇 第19号
          平成14年3月31日発行

 

心の豊かさの宝庫 高校演劇 高橋 良明
平成十三年度活動報告  大石 和彦
リーダー研修会を終えて 島貫 文博
生徒実行委員長として       菅原壮一郎
東北大会に出場して 瀧原美樹
生徒実行委員という仕事 小崎宗冬
怒濤の四日間         山本 愛

 

    心の豊かさの宝庫 高校演劇
              宮城県高等学校文化連盟演劇専門部長
              宮城県高等学校演劇協議会長
              宮城県宮城広瀬高等学校長        高橋 良明
                        

 まず最初に、小生のごとき演劇なるものに縁遠い人間が、充て職とはいえ
会長という役割をいただき、県大会、東北大会に参列し、秋、冬の土曜、日
曜それぞれ2日間づつ、優秀24校の舞台を鑑賞する機会に恵まれましたこ
とは、運営にあたられた皆様の配慮によるものと厚く御礼申し上げます。

 そして、この場をお借りして、この一年間ご指導にあたられ、生徒の「生き
る力」を育んでいただきました演劇部顧問の先生方に心から感謝申し上げ
ます。

 体験活動の教育的効果が叫ばれている中で、これほど素晴らしい文化的
な体験学習はどこにありましょうかo舞台上でスポットライトを浴び、個性を出
しきり、舞台を降りた生徒の表情は充実した満足感にあぶれ、どの顔もにこ
やかな「いい顔」をしておりました。

 演技終了後、学生服に着替えた彼らの表情のすがすがしさは、「解釈を拒
絶して動じないものだけが美しい」と、ある文学者が表現したように、素晴らし
い青年の姿がそこにはありました。「えっ、あの子がXX役の○○君なの、信
じられない」と、普通の高校生に戻った彼らの様子からはとても舞台での演
技を想像できないのが実感でした。

 そして、多くの感動を与えた学校ほど、生徒一人ひとりが、目分を無にして
役になりきっている集中力の強さが伝わってくるように思いました。多分、こ
うした大きな舞台で演技をすることは今後ないであろう人もたくさんいたはず
です。われわれ教員は、そのことに大きな価値と意義を見いだしてやりたい
ものです。きっとこれらの体験は彼らの人生に大きな意味を与え、生きていく
自信と勇気をもたらすことを確信できるような気がしました。

 晴れやかな舞台の裏では、制限時間内でセットを作り上げ、演出効果を高
めてくれた大道具・小道具係の皆さん、光や影の幻想的で不思議な組み合わ
せや、メロディやリズムの徴妙な調和を駆使して、忘れかけていた遠い記憶を
呼び起こし、観客を舞台に引き付けてくれた照明係と音響係の皆さん、そして
キャストそれぞれの役にぶさわしい姿、形に心を配ってくれた衣装・メイク係の
皆さん、劇の背骨ともいえる台本を、しかも多くはオリジナルの台本を、授業
の合間を縫って(多分授業中も)数えきれない修正を通して苦労の末に作り
上げてくれた脚本担当の個性豊かな生徒諸君等、それぞれの持分での作業
のブロセスは、そのこと自体がまぎれもなく、まさに生徒諸君の青春の産物・
宝物であり生きていることの証でもありました。

 県大会、東北大会の会場のあちこちで、数多くの生徒諸君や先生方が走り
まわっている様子を見たり、何やらお金らしきものを握り占めて、電車を叩い
ている役員の姿を目にした時に、これはいろいろと運営上大変なんだと感じた
ものでした。

 21世紀は「物の豊かさ」から「心の豊かさ」に価値観を転換していく時代との
声があります、こうした社会の実現には、これまで以上に一人ひとりが目に見
えないものに価値を置くことのできる、あるいは心を配ることのできる器量を
身につけることが大切であります。今回、高校演劇を通して、たくさんの目に
見えない価値あるものに出会うことができました。そしてこうした価値を認めて
いくことが新しい世紀での日本人の意識には必要と思います。物質一辺倒の
価値観から離れ、意識の近代化をはかることこそが新しい日本を造っていくよ
うな気がします。

 「若さは幸福の大きな要素である」といわれます。今ここにいることが「生きて
いる証」であり、「真の喜び」であり「真の幸福」であることを、観客席から共通
体験したように思います。最後に大さな感動を与えてくれた生徒諸君と先生方
に感謝し、明目の高校演劇界の発展を祈りたいと思います。

                                                                       

 

平成十三年度活動報告
                           宮城県高等学校文化連盟演劇専門部
              宮城県高等学校演劇協議会
                                事務局長 大石 和彦
                  


1.「成果と課題」

 後述も致しますが、何と言っても東北大会を成功の内に終えることができたこと
が、本年度第一の成果でありましょう。

 私達が、過去2回の宮城大会から引き継いだ最大の課題は、「定時上演」と「大
会黒字運営」の実現の二点でありました。

 「定時上演」については、3年程前から、先進県の視察等を含め、舞台運営組
織とその分担任務内容を総点検し、県大会や地区大会でそれを試行する等々、
本県協議会として相当の時間と精力を注いできました。その結果として、顧問団
の熱意と献身的な努力のおかげで、これらの実現が図られたことは疑いがあり
ません。誠に頭の下がる思いであります。

 また、「大会黒字運営」の課題についても、現下不況のおり、その実現は大い
に懸念されておりましたが、会長はじめ大会事務局及び各地区事務局の奮励に
より、最終的に赤字にならずに運営が図られました。誠に喜ばしい限りです。

 そして、これは大会事務局の働きに拠る所が大なのですが、観客動員数にお
いても、ほぼ全上演が満席に近い伏態での大会でした。6年に1回の大会の成
功が、全顧問団の一致協力によって果たされたことは、誠に感慨深いものがあ
ります。先生方及び生徒諸君にこの紙面を借りてあらためて深甚の謝意を表明
したいと思います。

 そしてまた、「課題」もあるように思います。確かに古川女子高の全国大会出
場の偉業を初めとして、近年は創作意欲が高まり、各大会のほとんどを創件作
品が占めるようになりました。そのこと自体は大変結構なことで、推奨すべき事
でもあるのですが、それとは裏腹に、演技の基本とでもいうべき点が、少々軽ん
じられているように思うのです。

 例えば、台詞と身体がバラバラな台詞回し、説明的に過ぎる物言い、一貫性
のない話し方、そして相手役の不在を感じさせてしまうような台詞のやり取り等々、
問題は多いように思います。

 台詞は、物埋的論理的かつ心理的に、観客にきちんと伝わらなければなりませ
ん。その上で、役者は役を生きなければならないのだと思います。

 難しいかも知れませんが、演技のリアリティーを確保する為の演技訓練はもっと
もっと必要だと思うのです。

 その為には、我々顧問団の知見も高めなければならないのでしょう。その意味
でも、たくさんの素敵な芝居により多く接したいものです。尚、今年7月のリーダー
研修会は、演技の基礎訓練をテーマに実施する予定です。

2.大会各種

@地区大会(6地区合計参加四七校)

 泉宮城野(9)、青葉(10)、若林太白(5)、北部(8)、南部(6)、東部(9)。

 仙台3地区は、平成十四年度より地区別に3会場での分離開催となります。某
地区大会で、誠に残念なことに上演妨害的行動が見られ、その対応策が総会に
提案されます。

A第三十九回 県中央大会  十一月下句、仙台市青年文化センター。

 6地区代表各2校が出場。泉松陵、黒川、宮城広瀬、仙台女商、向山、仙台東、
古川女了、佐沼、白石女了、名取北、利府、鼎が浦の十二校が参加しました。最
優秀賞は名取北高、優秀賞一席は宮城広瀬高、優秀賞二席は利府高が、それ
ぞれ受賞しました。

 県大会は仙台地区と他の3地区との交互開催が定着し、平成十四年度は南部
地区の名取市文化会館で行われます。

 今年度は東北大会を睨んだ大会運営がなされました。また、生徒審査員制度
はしっかりとその定着を見たようです。

 しかしながら、県中央大会における顧問審査員制度については、その意義や方
法、その他の諸問題が今後の理事会での検討課題となりました。

B第三十四回東北大会(多賀城市文化センター各県代表計十二校)

 「定時上演」「黒字運営」「観客動員」の3点について、顧問団の積極的かつ献
身的な努力により、期待される最大の成果を上げることができました。今大会で
の運営方法が、次年度以降の諸大会に生かされることが望まれます。

3.研修会各種(全県的事業)

@第十一回総合演劇研修会(仙台市青年文化センター 7/26〜28)

 のべ950名の参加申込みがあり、九割以上の生徒が意義深かったと感想を記
しています。但し、当日欠席が例年よりも多かったのは残念です。

A第十三回演劇リーダー研修会(パイラ松島7/23〜24)

 24校74名の参加を見ました。これも当日申し込み取り消しがあり、係りを慌てさ
せました。内容的には、概ね良好な反響でした。

B第三回審査員研修会(教員対象・仙台市戦災復興記念館7/14)復興記念展

参加上演校の一つであるウルスラ学院高の上演を観劇し、その後討議が行われ
ました。参加7名。「審査講評の手引き」(中村泰介氏作)の尊重・徹底が確認され
ました。

C第二回舞台技術研修会(教員対象・仙台市広瀬文化センター8/1)教員14名

の参加があり、(株)東北共立の田中氏から照明の実際的技術の研修を受けまし
た。

4・諸会議(全県会議)

 総会(l回)、理事会(7回)、全県顧問会(1回)、県中央大会実行委員会(2回)、

東北大会実行委員会(3回)、他。

5.その他

●仙台市戦災復興展参加上演(4校 7/14〜15)

●県高文祭参加上演(県民会館10/19)泉宮城野地区最優秀(泉松陵)

                                                                                     (文責 大石和彦)

 

                 リーダー研修会を終えて
                                                 宮城県高校演劇リーダー研修会
                                      実行委員長   島 貫 文 博

今年度のリーダー研修会は、昨年度と同じオクトパスを主催している石川裕人
先生と団員の方々の熱心な指導のもとに行われました。場所も同じく、奥松島
のユースホステルを借り切っての実施となりました。お忙しい中、二日間にわた
って指導していただいたことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 実は、私は演劇部の顧問は初めてであり、生徒に演劇のえの字も指導する
ことができない立場でした。それでも、この企画だけはなんとか切り抜けました
が、裏方に徹しながら演劇部の生徒諸君の研修を興昧深く見ていました。例え
ば、テレピや舞台でも、演技の下手な、いわゆる"大根役者"は、素人の私にも
分かります。ちょっと売れたアイドルなんかが言うセリフは、もう聞くに耐えませ
ん。つまり、何が言いたいかというと、演劇にももちろん、きちんとした「基礎」が
あることです。何ごともそうですが、やはり基礎ができていない人には、その先
があるはずがありません。しかも、演劇にまつわる基礎は、もしかしたら無限に
あるような気がするのです。門外漢の私が、偉そうな意見を述べるつもりはあり
ませんが、そう思えてしかたがありません。今回、たった二日間の研修でしたが
生徒諸君はその墓礎の入口をかいま見ることができたでしょうか。

 高校時代に、何かに打ち込めることは素晴らしいことです。そして演劇を通し
て、喜びや悲しみを分かち合うことができる友を見つけることも素晴らしいこと
です。高校時代は恐らくアッという間に過ぎると思いますが、何らかの形で演劇
に携わるのは、残りの人生すべてかもしれません。二目間の日程では、もちろ
ん十分な時間とはいえませんが、生徒一人一人が、きっと何かを、つかんでくれ
たと信じています。

 『すべてはその一瞬のために』  あなたにとって、その一瞬とは何でしょうか…。

 

             生徒実行委員長として
                                 東北大会生徒実行委員長 菅原壮一郎

 東北大会が無事に終わり、ほっと胸をなでおろしています。私は生徒実行委員会の委員長でしたが、今こうして振り返ってみると、他の県の態度の良さと、宮城県のすばらしさとを再認識したような気がします。

 十二月の寒い中で行われた東北大会でしたが、私の中では大成功でしたし、協力する事の大切さを味わうこともできました。こんなに感動的な大会は、一生のうちで、そう何回もないと思います。

 大会中、たくさんの演劇を見せていただきましたが、どの高校の演劇もすばらしく、その中でも、今回全国大会に行かれる小名浜高校さんは、きっと全国でも健闘してくれるものと思います。

 本当に上演校の皆さん、宮城の皆さん、おつかれさまでした。

 私はもうすぐ三年生になり、受験に向かいます。東北大会や県大会での思い出はどこかで生きていると恩いますし、私達が受け継いできた分を次の世代が伸ばしていってくれると思うと、うれしくてたまりません。

 生徒実行委員会としても、いろいろなェピソードがありました。大変だったこともたくさんありました。例えばパネルの配置と撤収。撤収はものすごいスピードでしたねoほかにも、どうやったらロピーが美しく見えるか、見に来てくれた人の誘導をどうするか、ビラ配りは…どれもこれも今となっては良き思い出です。私はみんなに支えられて、とても幸せでした。

 舞台スタッフの皆さんのおかげで時間通りにブログラムが進んだことには、とても感謝しています。 たくさんの宮城の演劇部員が一丸となって完成までたどりついた東北大会でした。

 今度は岩手で開かれます。今から楽しみです。ぜひ見に行きましょう、東北のすごさを。

 

        東北大会に出場して
                     宮城県宮城広瀬高等学校 瀧原美樹

 東北大会は本当に驚きの連続でした。大会のスケールのでかさはもちろんのこと、会場の大きさや楽屋の広さ。でも一番の驚きは、私たちが東北大会に出るということそのものでした。

 地区大会や県大会の審査発表を見に来られた方はわかるかと思います。他の学校さんの場合、発表された後、とても大きな歓声が上がります。でも、私たちの場合沈黙でした。驚きで声も出ませんでした。

 でも、東北大会自体はとても楽しく、それ以上にとても勉強になりました。たくさんの人たちの協力や応援も、とてもうれしかったです。

 この「となりのトコロ」を上演するにあたって色々な事がありました。本当は地区大会さえも出場を中止するかどうかまで部員全員が追いつめられた事もありました。

 なんせ部員が四人しかいないので、一人一人にかかる仕事量やプレッシャーは相当なものでした。それでも、この東北大会まで進める事ができたのは、先生方の応援や先輩方の協力があってのものだと思っています。

 失ったものはあるけれども、それ以上に、私たちの中に刻まれたものがありました。だからこそ少人数でもやってこれたのだと患います。

 そして、東北大会だからといって妙にカを入れずに私たちらしいものができたのではないかと思っています。

 本当に応援ありがとうございました。

 

生徒実行委員という仕事
           東北大会生徒実行委員会
                          副委員長 小崎宗冬

 
 昨年十二月に宮城で東北大会が行われました。まずここで他県から宮城県に来てくださったみなさんに心から感謝を申し上げたいと思います。

 僕は今回の東北大会宮城大会において特別な関わり方をしました。芝居をやる側でも見る側でもなく、生徒実行委員としてです。生徒実行委員会が何をしていたか知らない人もいると思いますが、仕事としては舞台裏で舞台係、照明係、搬出搬入係が働いており、また速報係が出場校へ取材、写真係が写真の現像と掲示、そして総務が式典関係や速報管理、その他庶務全般をしていました。その他にも駐車場係などいろいろありましたが、毎日70人ぐらいの人達が生徒実行委員として働いておりました。僕はこの仕事をやることにより、沢山のことを感じました。今回はその中のひとつを話したいと思います。

 今大会は県内からだけでなく、県外からも出場校以外の人達が沢山きていました。そのため満席にならないだろうと思っていた多賀城市民会館大ホールの千以上もある座席もほぼ埋まり、僕は東北だけでも演劇に関わっている人がこんなにもいるのかと思いました。これは僕の予想の域を越えていてたいへん驚きましたoでは、これほど多くの人達が関わっている演劇というものは何なのでしょうか。

 それは交流の場だと思います。演じる側が演技を通して観客に働きかける。観客はその演技に対して反応を示す。まるで会話のようです。だから、役者の表現に対してさまざまな反応が反ってくる。受け手が違うから当たり前のことです。みんなが同じようなことを言ってても会話は楽しくありません。さまざまな受け手や表現者がいるから楽しいのです。

 今大会はそういう意味でたいへん楽しいものでした。このことは生徒実行委員として演じる側、見る側の両方を見ないとわからないことでした。そう考えさせてくれた東北大会とこの仕事に感謝したいと恩います。

 

         怒濤の四日間
                   東北大会生徒舞台係チーフ  山本 愛


 東北大会。この言葉を聞くだけで、あの怒涛の四日間の思い出が鮮明に蘇ってきます。

 おそらく、舞台関係のどの人に感想を聞いても、同じ答えが返ってくることでしょう。「忙しかった、でも楽しかった。」と。私のような人間でも責任者としてやることができたのは、ひとえにこう応えてくれるみんながいてくれたお陰です。何故なら、裏方にとって必要なのは「連携」だからです。

  裏方の仕事は、舞台・照明・搬出搬入が互いに邪魔にならないように、スムーズに行わなければなりません。なにしろ私たちの仕事の出来いかんに、仕込みの時間をどれだけ減らせるかがかかっているのですから。

 私達に与えられた時間は二十分。仕込みに十五分、バラシに五分という内訳になりますが、コンクールを経験したことのある人なら、これがどれ程すさまじい時間か、お解かりいただけることと思います。一日に六校の上演をこなさなければならないとはいえ、通常は三十分から四十分使えるところを約半分の時間でやらなければならないのです。生徒実行委員会で「今年は二十分でやってくれ」と言われたとき、「できるかあ」という叫びが心の中に響いたものでした。

 しかし人間、やれぱできるものです。照明係が機材を配置し、舞台係が装置を置いている後ろを搬入係が別の学校の装置を運んで行くという、時には訳のわからない伏況になりながらも、リハーサルから本番までの四日間、上演十二までを、私達は無事にやり通すことができました。

 これは、私達裏方のがんばりもありましたが、東北大会に出場された高校の皆さんの、見事に統率のとれた動きによる所も大きかったと恩います。そんな出場校の方々から、宮城の生徒実行委員へのお褒めの言葉を頂けたということに、今回の東北大会の成功があると感じています。

 総勢百名を越えるのではないかという数の生徒実行委員が、今回の東北大会に関わりました。どうかこの経験をそれぞれの部活動に活かし、これからの宮城の高校演劇を盛り上げていってほしいと思います。

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編集後記 

 ようやく「みやぎ高校演劇」第十九号が発行の運びとなりました。

 東北大会に関わる仕事が終わった後、次へとりかかることがな
かなかできなくて、そのためA4版に発展させるつもりだったこの新
聞も、結果としては従来の通りとなりました。

 しかしながら、今回は生徒諸君から四通の原稿をいただき、久し
ぶりに生徒諸君の顔がよく見える新聞になりました。

 東北地区高等学校演劇協議会のホームページもできましたし、
東北大会ともども、ご協力いただいた皆さんに感謝いたします。

                                  こやま

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