小女郎ヶ池(比良山系)
滋賀県大津市                2011,6,25(土)   T&A

葛川坂下7:40〜近畿自然歩道〜平登山口8:30〜アラキ峠9:10〜権現山9:50〜
ホッケ山〜小女郎ヶ池11:05 11:30発〜サカ谷道〜坂下バス停13:10

梅雨半ばの気候は予報どうりには中々いかず、今日は雨降りのつもりだったのに
朝から青空に朝日が差してるではありませんか!
それでは今頃はササユリが咲いているのではと、急遽山行きに決定。
近畿自然歩道を一度歩こうと徒歩1時間の歩きを入れました。
これが凶か吉かさてさてどうなりますか?
平集落の花折れ峠方面の林道登山口で小休止。
ヒルに咬まれた所の処置をし、長袖に変えて登りだしました。
と、いうのも自然歩道最後の所でどうもヒルに襲われたようで私は手の甲に血が出ています。
Tはズボンをチェックしていると腰にやはり1匹血を吸われていました。
薄暗い植林の道は心がヒルがいるのではと思いながら、
風もなしで暑くて重くるしい気分がただよい早く山頂に着かないかな〜の気分。
山頂手前の笹原は枯れていて二人で目をこらしましたが探せなくて、ササユリは発見できません。
琵琶湖からガスが湧き上がり視界はいまいちはっきりしません。
木漏れ日がうれしい登山道は今は白の花が目立ち、写真を撮りながら気分はやっと山に来てよかったネ。

ヤマボウシを見上げる 笹が復活してきました
ヤマツツジの朱色が鮮やか! ワーイ 夏だー!

深緑の中の小女郎ヶ池は風が吹き抜けてさざなみがたち、こんな素敵な風景に会えたのも日頃の行いがいいのでしょう。
ウフフ(笑)・・・なんて思い何時ものお決まりの木陰でランチタイムです。
人々が三々五々訪れては去っていき、見上げると青い空に夏雲がキラキラ。
池にはモリアオガエルの黄色くなった卵、アキアカネ、シオカラトンボがスイスイと往きかい、静かな時が流れていきます。 

おじさんが池の主(大蛇)と会話しているのかな? だんだん雲行きが怪しくなってきました

池を半周するとサカ谷道の登山道に入ります。
自然林と植林帯の中昔の作業道らしく大きく回してあり、ゆっくりと下山しました。
最後200mほどは杉の倒木で道が荒れだし、少々疲れました。
 
今日は我が家のビワを休憩事に食べ、美味しネの連発。
水は1リットル使用、首に巻いたタオルは昼で取替えるぐらいビショビショになりました。
車の所で着替えると私の靴の中から入って、靴下から血をたっぷり吸って丸々太ったヒルが1匹出てきました。
Tが1匹吸われ、ズボンと腕それに靴下と3匹付着、私は2匹吸われ2匹ズボンに付着。
初体験のヒル事件は雨上がりで杉の植林地と条件がそろっていました。
Tはヒルの事を気持ち悪がっていましたが、私は血で靴下や衣服が汚れるのはいやですが、血を吸われても痛くも痒くもなかったので、
割合平気でした。山登りをしている間中ヒルにおびえていたTは、夢にまでヒルが現れたようです。
他の山系の鹿やイノシシに付いて来たといわれるヒルが繁殖し、今や比良山系もヒル対策の必要な山域になってしまったのかな。

付記 ヒルが多いのは比良山系西部のようです、平から権現山に登る人は特に注意。

出会った人  池で8人 サカ谷道で7人
出会った花  コナスビ エゴの木 ヤマツツジ、タニウツギ、ベニドウダンツツジ、 ヤマボウシ ジシバリ
         コアジサイ 
出会った鳥  ホオジロ ウグイス カッコウ ジュウイチ アカショービン ホトトギス トラツグミ
その他     ハルゼミ ヒル アカタテハ アゲハ アキアカネ シオカラトンボ 
歩行数     24000歩
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