● Jour コミックス ●

ももいろペーパームーン


上 ・ 下巻

0
0
0
上巻表紙イラスト
ススキノ‥…‥


電車通りから2本裏に入ると
そのビルが見えてくる

少し奥まった白いビルの5階に
あの店はある
BOX席が4つと
6人座れば一杯になるカウンター

トーンを落とした照明の中
マスター好みのJAZZが
低く流れている


この道に入って5年‥‥‥

6軒目で オレは始めて
名刺を作った
下巻表紙イラスト


   柊子真之介

 過去から逃げ続ける二人が
 北の街で出会った時から
   物語りは始まる


真之介    「真ちゃん 月って何色だと思う?」

  「え? 黄色‥‥ いや白か‥‥」

「どれも本物よ
   黄色い月も 青い月も 白い月もね」
「‥‥‥?」

「月も
 私達の商売も
   同じ‥‥

 本当は
 何色かなんて
 誰にも決められ
  ないものじゃ
   ないかな 」

「柊子さん‥‥ 」

「夜の世界に
 『真実』なんて
 いらないのよ 」


     そう‥‥
柊子

 男達はみな‥‥    

   まやかしと知りながら
     月に焦がれ
プロであればあるほど 
      本物じゃあない


写楽のママ
女達もまた           
  酔いたくて 酔わされたくて
            夜にくり出す
真琴
高渕社長
  男も
舞
  マスター   女も
カクテル
薄っぺらな     
『月』に
      魅せられて

今夜もまた‥‥‥




■ 決して明るいストーリーではありません (笑) ■

『別れ』というものを軸として
『罪』と『死』をテーマにお話は進みます

こうして書くと すんごく大きな物語のようですが
実際はとても『こじんまりとした』作品です
(しくしく‥‥)