初心者向け        2009.3.20

 

   初めに

         当講座は、政府の経済対策の一環としてETC (自動料金収受システム)利用者に土日、祝日に限り

         高速1000円乗り放題(東京、大阪近郊を除く)になる事を受けETC車載器を自分で取り付けてみようと

         私を含め、普段電気に関心の無い初心者にわかりやすく解説するものです。

                あなたも取り付けに挑戦して、ゲートの開く瞬間の感動を味わってください。

   概要

        3月12日から開始された助成金制度によりETC車載器の需要が急激に伸び、メーカーの供給が追いつかず
        販売店でも販売を中止している状態が続いています。
        運良く購入できても、諸手続き(助成申請、セットアップなど)が間に合わない状態で、取り付けも予約で満杯という
        状態で運用の始まる3月28日(一部の高速道は20日から開始)には、間に合わないかも知れません。

        そこで、車載器の取り付けだけでも、自分でやれる事は、やってみようというのが本講座の狙いです。

        内容は初心者でも取り付けられるように、面倒な配線作業を無くしシガーケースから電源を取ろうという
        電気やメカに全く知識が無くても取り付けできるように写真を多く用いて解説しています。


  1. 準備
ETC車載器の購入から取り付けまで必要な機器や書類を準備します。
 

必要書類

・ ETCカード(カー用品店やカード会社などで、作成してもらいます。)
・ 車検証(車両の固有情報を登録するセッアップに必要になります。)
・ ETC車載器本体
・ 助成申請書(販売店にあります。)

 
 2 . ETC車載器の選定 大きく分けて構造からアンテナが一体になっているタイプと分離しているタイプがあり、一長一短がある。
ここでは、取り付けが簡単で比較的安価な事からアンテナ一体式を選ぶことにします。(画像-1)
 
  アンテナ一体式車載器 (画像-1)
 
3 . セットアップ 助成対象には、一台の車には一つの車載器しか登録できません。
その車の登録番号や車種など固有の情報を車載器に登録させます。
この作業はカー用品店など、指定業者で行います。費用は2625円です。
 
4 . 取り付け セットアップが完了すれば、後は取り付けで完了します。
取り付けには、電源までの配線と車への車載器の取り付けがあります。
 

4-1 必要工具 

ドライバー (必需品)
ニッパ (無くてもかまいません。)
ハンダゴテ (無くてもかまいません。) (画像-2)

若干の配線工事が必要ですが、配線セットが市販されていますので購入品でもかまいません。

 
 
  必要工具 (画像-2)
   

4-2 必要パーツ

ダッシュボード設置スタンド(オプションパーツ )※1050円  (画像-3)

シガープラグ(エーモン工業製) 配線工事が必要 ※300円程度です。 (画像-4)

シガープラグ配線セット (購入品のため配線工事が不要です。) ※1800円程度です。(画像-5)
こちらで購入できます。

 
 
  取り付け台 (画像-3) シガープラグ(エーモン工業) (画像-4) 接続コードセット (画像-5)
   

4-2 配線工事 

※シガープラグ配線セットの場合は、以下の作業が不要になります。

・付属の配線コードを取り付け位置に合わせて長さを決めニッパで切断します。(約1.2) (画像-6)

・シガープラグを分解します。(部品をなくさないように注意してください。) (画像-7)

・シガープラグにコードを半田付けします。この場合電源側(赤+)をプラグの中心にシャーシ側Ω形(黒−)に、コードを画像-2のように半田けします。

・シガープラグを元に戻して終了します。

 
 
  付属コード (画像-6) シガープラグ分解 (画像-7)
 

4-3 車への
    取り付け

ETC車載器本体をダッシュボードに取り付けます。

・車載器のオプションパーツの設置スタンドを準備し両面テープをスタンドに貼り付けます。
・ダッシュボード上の汚れを落とし設置スタンドをダッシュボードの中央に両面テープで固定します。
・ETC車載器を設置スタンドに両面テープで固定します。 画像-3
・シガープラグに配線したコードをETC車載器のコネクターに接続して終了します。 画像-3(画像-8)

※内臓アンテナが車載器上面にあるため、若干下向きにセットしドライバーでネジ固定します。(画像-9)

※詳しくは、取り扱い説明書を参照して下さい。

 
 

  車載器取り付け  (画像-8) 取り付け完了 (画像-9)
 

5 . 確認

実際に電源を入れて作動を確認します。

・車のスイッチONまたはACC(ラジオが聞ける位置)にします。
・シガーソケットに配線したコードのプラグを差し込みます。
・「カードを入れてください。」というアナウンスがあります。(ETCカード未装着の場合)
・続いてカードを入れると「カードを確認しました。」というアナウンスがあります。

※車載器のLEDランプが橙色から緑色に変わります。

以上ですべての作業が完了します。実際にETCゲートが開くか、高速道で確認してください。

 
 
 
工事費用
ETC車載器 5000円〜20000円程度(カード会社など無料で配布している場合もあります。)
セットアップ料 2625円
取り付け費 一体形 3150円〜  分離形 5250円〜
助成割引  △5250円
 
   


注意事項  ・ご使用に当たっては、ETCカードの有効期限を確認して下さい。(有効期限が過ぎていてもETC車載器はカードを確認しますが
          ゲートは開きません。)

         ・私は第2種電気工事士の資格がありまが、低電圧(36V未満)の工事は無資格者でも可能です。(乗用車は12V)
         第2種電気工事士試験合格までの苦難の記録をまとめています。挑戦!還暦から始める資格試験

        ※いかなる損害が生じても当方は一切責任を負いませんので各自の責任において取り付けしてください。 



関連リンク


 

今回、ETC車載器でお世話になりました。 無事、ゲートが開きました。