山行記録
2006年08月05日(土) 晴
コースタイム
駐車場登山口 4:33 → 4:40 馬返し登山口 → 5:17 新旧道分岐(1合目手前)
→ 5:33 一合目 → 5:55 二合目 → 6:03 二合五尺 新旧コース分岐(新コースへ)
→ 6:21 三合目 → 6:40 四合目 → 7:09 五合目 → 7:47 六合目 → 8:20 七合目
→ 8:30 八合目避難小屋 8:35 → 8:45 九合目不動平避難小屋 → 9:01 お鉢 →
9:22 岩手山山頂 9:30 →9:55 八合目避難小屋 10:15 → 10:21 七合目新旧コース分岐(旧コースへ)
→ 10:37 六合目 → 10:50 五合目 → 11:05 四合目 → 11:25 三合目 → 11:34
二合五尺 新旧コース分岐 → 11:50 二合目 → 12:00 一合目 → 12:28 馬返し登山口
→ 12:33 駐車場
昨夜は終業後に会社を出発し22時には馬返し登山口の駐車場に着きお天気祭りを少々行い就寝した、4時起きの4時半出発の予定が少し寝坊したが4時半にはなんとか出発した、朝食は少し歩いてからと言う事にしていた。 駐車場の登山口の立て札の所から歩き始めるが最初はキャンプ場の中を少し上ると鬼又清水と言う湧き水の水場に出る、ここにトイレも有る、水場で水を補給する、この水場は湧き水で冷たく美味しい、水場のすぐ先に馬返し登山口があり、登山口のセンサーの前を人が通るとスピーカーから盛んに登山届けを出して登る様にと繰り返している。 この登山口から登山道になる、二万五全図で見ると比較的等高線が広いゆるやかな登りの様に見えるがそれなりに登りの道だ、40分ほどで分岐が現れる右が新道で左が旧道になる、この分岐は一合目までの道の新旧道分かれの分岐で登るのには右の新道が良いようで大部分の登山者は新道を登っている。 15分ほどで一合目に着くが登山口から一合目まで1時間弱かかる、この調子で頂上の十合目までかと思ったが二合目以降は20分前後(標高差で100〜150m前後)の時間配分で登れる、二合五尺の所で新コース(樹林帯の中)と旧コース(ザレの裸尾根)の分岐になる、雨の時や暑い日差しが有る時は樹林帯の新コースを登りに使った方が良いと思う、6月の七ヶ岳以来の山行なので体が重く徐々に息があがり始め各合目毎に休みを取り足を進める、三合目、四合目、五合目には新コースと旧コースの連絡道がありエスケープが出来る様になっている、五合目を越した当たりから左手に旧コースを登る登山者の姿が見える様になる、七合目で新旧コースが合流し傾斜がグッと緩くなる、八合目には大きな避難小屋が建っていてトイレも有り、小屋の前には冷たい水が流れる水場が有る、暑い日差しの中を登って来た体に冷たい水は何よりのご馳走で喉を潤した後は頭から被り生き返った気持ちになる。 小屋前のベンチで少し休憩を取ったら山頂を目指す、八合目避難小屋の前から九合目に当たる不動平避難小屋が建ち鬼ヶ城コースとの分岐になる不動平を目指す、分岐からは右手の山頂への道に進む。 徐々に傾斜が出て来て火山特有のザレた道になると右と左の分岐になる、ここ岩手山は火口を持つ火山で山頂へはお鉢を廻って行く事になり左から廻った方が距離的には近い、分岐を右に上がりお鉢を廻って山頂を目指す。 登っている途中は晴れて山頂部も見えていたがお鉢に上がってみるとガスが掛かったり切れたりと、展望がスッキリとしないが山頂で記念写真を撮り下山に掛かる、じつは今回約1名が体調不良で8合目避難小屋前で昼寝をして待っているので、いつも体調の良いアタック隊は休憩無しで山頂を目指したのだ、八合目の避難小屋に戻ると冷たい水を頭からかぶり昼メシを一緒に食べる。 ここから全員で下山開始となり体調不良の約1名も調子が戻り下りでは快調になる、登りの体調不良は精神的にたるんでいるのかも知れないと本人は反省している。 七合目からの下りは旧コースを取る、こちらのコースはモロに日差しが当たり文字通り急(旧)コースで有る、自分らの登山開始時間が早かったので今から登って来る人とすれ違うが、暑さと傾斜で大変そうである、登りの登山者を横目に見ながらここを登りに使わずに正解だったと話ながらどんどん下る、こちらのコースにも各合目の標識が付いていて二合五尺で新コースと合流する。 一合目まで下りたところで旧道を下りたが登りには新道を使った方が良い様だ。 下りも汗を流しながらになり登山口のキャンプ場に着くと早速「鬼又清水」で思う存分冷たい水を飲み、頭から冷たい水をかぶり、シャツを脱ぎ体を冷たく濡らしたタオルで拭きすっきりしたところで車に戻る。 時計もお昼を過ぎたところでほぼ予定通りに戻れた、後は途中で腹ごしらえをして一路帰るのみである。
地形図: