Eスポとは…
Eスポとは…

正しくは「スポラディックE層」。
地球と宇宙の間にあるのは?そう、空気ですね。
でもそこに、電波をはね返す「電離層」というものがあります。
またこれは地上側からD、E、Fと言う層になっています。
この「E」の層が、ある条件下でFM放送などの電波をはね返してしまうのです。
(普通は宇宙まで突き抜けて行きます。)
このとき、いつもなら入ってこないはずの遠くの電波が届きます。
これが、ここでいう「Eスポ」です。

「ある条件下」というのは電離層の密度が変わることらしいのですが、
はっきりとは理解していません。ただ、太陽の黒点活動に影響しているようです。
私の経験上、5月から7月の天候が不安定な時に多く出るようです。

このEスポ、じつは世間一般では嫌われています。
それは、ちょうどこの影響を受ける周波数帯にテレビ放送の1〜3chがあたっているため、 遠くからの電波と混信して画面が乱れたりするからです。
それでも私は大好きだもんね!だって楽しいもん!

Eスポ基礎情報
Eスポ基礎情報

Eスポを楽しむに当たっての基礎知識をお知らせします。(ただし、筑後地区限定)

  1. Eスポ対象周波数帯周辺で放送されているローカル局は以下のとおりです。 これはEスポに関係なくいつでも聞けます。
    • 88.6MHz FM山口の宇部局
    • 89.3MHz FM長崎の島原局
    • 89.3MHz FM大分の玖珠局
    • 87.8MHz CrossFMの大牟田局
  2. 場所によっては韓国のFM局がダイレクトに入ってきます。 たとえば佐賀空港の近くとか、周りに何もないところ。
  3. コンディションがよいと、ローカル局なみに入ってきますが、こういうときは混信も多くなります。
  4. コンディションの目安となる放送(パイロット局)は以下のとおりです。
    • 89.7MHzの中国語局は良く入ってきます。
    • 89.1MHzの韓国語局はEスポが弱いときに現れます。
    • 89.1MHzと同時に90.0MHzでも韓国語局が出ることがあります。
    • 88.8MHzで日本語が聞こえたら、FM北海道の函館局です。