園芸に便利な電動ノコギリ

我が家では園芸作業に電動ノコギリが大活躍しています。
毎年、秋、冬になると剪定作業が多くなりますが、 剪定ばさみで切れない木の枝を、燃えるゴミに出しやすいように細かく切るのにとても重宝しています。
10cm程度までの太さの木ならスムーズに切れます。
我が家では木がある程度大きくなったら切ってしまいます。
2階まで届いていた柿の木も、このノコギリのおかげでスムーズに切れました。
(さすがに幹の部分は20cm以上の太さがあるので残っていますが)
先日はコデマリの木を根こそぎ抜いてしまおうと思ったのですが、スコップで掘り起こしても根がしっかり張ってびくともしません。
しょうがないのでこのノコギリの刃先を隙間に入れて一本ずつ根を切ってやっと掘り起こせました。
手が入らなくても刃先が入れば物を切れるので狭い場所ではとても便利です。
今まで写真の後ろに写っているブラックアンドデッカーのモデルを使用していましたが、今回ボッシュのモデルを購入したので両製品を比較してみました。
ブラックアンドデッカーのモデルは旧製品(KS890E-JP)です。
もう長く使っているので新品のボッシュの物と比較するのはハンディかもしれません。
しかし、刃先は現在のモデルの物がそのまま使えますので現行製品です。

○騒音について
ボッシュの方がブラックアンドデッカーよりやや音が小さいような気がします。
両モデルには音質の違いがあり、 ボッシュはいかにもモーターが回っているような高音寄りの音で、ブラックアンドデッカーはエンジンが回っているような低音寄りの音です。
個人的にはそれほど騒音レベルの違いを感じません。これは感じ方に個人差があると思います。

○切れ味
両モデルとも刃先は木用、金属用など数種類ありますが、今回は木材切断用の刃先のみ使用しています。

@〜Bまでの3種類の材木を切断する時間を測定しました。
結果的に両機にそれほどの違いが有りませんでしたので、材料をどの程度の時間で切れるかの目安として測定値を示します。

@ 16秒
A 6秒
B 7秒 

この結果についてはあくまで個人差がありますので参考程度として下さい。
切断の方法は本体を前後方向に動かしながら行っています。

実は個人的にはブラックアンドデッカーの方が早い印象を持っていましたが、ほとんど差が無いのでちょっと意外でした。
きっとブラックアンドデッカーの方が音が軽快なのでそんな印象を持ったのだと思います。
刃先の厚みについては両機ともほとんど変わりませんが、切り始めの食いつきの良さはブラックアンドデッカーです。
ボッシュの方は少し刃が厚いのか?と思うような切れ味の違いがあります。

○不満点
切断作業時にはロックボタンを押しながら起動スイッチを押して動作させますが、安全の為とはいえロックボタンを押しながら切断すると手が疲れます。もう少しジャストフィットする位置にロックボタンが欲しいものです。

○両機による切断面の写真
左がボッシュ、右がブラックアンドデッカーによる切断面です。
フル回転で切断していますので少々荒くなっていますが、両機共無段変速ですので回転を落とせばもっと綺麗に切ることもできます。