デジボーグ 実験室 (フルサイズデジ一眼α900編)
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デジボーグは別売りのカメラ用マウントを買い足すだけで、各カメラメーカーのボディを取り付ける事ができます。
僕はSONY用とCANON用とマイクロフォーサーズ用を持っているので、3社のカメラを使用する事ができます。
自作のバランスプレートを作成したおかげで、重いボディを付けても問題が無くなったので、一度やってみたかったα900のデジボーグをやってみました。ついでにDMC-G1との比較も行いました。
通常はこの手の写真の場合、軽くシャープをかけますが、ここでは実際の写りを見て欲しかったのでノーレタッチです。
トップの写真のみ軽くシャープをかけてあります。

同率縮尺でのDMC-G1とα900のイメージ比較(被写体までの距離6m)
Panasonic DMC-G1 RAW
Sony α900 RAW
上記の2枚はDMC-G1とα900の同率縮尺(1/10)でのイメージ比較です。
さて、α900の方はさすがフルサイズです。画面の四隅の周辺光量の低下がはっきり分かります。(笑)

等倍でのDMC-G1とα900との比較

DMC-G1

α900
上記の2枚は等倍での両機の比較です。ノイズと解像感に関してはα900が優勢です。画像はまったくのノーレタッチです。

α900等倍サンプル
上記の画像の一部をそのまま保存してあります。画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
総括
DMC-G1とα900を比較すると、やはり画質的にはα900の方が上です。ただしDMC-G1は焦点距離が2倍になるのでその分大きく撮れます。被写体をα900と同じ大きさにすると縮小する事になるので、そうなるとあまり画質的には差が無くなります。ミラーショックが無い事も同様です。撮っていて軽快なのはやはりDMC-G1でした。
α900で撮っていると、シャッター音が大きいので鳥が敏感に反応します。
それにしても、この値段でしかも開放でこれだけ写るのですからBORGは侮れません。