SONY、CANONマクロレンズ対決
コラムコーナー最初のお題はマクロレンズ対決です。
本来なら同じボディで比較するべきですがマウントが違うのでカメラボディを含めた描写比較です。
対決して雌雄を決するという事ではないのですが、カメラがデジタルになって、ボディによる画質の差というものを感じるようになりました。
同じような構成でどのように画質が違うのかとても気になっていたので、先日購入したCANONのEOS40Dの購入と同時購入した100mmマクロレンズとSONYの100mmマクロレンズを使い比較をしてみました。
どちらのボディも1000万画素機なので比較には好都合でした。
ただ、どちらのカメラもAPS-Cサイズの撮像素子なので、35mm換算でSONYが1.5倍、CANONが1.6倍なので、同じ大きさになるようにカメラの位置を微調整しながら撮影した為、画像は微妙にずれています。

撮影条件は以下です。
1.ホワイトバランス AWB
2.ISO 100
3.画質モード α100(スタンダード)、EOS40D(ニュートラル)
4.絞り優先 F2.8、F4
EOS40D
EF100mmF2.8マクロ USM
α100
100mm F2.8 Macro
F2.8 1/20秒 F2.8 1/30秒
F4 1/10秒 F4 1/15秒
F2.8(-1/3露出補正) F2.8(-1/3露出補正)
F2.8 ヒストグラム F2.8 ヒストグラム
ホワイトバランスは実際の使用状況に合わせオートで行いました。
両方の画像を本物と比べてみるとEOS40Dが若干マゼンタ寄り、α100が若干赤寄りです。
背景で比べると分かりやすいですが、EOS40Dの方が若干明るめに写ります。
特に背景の色を比べると両機の違いが分かると思います。
しっとりしたα100に対してメリハリの効いたEOS40Dという感じでしょうか?
EOS40Dでの背景のボケはEOS10Dに比べると良くなったように感じましたが、相変わらずファインダーで見たイメージと実際の画像でのギャップは存在します。
このテストはあくまでボケ具合を見る為に行いました。
色合いについては画質モードで変化するので、あくまで参考として下さい。

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