フォトアルバムを自分で作ろう!
と思い、製本キットをいろいろ探しました。
使っているプリンタが顔料インクなので、顔料インク対応の物という事でサンワサプライの「手作りアルバム製本キット・2L版」という製品が見つかりました。

使用したプリンタはエプソンのPM−4000PXです。
表紙にはコットン製の布シールを使用します。
染料系、顔料系インクで両面印刷が行える用紙20枚、その用紙を両方からサンドイッチにして、表紙に貼り付ける見返しというシール付きの用紙が2枚入っていました。
それから用紙を接着する製本のりが付いていました。
● 製本の手順
(1) 表紙のデザイン・印刷をします。
・WORDのテンプレートがあるので、それをダウンロードしてきます。
テンプレートがあれば適当な画像をテキストボックスに挿入するだけですので、表紙作成にはテンプレートの使用をお勧めします。
ただ、用紙がコットン製なので色は薄めになり、少しぼやけた雰囲気になります。
(2) 写真の印刷
・20枚40ページ分の印刷を行います。
最初に奇数ページ、次に印刷の終わった奇数ページの裏に偶数ページを印刷していきます。
これもWORD用のテンプレートがあります。
ただ、印刷の手順を間違えないように配慮した為か、10ページ毎に4つのテンプレートがあり、わずらわしいので僕はWORD用のテンプレートを使わないでPhotoshopでページを作成して印刷を行いました。

正直言って印刷には手間取りました。(^_^;)
最初の面はもちろんスムーズに印刷できるのですが、裏面の印刷時に印刷の最後で用紙がひっかかってしまい汚れてしまうというトラブルがたまに起きました。印刷後1時間以上おいて印刷したのですが、やはりインクのせいで紙が波打ってしまったようです。
純正の絹目用紙のように厚くなくペラペラの用紙なので充分乾燥させる必要があるようです。
用紙の厚さ設定のレバーを少し広げたらなんとかうまく行きましたが(^_^;)
予備にもう1セット買っておいて良かったです。
(3) 表紙の作成
・印刷した表紙に型台紙というボール紙のような厚い紙を貼り付けます。
そして表紙の余白部分を折り込んで型台紙を包みます。
この手順は非常に簡単です。
これでしっかりした表紙が出来ました。
(4) 写真ページを重ねて製本します。
・写真ページをズレないように重ね、それを見返しというシール付きの用紙でサンドイッチします。
この時、見返しのシール面が外側になるように注意して下さい。
・全てのページがずれないようにクリップ等で固定し、背の部分に製本シールを塗りたくります。
(5) 写真ページと表紙との結合
・見返しのシールをはがして、表表紙、裏表紙に貼り付けます。
これで写真ページが表紙に結合され製本が完了です。
写真ページには少し余裕があるのであと20ページくらいはページを増やせそうです。
ただし、製本セットのパーツの別売りをしていないので、両面印刷用の用紙を調達する必要があります。
作成例

という事でFuku Gardenのアルバムができました。(笑)
もちろん真面目に作りました。
どうしようかな?
1部\3000でいかがですか?
冗談ですが。(笑)
このキットを使ってみて

・実売1800円程度でここまで製本できるので良くできています。
・PM-4000PXで印刷する場合MC画材用紙というのがちょっと悲しい。純正の絹目用紙が両面使えたらねえ〜
・用紙が薄くて両面印刷時に前述のトラブルが発生。(これはプリンタによって違うかもしれないが)
ついでにもう少し白い用紙にして欲しい。
・パーツをセットでは無く別売りにして欲しい。



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